折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

BROMPTON 外装2速化 10段変速へ

2023年07月28日 | Brompton

BROMPTONのチェーンリングを33Tに変更して、自転車で行ける日本で一番高いところに行くことができましたが、トップの変速比が物足りないです。

ローのギア比を変えずにトップのギア比を上げようとすると、思い浮かぶのは外装2速化です。

僕のBROMPTONのリアハブはSturmey Archer SRF5(W)、内装5段変速です。


プラスチックのカバー、2mmのスペーサー、0.5mmのスペーサー、スプロケット、ロックリングで構成されています。


スペーサーが入っているということは、もしかしたらスプロケットを2枚換装できるのでは?

一か八か賭けてみようと、LOROさんで6速用のスプロケットセットを買ってきました。
13Tと16Tのスプロケットとスペーサー、ガード、ロックリングがセットになったものです。


恐る恐るガード、16Tスプロケット、スペーサー、13Tスプロケットを嵌め込んで、ロックリングを掛けてみると、


ちゃんと嵌りました。
こんなに簡単に出来るのなら、もっと早くしておけば良かった・・・



賭けに勝ったので、リア外装変速機セット、ディレイラー ケーブル+スプリングセット、チェーンテンショナーを購入しました。


三角フレームにはリア外装変速機を取り付けるネジ穴があります。


ダボネジを外してリア外装変速機をセット。


続いて、ディレイラー ケーブル+スプリングセットとチェーンテンショナーを装着しました。


試しに手でリア外装変速機を動かしてみると、ちゃんと変速しました。

リア外装変速機がうまく動いたので、シフトレバーとアウターケーブルを購入しました。


外装2速に使えるフリクションのサムシフターはあまり選択肢がありません。
お手頃価格でデザインがシンプルで格好いいシマノのSL-TZ500をチョイスしました。

シフトレバーとケーブルを装着して、変速してみると良い感じです。


シフト操作がしやすく、折りたたみに邪魔にならないハンドル回りのレイアウトは苦労しました。
結局、ベルをステム近くに移設して、ベルがあったところにシフトレバーを装着しました。


僕のBROMPTON、5速仕様から一気に10速仕様に進化しました。

外装2速化の変速比は、下のグラフの感じです。
33-13/16Tのグラフの赤丸は13Tのギア比です。
1速は33-15Tより少し軽くなって、トップは36-15Tより速くなります。

前回の改造で最終型と言ってましたが、またアップデートしてしまいました。
今まで内装5速化に始まり、SPDペダルやPハンドルに交換、フロントギアを小さくするなど改造を重ねてきましたが、僕のBROMPTONの改造のコンセプトは走り続けることができるようにです。

段数が増えてより細かく状況に合わせることができるようになったので、走るのが楽になりそうです。


猛暑日が続きますが、涼しい時間帯を見計らって試走したいです。


日本一周134日目 自転車で登れる日本で一番高いところ

2023年07月22日 | 日本一周



前回、「ろんぐらいぁず!」という漫画に触発されて、日本国道最高地点に登ってきましたが、もう一か所、気になるところがあります。

自転車で登れる日本で一番高いところ、畳平です。
長野県と岐阜県の県境で、長野から登って岐阜に抜けたいところですが、岐阜側の乗鞍スカイラインは通行止めになっています。

となると往復することになるので、「ろんぐらいぁず!」の亜美たちと同じように麓の駐車場まで車で行って、チャレンジすることにしました。

夜、愛車セレナに愛車BROMPTONを乗せて出発です。
セレナは新型に乗り換える予定なので、セレナとはこれが最後の遠出です。

名神高速道路から中央道に入って、長野道の松本ICで降りて地道を走って、三本滝駐車場を目指します。

「ろんぐらいぁず!」の亜美たちは乗鞍観光センターからスタートしたのですが、亜美は19歳、僕は59歳なので、ハンディをもらってマイカー規制の起点となる三本滝ゲートの傍の三本滝駐車場からスタートします。

