愛知県春日井市の県営名古屋空港の南西側、旧国際線ターミナルを改装したエアポートウォーク名古屋に隣接した場所に2017年11月にオープンした『あいち航空ミュージアム』。
今日はオープン3ヶ月後に訪れた時の記録です。
愛知県は国際戦略総合特区『アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区』に指定され、名古屋空港周辺には三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所や三菱航空機のMRJ最終組み立て工場、宇宙航空研究開発機構(JAXA)名古屋空港飛行研究拠点などがあります。
入場券が搭乗券になってるのが面白いなぁ
ミュージアムの展望デッキから撮影した航空自衛隊小牧基地 第一輸送航空隊 第401飛行隊に属するC-130H輸送機。
第一航空輸送隊は各国の自然災害被災地への国際緊急援助空輸隊として派遣されたり、イラク復興支援ミッションに派遣されたりと、我が国の人道支援や和平活動に欠かせない部隊となってます。
館内2階にある名機100選コーナーでは、航空機の説明パネルや国内外の様々な飛行機の精巧な模型がたくさん展示されていて見応えがありました。
1階は実機の展示スペースになってます。
写真は三菱重工業と米国現地法人の三菱アメリカ・インダストリー社が製造した双発のビジネスジェット機MU-300。
1978年が初飛行で、計101機が生産されました。定員は11座席で、現在も現役で活躍しているビジネスジェットです。
零式艦上戦闘機 五十二型甲
最も多く生産された五十二型零戦の中で武装や装甲を強化したのがこの五十二型甲です。
完全なレプリカかと思っていたら、1983年にミクロネシア連邦ヤップ島で発見された機体をレストアしたもので、その製造番号から、名古屋の三菱重工大江工場で終戦直前の1944年に生産された三菱4708号機で、およそ40年ぶりに帰ってきました。
そして、実機展示の目玉がこのYS-11旅客機。
第二次世界大戦後、GHQによって航空機メーカーは解体され、しばらく航空機の製造が禁止されていましたが、1952年のサンフランシスコ講和条約の発効を機に国産旅客機製造計画がスタートしました。
半官半民の日本航空機製造が開発・製造した双発ターボプロップエンジンのYS-11は戦後に初めて国産メーカーが開発した待望の旅客機となりました。
1964年には全日空にリースされたYS-11が東京オリンピックの聖火を日本へ空輸し、日本国民に国産航空機復活をアピールしました。その翌年には定期航路便用の機体として就航しています。
展示してあるYS-11は航空自衛隊美保基地第3輸送航空隊で1965年から運用していた要人輸送機YS-11P(機体番号52-1152)で、2017年5月に鳥取の美保基地から小牧基地までラストフライトした後、お色直しなどを経て、ここに納められました。
日本を代表する名機と言っても過言ではありませんね
シュミレーターで遊べる「職業体験コーナー」は開館と同時に整理券が配布されるそうなので、体験してみたい方はお早めに!
館内にあるグッズショップのFun Blade。
様々な航空機グッズや自衛隊グッズ、お菓子などが販売されていて、確か自衛隊ヘリをデフォルメしたミニチュアモデルなどを買いました 精巧なモデルは値段が張って、ちょっと手が出ませんでした
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飛行機に搭乗したのかとびっくりしました‼️
入場券だったんですね😀
こんにちは。
いつもありがとうございます。
さすがに今は乗れません(笑)
早く、色んなところ行きたーい!