猛暑の8月はお休みだったSさんとK君との筏釣りです。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、彼岸が過ぎても夏日が続きます。
水温も高くて魚の活性が高く、今日はアジも回ってきました。
表層、中層はアジがうろつき、底はヘダイやチャリコ、カワハギやフグが餌をかすめ取り、チヌまで刺し餌が届きませんでした。
SさんK君もアジに悩まされ、他の筏の釣り人も同じ状況でした。
今日のお土産は針を飲み込んで死んでしまったアジ7匹。
明日の晩御飯はアジフライですね。
ホテルの窓から外を見ると、雨が降っていました。
フロントバッグにレインカバーを被せ、ポンチョを被って出発です。
ホテルの玄関横の喫煙コーナーで煙草を吸っていた男性が、気を付けてと見送ってくれました。
今日も国道42号線を走ります。
強風注意の標識が出ていました。
向かい風がポンチョに当たって走りづらいです。
太平洋岸自転車道の矢印が県道243号線に向いていたので、従って県道に入りました。
旧の国道42号線の様です。
旧道を走り抜けて、再び国道42号線に入りました。
今日は白浜の白良浜で花火大会があるようですが、この天気だとどうでしょうか?
雨はやんだり降ったりを繰り返します。
ポンチョが鬱陶しいので、そのたびに脱いだり着たりしました。
市江港の看板があったので、ちょっと寄り道。
市江は磯釣りのホームグランドです。
さすがにこの天候では、渡船は出船していないです。
市江に釣りに来るたびに気になっていた看板があります。
市江地蔵尊の案内看板です。
雨も止んでいて、いい機会なのでお参りしてみました。
集落の細い路地を進んでいくと階段が現れました。
BROMPTONを停めて、階段を上がっていくとお堂がありました。
でも、扉が閉まっていて、お地蔵さんを拝むことができませんでした。
お堂の前で安全を祈願して、階段を下っていくと、下からお婆さんが上がってきました。
今日は天気が悪かったけど、少し良くなってきたからこれからお堂を開けに行くそうです。
もう少し遅かったらお地蔵さんを拝めたのに。
次回、釣りに来た時にもう一度お参りしようと決めて、市江を後にしました。
市江トンネルはセレナだとあっという間に潜り抜けるのですが、BROMPTONだと長く感じます。
また大粒の雨が降ってきたのでポンチョを着込んでいると、サイクリストが抜かして行きました。
雨の中、ご苦労様です。
セレナで釣りに来たときは、ここから高速に乗って大阪に帰るのですが、今日は左折して白浜に向かいます。
と思ったら、自転車は入っちゃダメでした。
仕方がないので次の交差点を左に曲がって白浜に向かいました。
登り坂を登ったり、白浜空港の下をくぐったり、ようやく白浜の観光名所、千畳敷に到着しました。
生憎の天気で人はまばらです。
白良浜もほとんど人がいないです。
白浜周遊道路を走っていくと、円月島が見えました。
ちょうどお昼ご飯の時間になったので、とれとれ市場でお昼にしようと思ったのですが、あまりに沢山の人でパスしました。
何を食べようかなぁと思っていると、昔、次男を連れて白浜に来た時に寄ったモスバーガーがありました。
お腹を満たして国道42号線に入ると、また太平洋岸自転車道がわき道を案内します。
太平洋岸自転車道の標識に従って走っていくと、どんどん細い道に誘導していきます。
目の前に現れたのは、天神崎です。
磯場が広がり、地磯釣りに良さそうな場所です。
天神崎を通り過ぎて進んでいくと、見たことのある場所に出ました。
堤防から石鯛が釣れると聞いて、何度か訪れたところです。
石鯛は一匹も釣れませんでいたが・・・
国道42号線に入って、南部まで進んできました。
沖に鹿島が見えます。
あの島の磯にもよく行きました。
長男と次男を連れて、無人島キャンプもしました。
今は渡船の船頭が体調を崩して休業しているので、行くことも無くなりましたが。
切目先は伝馬船が出ているところです。
春のチヌの乗っ込みシーズンに釣友のSさんたちと何度か釣りにきました。
今日は黄色いベスト来たサイクリストに良く抜かされます。
何かイベントがあるのでしょうか。
日高川にかかる天田橋を渡ると御坊市街です。
