ホテルの窓をのぞくと、雲が空を覆っていましたが、TVの天気予報は晴れということです。
国東半島は国道213号線がぐるっと一周していますが、海の近くを走りたいので、灌漑地の堤防の上を走ることにしました。
しばらく走っていると、前方に犬の群れがいました。
けっこう大きな黒犬が、何匹も放し飼い状態です。
飼い主の姿が見えたのですが、怖いので堤防から降りて、国道213号線に入りました。
国道213号線の真玉海岸は、日本一の夕日が見れるそうですが、今は朝で、天気は曇り、残念です。
長崎鼻リゾートキャンプ場の中には、行者洞穴という、岩に穴が開いたところがありました。
同じようなものを四国でも見たなあと思いながらも、見学をしました。
「道の駅くにみ」を少し行ったところに、「国見ふるさと展示館」というところがあったので、立ち寄ってみました。
渡り廊下のある大きな古い屋敷で、敷地が千坪もあるそうです。
天井の梁は、それ一本で普通の家が立てれそうなぐらい、太い物でした。
僕の近所の古い家も、同じような太い梁が通っていました。
懐かしい感じです。
しばらく走ると、国東半島サイクリングロードがありました。
ところどころで途切れていうのですが、海に沿って続いており、追い風ということもあって、軽快に走ることができます。
富来というところに、「マネーきネコ」というのがありました。
微妙に恐ろしい顔の猫が抱いている小判に石ころをいれると、
後ろのくじに転がり込みます。
僕の運試しは、「吉」でした。
すぐ近くには、「願い橋叶い橋」がありました。
この名前の橋を渡るのは、二度目ですね。
「道の駅くにさき」で、名物の太刀魚料理を食べようと思ったのですが、7組も並んでいたのであきらめて、隣の日本一のダンゴ汁を食ることにしました。
値段も500円とリーズナブルで、具がたくさん入っていて、甘みのある白味噌仕立てのだんご汁は、その名に恥じず美味でした。
突然大きな爆音が聞こえたので振り向くと、飛行機が飛びったっていきました。
大分空港です。
Bromptonと飛行機のツーショットを撮ろうとカメラを構えていたのですが、なかなか飛行機が飛び立ちません。
ちかくにいたマニアの男性に尋ねたら、次の飛行機は30分後だそうです。
あきらめて滑走路とBromptonの写真を撮り、先を急ぎました。
それまでの追い風が、国東半島の先を回ると向かい風にかわりました。
向かい風のときは、半島を回っても追い風に変わらないのに・・・
追い風のときは風向きが変わるのだなと、ぼやきながら臼杵城にたどり着きました。
臼杵城は小高い丘の上に立っていて、武家屋敷は別の小高い丘の上にあります。
Bromptonではとても登れないような坂道で、ここに住んでいたお武家さんは、通勤が大変だったと思います。
せっかく別府に来たのだから、一つぐらいは地獄を巡ろうと、「血の池地獄」に向かいました。
「血の池地獄」には、何度か車で来ているのですが、こんなに坂を登るとは、思いもしませんでした。
やっぱり車は偉大ですね。
ついでに温泉に浸かろうと、別府駅近くの竹瓦温泉に行きました。
古い木造の建物で、道後温泉を思い出しますが、規模はかなり小さいです。
入浴料は100円です。。
浴場は湯船だけで洗い場がありません。
湯船からお湯をすくって体を洗ったのですが、石鹸が全然泡立ちません。
それでも別府の温泉の湯は、自転車を漕いで疲れた足をほぐしてくれました。
27日目 |
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走行距離 |
121.1km |
(GPS計測) |
総走行距離 |
2,589.0km |
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交通費 |
14,180円 |
(別府~自宅) |
合計 |
14,180円 |
※経費には食事代やお土産代は含んでいません。