僕が筏釣りで愛用しているリールは、シマノのセイハコウSP RC83で、去年の誕生日に子供たちからプレゼントしてもらったものです。
先週の釣りで、魚に海に引き込まれ、水没してしまいました。
なので、メンテナンスをすることに。
とはいっても、ハンドルノブと本体のカバーを外しただけです。
あまり分解するともとに戻せなくなるかもしれませんからね。
古いグリスや汚れをパーツクリーナーで吹き飛ばして、グリスアップして完了です。
セイハコウよ、今度はチヌを釣ってくださいね。
今回の筏釣りは、K君とSさん、Sさんの息子さんの4人です。
K君とは、コロナの影響で今年初めて一緒に釣りをします。
いつも通りダンゴを3個打って釣りの開始、今日は久しぶりにアケミ貝を買いました。
しかし、今日は魚の活性が低く、オキアミは残ってくるし、サナギとコーンは見向きもされない。
アケミ貝も無反応です。
アケミ貝は千円ちょっとしたのに、無駄な出費だったのか・・・
釣りを始めて2時間たって、アケミ貝を半貝にしてトイレに行って、Sさんの息子さんとしゃべっていると、K君の叫び声が聞こえました。
振り向くと、僕の竿が海中に引き込まれています。
尻手ロープを手繰り寄せ、竿を手に取ると、魚がのっています。
何が掛ったのかとリールを巻いていくと、
30センチ弱のヘダイです。
その後もヘダイを何匹か掛けたのですが、潮が流れてきて、筏のロープが僕の釣り座の下に来て、根掛かりが頻発します。
釣り座を移動すると、もぞもぞとした前アタリの後に穂先を抑え込むアタリが出ました。
首を振る手ごたえは本命のチヌっぽいです。
しかし、痛恨のばらし、仕掛けを回収すると、チモトのあたりで釣り糸が切れていました。
針の結びが甘かったのか、ハリスに傷がついていたのか、悔やまれる一匹です。
結局、それ以降も良いアタリはなく、アケミ貝でヘダイを5匹釣って納竿となりました。
SさんとSさんの息子さんはアイゴを1匹ずつ、K君はヘダイを1匹。
Sさんの息子さんには、僕のヘダイを2匹プレゼントしました。
天気も良く、釣友との久しぶりの釣りは楽しかったのですが、あの一匹が悔やまれます。
長男が島根県に転勤になって、早くも一か月が過ぎました。
元気にしているだろうかと、奥さんと一緒に様子を見に行きました。
久しぶり会った長男は、元気そうにしていて、ホームシックに罹った様子もなく、一人住まいを満喫しているようでした。
長男と会って少しおしゃべりしてから、長男の運転でドライブに出掛けました。
べた踏み坂をを越えて
美保関灯台に向かいました。
美保関灯台は白くて可愛い灯台です。
灯台の脇の綺麗なビュッフェで、日本海と遠くに浮かぶ隠岐の島を眺めながら昼食を食べました。
奥さんはいか丼、長男はハンバーグ定食、僕は季節の海鮮ハーブプレートを食べました。
ハーブの香りが良い、美味しい昼食でした。
昼食の後は、青石畳通りを歩いて、
美保神社にお参りしました。
七五三のお参りをしている子供がいて、長男が小さいころを思い出しました。
続いて、境港の水木しげる記念館に、
入場制限があったのですが、20分ほど待って入ることができました。
いったんもめんのトリックアートので一枚。
水木しげる記念館の後は、日本一低いタワー、「夢みなとタワー」に登りました。
日本一低いとは言いながら見晴らしは良くて、遠くに雪を被った大山が見えました。
山陰地方は、もう雪が降っているのですね。
長男が寒さに震えなければいいのですが。
夢みなとタワーがどれだけ低いのかというと、
手前のドームから少し顔を出すだけ、べた踏み坂の江島大橋よりも低いのです。
ここから皆生温泉に行って、長男と温泉に浸かり、カニの付いた料理に舌鼓を打ちました。
翌朝は、足立美術館に向かいました。
日本一綺麗な庭園のある美術館です。
芸術を堪能した後は松江に戻り、長男の生活用品を買い込んで、大阪に戻りました。
約ひと月ぶりの筏の釣行です。
朝はめっきり寒くなって、防寒着を着て筏に渡りました。
いつも通りダンゴを3個打って仕掛けの準備をして、釣りの開始です。
オキアミをつけると瞬殺、コーンとサナギは取られたり残ってきたりという状態です。
でも、アタリがほとんどなく付け餌を取られるので、仕掛けを回収するか粘るか、判断に悩む釣りです。
宙切りを試すとアイゴがかかり、底はアタリもなく餌をかすみ取られます。
ダンゴを打ち返すこと一時間半、ようやくオキアミで穂先がアタリを捉えました。
勢いよくアワセを入れて魚を掛けると、
上がってきたのは34センチのチヌでした。
4か月ぶりのチヌです。
早い時間に本命のチヌが釣れると、気持ちが楽になります。
追いダンゴを打って、チヌをスカリに入れて釣り座に戻り、これからチヌの時合かなと思ったら、
アタリが途絶えました・・・
そのままの状況が続き、お昼ご飯を食べて、1時間ほど昼寝をして場を休めても状況は変わりません。
それまでは釣り糸を張って、ダンゴが割れたら仕掛けをなじませるスタイルだったのですが、
ダンゴが割れた瞬間に餌取りに刺し餌を気付かれ、かすみ取られてしまうのかと思い、
ダンゴが割れるのを待たずに、糸を緩めて待つ釣法に切り替えました。
でも、この釣法はボラを掛けてしまう恐れがあるので、あまり好きではないのですが。
と、穂先を引き込むようなアタリが出ました。
あわせてみたものの、掛かった魚はボラではないかと不安になります。
締め込みは強いものの、いなせば魚が浮いてきます。
これはボラではないな、チヌに違いないと確信をもってリールを巻いていくと、
銀色に黒い縞の魚体がみえました。
42センチの良型のチヌです。
気温が下がりましたが、水温はまだ高いので、引きの強いチヌでした。
ダンゴを割らない待ち釣法、的中です。
時計を見ると1時半。
早上がりの船が2時半なので、もう時間がありません。
チヌは2匹釣れたけど、ダンゴがまだたくさん残っているので、最終まで粘ることにしました。
しばらくすると、風が強くなって筏が流され、波も出てきました。
なので、3Bのオモリをつけて、餌を安定させることに。
僕は魚に違和感を与えず、微妙なアタリを取れる完全フカセ釣法が好きなのですが、
状況に合わせて仕掛けを変えることも大事です。
3時を回って、残り時間もダンゴも少なくなってきたとき、コーンを付けた仕掛けに、もぞもぞとしたアタリが出ました。
餌持ちの良いコーンを信じて待っていると、ようやく穂先を抑えるアタリが出ました。
アワセを入れると、なかなか気持ちの良い引きが竿を曲げました。
上がってきたのは、先ほどと同じ42センチのチヌでした。
オモリで餌を落ち着かせる釣法、的中です。
今日の釣果はチヌ3匹。
11月に入って陽が落ちるのがめっきり早くなりました。
納竿の時間には、すっかり陽が落ちています。
狙いの釣法が的中して、楽しい一日を過ごせました。