乗鞍観光センターから三本滝駐車場までは、車のエンジンが唸るぐらいの急坂です。
三本滝駐車場をスタートにしてよかった。

三本滝駐車場に到着したのは1:30、真っ暗です。
見上げると満天の星空で、天の川が見えました。
でも、思ったよりも寒く、念のためと持ってきた毛布にくるまって仮眠をとりました。


翌朝、BROMPTONを展開して、出発の準備です。


さあ、登り切ることができるでしょうか。


三本滝のゲートをくぐろうとすると、募金箱がありました。
ちらっと千円札が見えたので、僕も踏ん抜して千円札を投入しました。


乗鞍エコラインは、走り始めるとすぐに激坂です。
チェーンリングを33Tに交換したおかげで何とか踏むことができます。

激坂と格闘していると、ロードバイクに抜かされました。
一番にゲートをくぐって、畳平に一番乗りの目論みは泡と消えました。


1kmほど登ったところで、三本滝駐車場に止めてるセレナを見下ろすことができました。
ここまで登るのに、2回ほど休憩しています。


GPSが右に曲がれと指示を出します。


ETREXさん、いくらなんでもこの道はBROMPTONでは無理でしょう。


ナビを無視して、乗鞍エコラインを登っていきます。

ロードバイクに乗った女性が「ミニベロですごいですね」と驚きながら僕を抜かしていきました。
「ろんぐらいぁず!」の紗希みたいな人です。


観光バスも抜かしていきます。
曲がり角であんなのがきたら怖いでしょうね。


「ろんぐらいぁず!」にも描かれていた通り、コーナの内側はすごい斜度です。
対向車が来ないことを確認して、大回りしていきます。


雲が広がってきて、ガスも出ています。
雨が降らなければ良いのですが。


位ヶ原山荘に到着しました。
標高2,350mです。
僕のBROMPTON、最高標高を更新です。


山荘の中に入ると、「ろんぐらいぁず!」の亜美がいました。


僕も亜美と同じ、おしるこを注文しました。


甘いおしるこは体の疲れを癒し、お餅が体の中でエネルギーに変わります。

位ヶ原のおトイレは有料です。
乗鞍エコラインを登るときは、100円玉を忘れないように。


一息ついて位ヶ原山荘を出て山を見上げると、頂の近くを線が横切っています。
あそこまで登らないといけないのか。
いや、もっと高い所まで登らないといけないかも。


位ヶ原山荘から少し登ると、森林限界を超えたのか高木が少なくなり、視界が開けてきました。
標高が高くなって空気が薄くなってきたのか、少しでも無理をすると息苦しくなって動悸が激しくなります。
高山病にならないように苦しくなったら休憩して深呼吸して、血中酸素濃度を下げないように登ります。

山の中腹に、白い雪渓が見えてきました。


大雪渓に到着。
スキーを楽しんでいる人がいました。
そういえば、長い間スキーをしていないぁ。

観光バスから降りてきた青いジャージを着た中学生が、列を組んで山を登っていきます。


下界を見下ろすと、今まで登ってきた道が見えます。
この風景がヒルクライムの醍醐味ですね。


下ってきた登山者に聞くと、畳平まであと標高100mぐらい、山の稜線のへこんだところだそうです。
あと、もう少し。


稜線を越えると、岐阜県の看板が現れました。
BROMPTON、40個目の都道府県に突入です。


県境を越えてすぐのところに「標高2716mのバス停」がありました。
自転車で登れる日本で一番高いところに到着!
今、日本国内に僕のBROMPTONより高い所にいるBROMPTONはいないはずです(笑)


畳平の鶴ヶ池が綺麗見えます。
天気が良くて、最高です。


畳平まで13.8km、到着が10:4なので3時間49分で到着しました。
平均速度3.6km/hです。
日本国道最高地点は平均速度5.1km/hで登ったので、やっぱり乗鞍エコラインの方が厳しかったです。


