折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

日本一周27日目 2011年10月23日 大分県 豊後高田~大分県 別府

2011年10月30日 | 日本一周


ホテルの窓をのぞくと、雲が空を覆っていましたが、TVの天気予報は晴れということです。


国東半島は国道213号線がぐるっと一周していますが、海の近くを走りたいので、灌漑地の堤防の上を走ることにしました

しばらく走っていると、前方に犬の群れがいました。
けっこう大きな黒犬が、何匹も放し飼い状態です。
飼い主の姿が見えたのですが、怖いので堤防から降りて、国道213号線に入りました。

国道213号線の真玉海岸は、日本一の夕日が見れるそうですが、今は朝で、天気は曇り、残念です。


長崎鼻リゾートキャンプ場の中には、行者洞穴という、岩に穴が開いたところがありました。
同じようなものを四国でも見たなあと思いながらも、見学をしました。


「道の駅くにみ」を少し行ったところに、「国見ふるさと展示館」というところがあったので、立ち寄ってみました。
渡り廊下のある大きな古い屋敷で、敷地が千坪もあるそうです。


天井の梁は、それ一本で普通の家が立てれそうなぐらい、太い物でした。
僕の近所の古い家も、同じような太い梁が通っていました。
懐かしい感じです。


しばらく走ると、国東半島サイクリングロードがありました。
ところどころで途切れていうのですが、海に沿って続いており、追い風ということもあって、軽快に走ることができます。

富来というところに、「マネーきネコ」というのがありました。

微妙に恐ろしい顔の猫が抱いている小判に石ころをいれると、
後ろのくじに転がり込みます。

僕の運試しは、「吉」でした。


すぐ近くには、「願い橋叶い橋」がありました。
この名前の橋を渡るのは、二度目ですね。


「道の駅くにさき」で、名物の太刀魚料理を食べようと思ったのですが、7組も並んでいたのであきらめて、隣の日本一のダンゴ汁を食ることにしました。

値段も500円とリーズナブルで、具がたくさん入っていて、甘みのある白味噌仕立てのだんご汁は、その名に恥じず美味でした。


突然大きな爆音が聞こえたので振り向くと、飛行機が飛びったっていきました。
大分空港です。

Bromptonと飛行機のツーショットを撮ろうとカメラを構えていたのですが、なかなか飛行機が飛び立ちません。
ちかくにいたマニアの男性に尋ねたら、次の飛行機は30分後だそうです。
あきらめて滑走路とBromptonの写真を撮り、先を急ぎました。


それまでの追い風が、国東半島の先を回ると向かい風にかわりました。
向かい風のときは、半島を回っても追い風に変わらないのに・・・

追い風のときは風向きが変わるのだなと、ぼやきながら臼杵城にたどり着きました。

臼杵城は小高い丘の上に立っていて、武家屋敷は別の小高い丘の上にあります。
Bromptonではとても登れないような坂道で、ここに住んでいたお武家さんは、通勤が大変だったと思います。


せっかく別府に来たのだから、一つぐらいは地獄を巡ろうと、「血の池地獄」に向かいました。

「血の池地獄」には、何度か車で来ているのですが、こんなに坂を登るとは、思いもしませんでした。
やっぱり車は偉大ですね。


ついでに温泉に浸かろうと、別府駅近くの竹瓦温泉に行きました。
古い木造の建物で、道後温泉を思い出しますが、規模はかなり小さいです。
入浴料は100円です。。
浴場は湯船だけで洗い場がありません。
湯船からお湯をすくって体を洗ったのですが、石鹸が全然泡立ちません。
それでも別府の温泉の湯は、自転車を漕いで疲れた足をほぐしてくれました。

27日目
 走行距離  121.1km(GPS計測)
 総走行距離 2,589.0km
 出発時間  07:20 (豊後高田)
 到着時間  16:40 (別府)
 走行時間  9時間20分
 平均速度  13.0km/h


日本一周26日目 2011年10月22日 福岡県 小倉~大分県 豊後高田

2011年10月24日 | 日本一周

 

出発に備えて自転車の点検をしていたら、後輪の空気が抜けていました。

チューブを外して洗面器に張った水につけてみると、1秒間に泡が一つ出るほどの、小さな穴が開いていました。

「パンク防止ライナー」の効果がなかったのか、そのおかげで小さな穴で済んだのか、判断しかねるところです。

小倉の駅に着くと、天気予報に反して、少し晴れ間がのぞいていました。

普段の行いが良いからでしょうか?

 

まずは、九州最北端の地を目指して、西に進路をとりました。

右手、海峡を挟んで対岸に、前回登った「海峡ゆめタワー」が見えます。

左手には門司港レトロの煉瓦造りの建物が見えます。


前回、参拝した九州最北端の鎮守「和布刈神社」や「関門人道トンネル」を通り過ぎて、たどり着いたのが九州最北端の地です。

色々調べたら九州最北端は、埋め立て地の先にあるそうです。

 

 ナビに従って埋め立て地の奥深く走っていくと、ゲートが道をふさいでいました。

この先が最北端ですが、これ以上は立ち入り禁止で進めません。

なんともすっきりしない最北端です。

とりあえず写真を撮って県道に引き返そうとしたら、雨が降ってきました。

やっぱり普段の行いが悪いのでしょうか?
  

そのあとは雨が降ったりやんだりで、ポンチョを着たり脱いだりを繰り返しながら走りました。

100円ショップで見つけたポンチョが、薄くてかさばらないので良いと思って買ったのですが、風にばたついて、とても走りにくいです。

国道10号線も交通量が多くて走りにくく、県道にそれては国道に戻ることを繰り返しながら、中津城にたどり着きました。

 

 この城は享保2年に徳川家康の曾孫にあたる奥平昌成が入城し、江戸時代の終わりまで奥平家が城主を務めたそうです。

 

中津城のマスコットは「おっくん」です。

僕のokkunというニックネームは、高校の時から30年以上使ってますが、奥平昌成は300年前の人だから、彼の勝ちでしょうか?

 

せっかく同じニックネームなので、記念になにかグッズを買おうと思いました。

バッチが手ごろな値段だったので、「僕のニックネームもおっくんなんですよ」とお店の人と話しながら購入しました。

バックにでも着けようかなと、考えています。

 

近くには福沢諭吉の旧宅がありました。
1万円札で顔は知っていますが、この辺りの出身とは知りませんでした。

これを機に、諭吉さんと仲良くなれたら良いのですが。

 

宇佐市の県道を走っていると、から揚げ屋さんが目につきました。
小腹が空いたので入ってみると、100グラムで160円です。
お店の人に聞いてみると、100グラムで2個ほどだそうです。
目の前でから揚げを揚げている間、店の中を見回していると、「から揚げ専門店発祥の地」と書いてありました。
この辺ではから揚げが人気みたいで、揚がるのを待っている数分の間に、何件も注文の電話が入っていました。
県道沿いにも何軒もから揚げ屋さんがあります。本当にこの辺の人は、から揚げが好きなのですね。


豊後高田市には、昭和の町というところがありましたが、着いたのは5時を回っていたので、資料館は閉まっていました。


早々にホテルにチェックインして、明日の英気を養うことにしました。

26日目
 走行距離  117.2km(GPS計測)
 総走行距離 2,467.9km
 出発時間  09:15 (小倉)
 到着時間  17:50 (豊後高田)
 走行時間  8時間35分
 平均速度  13.7km/h