雨と向かい風で体力を消耗したので、今日は御坊で切り上げることにします。
天田橋の下から延びる堤防で、釣友のSさんたちとよく夜釣りにきました。
ぼんやりと光る電気ウキが、魚が掛るとぴゅーっと走るのが楽しいです。
チヌやセイゴが釣れます。
堤防が崩れてしまったので、今は行くことも無くなりましたが。
御坊駅までもう少しというところで、大雨が降ってきました。
雨と汗でパンツまでびしょびしょです。
この状態で電車に乗るのは迷惑なので、御坊駅近くの宝の湯で汗を流し、服を着替えました。
お風呂に入っている間に雨がやみ、無事に御坊駅に到着しました。
電車の出発まで10分ほどだったのですが、BROMPTONは素早く折りたためるので、何とか16:34の電車に乗ることができました。
150日目
走行距離 98.7km(GPS計測)
総走行距離 14,187.2km
出発時間 07:34 (周参見)
到着時間 16:22 (御坊)
走行時間 8時間48分
平均速度 11.2km/h
始発のくろしお1号に乗って、前回の到着地、串本に向かいました。
家を出てから4時間強、11時6分に串本駅に到着、遠いです。
BROMPTONを展開して、日本一周の旅の始まりです。
本州最南端の町のゲートをくぐり
国道42号線から県道41号線を走って潮岬を目指します。
大島に渡るループ橋が見えてきました。
大島にでんしようかなと思ったけど、雨がぱらついてきたので諦めて先に進みました。
雨はすぐに止みましたが、潮岬の道はアップダウンがきついです。
黙々と走り続け、僕の日本一周の旅の最後の端っこ、潮岬に到着しました。
これで、本州、四国、九州、北海道の端っこ16端を走破です。
もう一つ、最南端の碑がありました。
こちらは日本列島が描かれています。
日本列島を見ると、感慨深くなります。
ちょうどお昼だったので、潮岬タワーの横の食堂でお昼ご飯にすることにしました。
選んだメニューは、端っこ走破をお祝いして、紅白丼です。
紅はマグロ、白は鯛の刺身です。
新鮮な刺身が美味しかったです。
本州最南端の到達証明を貰おうと思ったら、潮岬タワーの入場券が証明書になっているそうです。
潮岬タワーに登ると、潮岬を見下ろせました。
潮岬は思い出深い地です。
友達とハレー彗星を見に来たり、バイクで夜通し走って潮岬から太平洋から昇る朝日を見て、そのまま鳥取砂丘まで走って日本海に沈む夕日を見たりと、いろいろな思い出があります。
無事に本州最南端の到達証明書を手に入れることができました。
名残惜しいけど、潮岬を後にして、旅を続けます。
国道42号線に入って、北上していきます。
国道42号線は海岸にそって走っていきます。
と、いきなり大粒の雨が降ってきました。
ちょうどバス停があったのでBROMPTONを道路わきに寄せて、慌ててバッグにレインカバーをかけ、ポンチョを着込みました。
ふと、バス停の名前を見ると「雨島」と書いてあります。
なんの呪いでしょうか。
雨島を過ぎると、雨はすぐに止みました。
一体何なんでしょう。
早々にポンチョを脱いで国道42号線を走り、今日の宿がある周参見に入りました。
宿に向かおうと国道42号線から左に曲がると、見たことがある風景です。
昔、釣友のSさん、K君と周参見の磯にグレ狙いで来た時、渡船がここから出船しました。
懐かしいです。
149日目
走行距離 50.7km(GPS計測)
総走行距離 14,088.5km
出発時間 11:24 (串本)
到着時間 15:24 (周参見)
走行時間 5時間00分
平均速度 10.1km/h
奥さんの誕生日プレゼントということで、草津温泉に行ってきました。
東名、中央道と走って、まずは鬼押し出しへ。
色々な形をした岩を見ることができました。
高速道路が混んで時間が掛かってしまったので、次は草津温泉に向かいました。
ホテルにチェックインして、シャトルバスで湯畑に
大勢の人で賑わっていました。
辺りを散策してホテルに戻り、草津の温泉に浸かって夕食を食べると、ちょうどシャトルバスが来ていたので、夜の湯畑を見に行きました。
ライトアップされた湯畑は、昼間と違って幽玄な雰囲気でした。
翌朝、国道292号線を号線を走って日本国道最高地点まで登りました。
