釣友のK君がぎっくり腰になったので、Sさんと二人で竿納めに和歌山の筏に行きました。
阪和道の紀見峠の気温計は-2度でした。
寒いです。
筏に乗って、第一投。
ヌカを握る手が、寒いを通り越して痛いです。
案の定、餌のオキアミがそのまま残ってきました。
この時期の釣りは、これが当たり前です。
続いて二投目。
ダンゴが割れて餌を流していくと、手元までアタリが伝わってきました。
そんなに大きくはありませんが、まあまあの獲物の手応えです。
上がってきたのは、30センチ弱のシマアジでした。
開始早々にお土産になる魚が釣れたので、一気に期待が大きくなりました。
でも、その後はオキアミも丸エビもカキも、残ってくる状態が続きました。
隣で竿を出すSさんも同じです。
借りた練炭でお湯を沸かしてカップラーメンを食べて、昼寝をしました。
30分ほどまどろんで、目を覚ますと、隣の筏の釣り人の竿が曲がっていました。
石鯛が釣れたそうです。
うらやましい。
竿納めは磯にすればよかったかなと後悔しながら釣りを再開すると、
ダンゴが途中で割れてしまって、
そのまま流していくと、30センチほどの良型のアジが釣れました。
Sさんもアジが掛かって竿を曲げています。
でも、後が続かず、沈黙の状態が続きました。
4時前になって、あと1投か2投で今年の釣りも終わりだなと思っていると、
ガツンとアタリが。
竿が大きく曲がりました。
チヌ真鯛か、それとも石鯛か?
強烈な引きに耐えて水面まで上げた魚は
・・・ボラでした。
最後の最後にまたお前か!
でも、僕はシマアジ1匹にアジ2匹。
Sさんはアジ3匹の魚が竿を曲げてくれたので、
上々の竿納めです。
今年も楽しい一年を過ごせたことを感謝。
来年も良い年でありますように。
もう、シーズンンが終わりだなあと思いながらも、石鯛釣りに行きました。
風が強かったので、地方の風裏になる磯に下してもらい、釣りを始めました。
今回、仕掛けに工夫をしています。
撒き餌用のウニダンゴをつけれるようにラセンをつけました。
ウニダンゴをつけるとこんな風に。
仕掛けを投げても外れません。
遊動仕掛けのオモリにも、ラセンをつけています。
仕掛けを回収してみると、餌がそのまま残ってきました。
水温が低くなっているのでこんなもんでしょう。
覚悟していた通りです。
15分に1回餌を打ち返し
年老いてきた母親のことや
高校と就職の試験が控えている子供たちのことや
うっとおしい仕事のことなど
ネガティブなことは頭から追いやって、
次の日本一周の旅の計画や、
来年の釣りのことなど
ポジティブなことに思いを描いて、
まったりとした時間を過ごしました。
時計を見ると、9時30分です。
弁当舟がやってきたので、弁当を食べて磯に寝転がりました。
ぽかぽかとした陽気と磯を叩く波の音に包まれて、
ウトウトしてると、船頭がやってきて、
アタリが無いなら磯替わりしようか
と勧めるので、沖磯に移動しました。
後半戦は沖磯で、
こちらでは細かいアタリが竿を揺らすものの、
舞い込むようなアタリはありませんでした。
ボウズを覚悟していると、
まったりとした時間が過ごせて、
いいもんですね。
釣り具店のバーゲンセールで、石鯛竿受を見つけました。
価格は1,995円。
10%引きだったので、2千円を切る価格です。
高いものだと数万円はする石鯛竿受の中では、ダントツに安いです。
なぜこんなものを買ったのかというと
自作石鯛竿受2号機を作った時、ピトンとつなぐ部品を1号機から移したので、
1号機は使えない状態でした。
ということで、この石鯛竿受を使って、1号機を再び磯で活躍できるようにしました。
買った石鯛竿受の竿受け部分を切断し、
台座に穴を開けて1号機をボルトで固定しました。
ついでに折りたためるように改造も施しています。
5mm厚のアルミ板の端材があったので、
1号機を真っ二つに切断して、間に関節をつけました。
コンパクトにたためるようになったので、
竿を2本出すときは、2本とも自作竿受けでいけます。
またもや釣友のSさんと和歌山の磯に行きました。
今回は僕もSさんに合わせて、上物のグレ狙いです。
上がった磯は、前回、石鯛を釣った磯です。
なんとなく期待が持てそうです。
少々風が強いものの、天気は良くて、良い釣ができそうです。
釣りを開始して早々、手のひらサイズのグレが掛かってきました。
もう少し大きければ、持って帰るところですが、小さすぎるのでリリース。
その後はあたりが無くなったなあと思ったら、
竿先までくるアタリがあって、ウキごと仕掛けを取られてしまいました。
気を取り直して仕掛けを作り直し、仕掛けをなじませていくと、
またもや強烈なアタリ。
何とか魚を浮かせて玉網に収めたのは、サンノジでした。
引きが良くて期待させるだけに質の悪い外道です。
その後もアタリがあるとサンノジで、5匹も釣ってしまいました。
ウキも2個ロスト。
一方、Sさんはサンノジやイスズミに悩まされながらも、30センチクラスのグレを2匹上げていました。
うらやましいです。
同じ撒き餌、
同じ刺し餌でやっているのに、この差は何でしょう?
