BROMPTONのチェーンリングを33Tに変更して、自転車で行ける日本で一番高いところに行くことができましたが、トップの変速比が物足りないです。
ローのギア比を変えずにトップのギア比を上げようとすると、思い浮かぶのは外装2速化です。
僕のBROMPTONのリアハブはSturmey Archer SRF5(W)、内装5段変速です。
プラスチックのカバー、2mmのスペーサー、0.5mmのスペーサー、スプロケット、ロックリングで構成されています。
スペーサーが入っているということは、もしかしたらスプロケットを2枚換装できるのでは?
一か八か賭けてみようと、LOROさんで6速用のスプロケットセットを買ってきました。
13Tと16Tのスプロケットとスペーサー、ガード、ロックリングがセットになったものです。
恐る恐るガード、16Tスプロケット、スペーサー、13Tスプロケットを嵌め込んで、ロックリングを掛けてみると、
ちゃんと嵌りました。
こんなに簡単に出来るのなら、もっと早くしておけば良かった・・・
賭けに勝ったので、リア外装変速機セット、ディレイラー ケーブル+スプリングセット、チェーンテンショナーを購入しました。
三角フレームにはリア外装変速機を取り付けるネジ穴があります。
ダボネジを外してリア外装変速機をセット。
続いて、ディレイラー ケーブル+スプリングセットとチェーンテンショナーを装着しました。
試しに手でリア外装変速機を動かしてみると、ちゃんと変速しました。
リア外装変速機がうまく動いたので、シフトレバーとアウターケーブルを購入しました。
外装2速に使えるフリクションのサムシフターはあまり選択肢がありません。
お手頃価格でデザインがシンプルで格好いいシマノのSL-TZ500をチョイスしました。
シフトレバーとケーブルを装着して、変速してみると良い感じです。
シフト操作がしやすく、折りたたみに邪魔にならないハンドル回りのレイアウトは苦労しました。
結局、ベルをステム近くに移設して、ベルがあったところにシフトレバーを装着しました。
僕のBROMPTON、5速仕様から一気に10速仕様に進化しました。
外装2速化の変速比は、下のグラフの感じです。
33-13/16Tのグラフの赤丸は13Tのギア比です。
1速は33-15Tより少し軽くなって、トップは36-15Tより速くなります。
前回の改造で最終型と言ってましたが、またアップデートしてしまいました。
今まで内装5速化に始まり、SPDペダルやPハンドルに交換、フロントギアを小さくするなど改造を重ねてきましたが、僕のBROMPTONの改造のコンセプトは走り続けることができるようにです。
段数が増えてより細かく状況に合わせることができるようになったので、走るのが楽になりそうです。
猛暑日が続きますが、涼しい時間帯を見計らって試走したいです。