落書き帳

日記
思いついたこといろいろ
   (`・ω・´)

旧朝香宮邸(庭園美術館)

2006年09月09日 | 旅・ポタリング
赤坂御用地を後にして、次に向かったのは白金台にある東京都庭園美術館へ。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/



昭和8年竣工で、当時の流行であったアール・デコ調の建物であり、建物そのものが美術館であり展示物です。
アール・デコって言うのは直線を組み合わせた様式で、反対にアール・ヌーボって言うのは曲線的らしいですわ。でも、車寄せには左右に狛犬がいたりして、和洋折衷なんでしょうか、ちょっと違和感がありました。

さて、朝香宮の鳩彦王って言う人は、どうやら香淳皇后(昭和天皇の奥さん)の叔父さんみたいです。
で、奥さんの允子(のぶこ)さんは、明治天皇の皇女だって。
旧皇族って宮家が多いし皇族同士で結婚してるから系統図見ててもさっぱりわからなくて、今、こうして書きながらいろいろ調べてたりします(笑)

しかし、この允子さんの写真も館内にあったけど、決して美人とは言えないお顔立ち。お召し物も舶来っぽいモダンなドレスを着ているんだけど、大きい声じゃ言えないけど、全然似合ってないです。。。


玄関です。正面にはすりガラスに天使みたいなレリーフが。

これ、扉だって。なんて贅沢な

で、最初に通される応接間が今回新規に公開された部屋です。
当時、どんな人がここに通されたんでしょうかね。


こちらは大客室。
宮様とお客さんが談話したりする部屋でしょうか。

奥に見えている青い置物がある部屋が大食堂です。
南向きで明るく、装飾もなかなか素敵でした。

小食堂はなぜか著作権のからみで写真撮影は禁じられてました。テーブルに食器がセットされていたので、そのコーディネートに著作権があるんでしょうかね。謎です。

まあ、このあと2階へ回って寝室やら書斎やらあったわけですが、なんだかどの部屋も陰気臭い(笑)
しかも北側の部屋なんか薄暗いし湿っぽい感じだし。これは冬は相当寒かったんじゃないのかなぁ、なんて思ってたら、それっぽいことが書いてあった。
やっぱり日本には日本の風土にあった建物が一番なんじゃないですかね。


買い求めたチケットがお茶と入場券がセットになったものだったので、庭園を出たところにあるカフェで「緑茶セット」を。これで200円だからまあお得でしょうかね。

ここまでに相当歩いたので、白金台から都バスで東京駅へ出ることにしました。
次の目的地は日本橋三越です。秋篠宮一家の写真展が親王殿下誕生記念として開催されているので、それを見に行きます。

コメント (4)
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