岐阜県側の乗鞍スカイラインは、災害のため閉鎖されていました。


少し下って、畳平に到着。


銀嶺荘で到着証明書を購入しました。


バスターミナルでお蕎麦とかき揚げ丼を食べてエネルギーを補給して、乗鞍エコラインを下ろうとすると、ガスがあがってきました。
早めに到着していてよかったです。
ガスって綺麗な風景が見れなかったら悲しいですもんね。


再び長野県に突入。
岐阜県には数百メートルしか踏み込んでいませんでした。


はるか下に位ヶ原山荘の屋根が見えます。


ここから一気に下りたいところですが、そうもいきません。
ブレーキが焼けて、制動がおかしくなってきます。

位ヶ原山荘の前で、「ろんぐらいぁず!」の亜美たちが水浴びをした湧水があったのでタオルを濡らし、リムを濡らして冷やしてみました。


でも、あんまり効果がありません。
休み休み降りてきて、ようやく三本滝ゲートに到着しました。


セレナと対面。

無事に自転車で行ける日本で一番高いところを走破することができました。

GPSのデータです。




134日目
 走行距離 29.8km(GPS計測)
 総走行距離 12,696.6km
 出発時間 06:15 (三本滝駐車場)
      10:04 (畳平)
 到着時間 11:55 (三本滝駐車場)
 走行時間 5時間40分
 平均速度 5.3km/h


BROMPTON エニイウェア ボトルケージクリップ

2023年07月17日 | Brompton

BROMPTONのボトルゲージは幅の広いベルクロバンド1本で止めるタイプを使っているのですが、BROMPTONのハンドルステムは先がくびれているのでいまいち安定感にかけます。

で、見つけたのがエニイウェア ボトルケージクリップです。
二本のベルクロバンドで止める仕組みです。

チェーン交換の時に合わせて注文して、装着してみました。


それぞれの径で締め付けることができるので、ぐらつかず安定感ばっちりです。


BROMPTON チェーン交換とチェーンリング33T化

2023年07月17日 | Brompton

BROMPTONの整備録を見たら、前回チェーンを交換してから3,800kmほど走っているので、交換することにしました。

ついでに脚力の衰えから、トップが重たくてあまり使わなくなったのでチェーンリングも小さいものに交換することにしました。

PCD110のクランクに取り付けることのできるチェーンリングは、33Tが最小でした。

なので、ディズナ ラ・クランク チェーンリング 33T、KMC Z8.3 RB 6/7/8S用チェーン、 KMC ミッシングリンク CL573R 6/7/8S用とエニイウェア ボトルケージクリップを注文しました。



実は、エニイウェア ボトルケージクリップが前々から欲しくて、送料無料にするためにあわせて注文したようなものなのですが・・・

古いチェーンリングを外して36Tと33Tを見比べてみると、一回り小さくなります。


これでトップのギア比が、3.84から3.52に低くなります。
36Tのトップと4速の間ぐらいです。

逆に1速もギア比は1.50から1.38に低くなるので、いままで押していた坂を漕げるようになるかな。

新しいチェーンリングを付けて、チェーンを交換して作業完了。


僕のBROMPTONの最終型です。

なんせ、これ以上小さなチェーンリングは無いし、スプロケットもこれ以上大きくするとチェーンテンショナーに干渉するし、これ以上を触りようがないのです。


釣り-パラソルホルダー

2023年07月17日 | チヌ(黒鯛)

インタネットで、2か所で屈折する傘ホルダーを見つけたので、思わず買ってしまいました。



このままでは短くて筏釣りに使えないので、ホームセンターでステンレスのパイプと木の棒を買ってきて、木の棒をカンナと紙やすりで削ってステンレスパイプに差し込みました。


適当な長さに切って、完成です。


傘の具合は良かったのに、釣りの具合は悪く、ボウズでした。

両隣の筏では、チヌが上がっていたに・・・


HONDA TLM50

2023年07月15日 | DAX125

最近、HONDA DAX125をちょくちょく見るようになりましたが、僕のDAXはまだ届きません。

DAXを迎ええるにあたって、ガレージの整理をしました。
ガレージの中にあるのは、HONDA TLM50です。

TLM50は、50ccの原付バイクで僕が初めて買ったバイクです。

20歳の頃にビーパルというアウトドア雑誌に50ccながら本格的なトライアルバイクとして紹介されてました。
気に入った僕は、バイクに乗っていた友人にバイク屋を紹介してもらって、TLM50を購入しました。

