落書き帳

日記
思いついたこといろいろ
   (`・ω・´)

江戸小紋

2007年10月16日 | 和裁
昨日仕立て上がった着物が江戸小紋だったんですけどね。
鮫小紋は江戸小紋の中でも割とポピュラーですが、ちょっと調べてみると面白いことがわかりました。そもそも江戸小紋の文様は江戸時代の大名の裃の地紋だったようです。で、大名ごとに文様が決まっていて、「鮫」は紀州藩徳川さんが使っていたようです。
ちなみに鮫小紋って言うのはこれ。

鮫小紋は背に家紋を入れれば色無地と同格になるのもこんな経緯があってのことなんですね。

で、話は戻りますが、今回の江戸小紋は珍しい文様で、

一見、なんてことのない模様ですが、よーく見てみると何か見えてきませんか?
アップ画像↓


「子」って字がありますよね。
そう、この反物、十二支の文字が文様として染められてるんですよー。なかなか粋なことしますよね。「子」の上には「午(うま)」・「未(ひつじ)」があります。

他の干支、探せますか?w


コメント (5)
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