沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

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「沖縄南部の遺骨土砂を新基地の埋めたてに使うな」の防衛省交渉

2024-02-07 12:13:09 | 日記

 2月6日、衆議院第一会館で「沖縄南部の遺骨の入った土砂を新基地の埋めたてに使うな」の防衛省交渉に参加しました。ガマフヤーの具志堅さんや北上田さんはじめ、遺族の方々や防衛省交渉への賛同団体など100人以上の参加者で会場は満杯でした。
 はじめに「戦没者の遺骨の入った土砂を新基地の埋め立てに使うな」の64688名の署名を防衛省職員に手渡しました。「犠牲者の遺骨の入った土砂は使わないとの回答をもらうために今日は沖縄から来ました」との具志堅さんの発言ではじまりました。しかし、防衛省は「苦難の沖縄の歴史を踏まえ、誠心誠意取り組んでいく」と答えるばかりで「遺骨の入った土砂は使わない」と決して言わない!土砂には防衛省自身が「黒石岩ズリ」を使うと申請書に書いているが、沖縄南部の石灰岩は「白石岩ズリ」である。防衛省自身が矛盾しているのではないか。「土砂調達」ははっきり場所を書くべきだが、防衛省ははっきり場所を書いていないなど矛盾だらけ。また最後に、今、問題になっている海上ヤードの環境保全の事前協議について「2年も海中に土砂を投入し続ける海上ヤードを本当に撤去できるのか。撤去は不可能であり、事前協議の対象である。県も事前協議を要請しているのにこたえるべきではないか」など追及。防衛相はまともに答えることなくのらりくらり。会場からヤジが飛びました。「南部の土砂には、米軍人220名の行方不明者もふくまれるが、承知しているのか」の質問にも全く答えられず、この件は質問事項にないなどと逃げ口上であった。12時から14時までの交渉だったが、1時間近く大幅にオーバーして、次回までにちゃんと答えるようにと要請して終了しました。(白石岩ズリは、沖縄本島南部の石灰岩で、北部と違って柔らかい。北部のは古く、南部のは新しい石灰岩だそうです)


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