その後バイクの面白さに目覚め、中型免許を取って、1年後にTLM50を手放し、TLR200、CS250、XT250T、ArtesiaXT400、DAX ST50、KLE250ANHELO、SEROW225W、限定解除をしてFZR1000、KDX125、TDM800、BW's100、MAJESTY250、シグナス150(改)、MAJESTY150Sと乗り継いで今に至っています。

長男が生まれたころ、またTLM50に乗りたくなって、行きつけのバイク屋に探してもらいました。

再びTLM50を手に入れた僕は、京都のトライアル場で腕を磨いていました。


トライアルというのは、障害物のあるセクションを走り、足を1回着くと1点減点、2回着くと2点減点、3回以上は3点減点。両足を着いたりコースアウトしたりしてセクションを走り抜けられなかったら5点減点されます。
減点なしでセクションを通過したらクリーンです。

僕が出場していたトライアルレースは、10セクションを3回走行して、一番減点の少ないものが優勝というものでした。


努力の甲斐があって、ビギナークラスで減点22,クリーン18で2位に入賞しました。


でも、ビギナークラスで入賞すると、次からは上のクラスに出場しないといけません。

さすがに上のクラスのセクションは50ccのTLM50には厳しく、エンジンを焼いてしまいました。

ピストンとシリンダーを交換したものの、エンジンの調子が出ず、いつか直そうと思いながら、20数年が経過していました。

今となっては部品も無いし、直してもこの歳でトライアルをしたら大怪我をしそうなので、手放すことにしました。

ガレージからTLM50を引っ張り出して、綺麗に洗ってバイク屋に


さらば青春の時よ


ちょっと休憩-呼子の烏賊

2023年07月05日 | ちょっと休憩

奥さんが呼子のイカを食べたいというので、たまには奥さん孝行ということで、佐賀県呼子のイカを食べに行きました。

始発の山陽新幹線に乗って博多へ、大雨で運転見合わせにならないか不安でしたが、8分遅れで到着しました。
駅前でレンタカーを借りて、まずは二見ヶ浦の海中大鳥居へ向かいました。


続いて、糸島トトロの森へ


今にもトトロが出てきそうな雰囲気です。

次は唐津城へ。
2014年に日本一周の旅で訪れた、斜めに登るエレベータに乗りました。


エレベータを降りると、目の前に唐津城がそび立っています。
天守閣に登ると、唐津の街を見渡せました。


続いて七ツ釜観光遊覧船に乗る予定でしたが、天候が悪くて欠航です。

玄海海中展望塔へ行くと、展望塔の窓からチヌがうじゃうじゃ泳いでいるのが見えました。


海底ではなく、結構中層を泳いでいます。
次の釣りの参考になるかな。

そしていよいよ呼子のイカです。

旅館にチェックインしてお風呂を浴びて、夕刻になると待望のイカがお目見えしました。
ここまで新鮮で透明なイカは、釣りをしていても中々味わうことができません。


イカの刺身を食べ終わると、げそを天ぷらにしてくれました。

翌朝は、呼子港から七ツ釜の観光船が出ていたので、乗ることにしました。


海の上をしばらく走ると、七つの穴が空いた海岸が見えてきました。


船が一番大きな穴に入ってくれます。
岩に手が届きそうで、迫力満点です。



恋人の聖地、浜野浦の棚田によって、

白糸の滝に向かいました。

白糸の滝は狭い山道を登ったところにあって、下界の暑さを忘れそうなぐらい涼しいです。


滝の近くの食堂で、ざる蕎麦と大きなみたらし団子を戴きました。


この後は福岡市動植物園に行こうと思ったのですが、暑いので奥さんの希望で古本屋巡りをしました。

一泊二日の旅ですが、奥さんは満足してくれたかな。