まあ、人生でも同じことをしてても差が出ることは多々あるので、
仕方がないですね。
次、頑張りましょう!
先週は久しぶりに石鯛を釣っていい思いをしたので、また釣りに行きたくなりました。
うちの嫁さんはイカが好きです。
イカを釣ってこようかというと、行ってもいいよと許可が出ました。
ということで、愛する嫁さんのためにアオリイカを釣るべく、和歌山の磯に向かいました。
アオリイカは餌木で釣ります。
でも、餌木をしている間に、ウニを投げておいたら石鯛が釣れるかもしれないということで、途中の餌屋でウニを買って、先週と同じ渡船に乗り込みました。
先週はウニがそのまま返ってくることが多かったので、今回は竿を2本出すことにしました。
一本はいつも使っている石鯛専用竿、SIMANOの極翔石鯛。
もう一本はバイクで地磯用に遠投竿を石鯛竿に改造した、豪腕(改)です。
実はこの竿、まだ魚を釣ったことが無いのです。
今日こそは魚の引きを味あわせてやりやいです。
石鯛仕掛けの竿を二本投入してから、餌木を投げてみましたがイカの気配がありません。
ウニは小さなアタリがあって、齧られます。
魚の活性は高いようです。
釣り始めて一時間半ほどした8時半、極翔石鯛がいきなり舞い込みました。
何度かの締め込みのあと、上がってきたのは先週よりも大きな石鯛です。
ここは男らしく、一気にごぼう抜きをしようとしたら、なんと針外れ。
大物石鯛は海中に消えていきました。
無理をせずに玉網ですくえばよかったと後悔しましたが、後の祭りです。
その後は大したアタリもなく時間は過ぎていき、10時過ぎに弁当舟がきました。
弁当を食べた後は昼寝をし、
30分ほどして目を覚ますと、豪腕(改)の穂先が曲がっています。
何だろうと仕掛けを回収しようとすると、何にかが掛かっています。
もしかしたら石鯛?
と思って巻いていくと、姿を現したのはアオブダイでした。
豪腕(改)で初めて釣った魚が、アオブダイとは・・・
しかも昼寝の最中…
その後も餌取りがウニを齧るという状況は変わらなかったのですが、12時過ぎに豪腕(改)の穂先が舞い込みました。
ついに本命が来たかと期待したのですが、なにやら茶色い魚が上がってきました。
玉網ですくうと、いきなりサッカーボールのように膨れました。
フグのようですが体に針が生えています。
ハリセンボン?
何だ、お前は?
豪腕(改)は、変な魚ばかり掛けてくれます。
朝一の石鯛を逃したのが痛かった。
今日はこれで終わるのかなぁ
と後悔していると、極翔石鯛の穂先にアタリが。
餌取りのアタリと違って、力強く穂先を叩きます。
何度か穂先を叩いた後、竿が軽く舞い込みました。
これは!
と思ったのですが、穂先がもとに戻ってきました。
そしてまた、穂先を叩いた後に竿が軽く舞い込んでは戻ります。
舞い込みそうで中々舞い込みません。
まだエサがあるかな?
とやきもきしてると、
ついに穂先が海に刺さるぐらい舞い込みました。
思いっきりアワセを入れ、
何度かの締め込みを耐えて、
今度はちゃんと玉網を入れて、
40センチの石鯛を釣り上げました。
朝の物よりも小ぶりですが、
朝は目の前で逃しているだけにこの一匹は格別です。
なんだかんだと色々な魚を釣って、楽しい一日でした。
そうそう、大本命のアオリイカは、残念ながらボウズでした。
ごめんね、嫁さん。