BROMPTONと違って、セレナならあっという間に登り切りました。
渋峠ホテルでは、去年は犬小屋から出てきてくれなかったマーチスが、名前を読んだら近づいてくれました。
日本国道最高地点から長野県側に下って、地獄谷野猿公苑に行きました。
渋峠から野猿公苑まで、セレナの燃費は驚きのリッター89kmでした。
下り坂でずーっと発電していたのでしょうね。
野猿公苑に着くと、猿が遅刻してまだ山から下りてきていないそうです。
係員が呼びに行って、11時頃に着くそうですが・・・
30分ほど待ったのですが、猿が来そうにないので、次に向かいました。
次の目的地は、ろんぐらいだーず!で亜美たちが栗おこわを食べた小布施町です。
小布施町に着くと大勢の人で賑わっていました。
何とか駐車場を見つけ、少し待ちましたが栗おこわにありつけることができました。
ホクホクの栗が入ったおこわは絶品でした。
次に善光寺へ、こちらも大勢の人で賑わっていました。
ここから、今日の宿の昼神温泉に向かいました。
長野県は大きいです。
高速も混んでいて、予定よりだいぶ遅く宿に到着しました。
最終日は、僕の愛車のホンダダックス125を作ったものづくり伝承館に行って、ダックスグッズを買いました。
ダックスの絵葉書とキーフォルダです。
次は浜名湖の舘山寺ロープウェイに乗って浜名湖を展望し、
遊覧船に乗って浜名湖を満喫しました。
奥さんは喜んでくれたかな
筏釣りの腰痛対策として、キャンプ用の折りたたみテーブルをダンゴバッカンの台に使っています。
でも、海で使うとテーブルの金属部分が腐食してきます。
それにテーブルは折りたたんでもダンゴバッカンに収まらないのです。
色々さがしましたが、ダンゴバッカンに収まるちょうど良い大きさのテーブルがありません。
無ければ作ろうと、ホームセンターで材料を買ってきてDIYしました。
材料は40mm×18mmと30mm×18mmの杉材とベニヤ板、テーブルの脚です。
ダンゴバッカンを載せるとこんな感じです。
脚はネジ式になっていて、取り外して中に収めることができます。
脚をもう少し長くしてもよかったかな。
畳めばダンゴバッカンに収まります。
4年前に子供たちから誕生日プレゼントにもらった筏釣り用のリールですが、最近、クラッチの戻りが悪くなっています。
なので、釣具屋さんにメンテナンスに持っていきました。
変形していたクラッチレバーと摩耗していたドライブギア、ピニオンギアを交換したので、8千円ほどかかりましたが、戻ってきたリールは、新品のように磨かれていました。
これで、気持ちよく釣りができます。
今日はいつもの渡船屋さんがお休みだったので、僕の最高釣果数12匹のチヌを釣った筏に行きました。
今日もチヌが釣れるでしょうか。
釣りを開始すると、強い潮が右に流れています。
着底したダンゴが割れたかどうか判りません。
とても釣りにくいです。
でも、この釣り場は、潮が緩くなった時にバタバタとチヌが喰ってきて、12匹の釣果を上げたところです。
潮が緩むの待って、黙々とダンゴを打ち返しました。
ダンゴを打ち返すこと2時間、8時ごろになってようやく潮が緩んできました。
やっと釣りになります。
でも、チヌは中々喰ってこず、フグやアイゴが竿を曲げます。
しばらくすると、上潮だけが左に流れだしました。
二枚潮です。
仕掛けがくの字になって、中々アタリが取れません。
ダンゴをしっかり握ってテンションを掛けながらダンゴを落とし、仕掛けを張り気味にすると、何とかアタリを取れそうです。
オキアミで小さなアタリを捉えると、鯛系の手応えです。
これは本命のチヌを掛けたかと、期待しながら巻き上げていくと、
残念ながら赤い魚体、真鯛です。
せっかく釣れた真鯛なのでスカリに入れて、改めて本命のチヌを狙いますが、なかなか釣れません。
オキアミはあっという間に餌取りの餌食になり、コーンやサナギは反応がいまいちです。
サナギはじっくり待つのが良いと釣り情報にはありますが、僕は短気で心配性なので、なかなか長い時間待つことができません。
短気は釣りに向いているけど、餌を取られているのでは、餌が底から浮いてしまっているのでは、と心配になるのは釣りに向いていないかもしれません。
心配症なのは、自分を信じ切れていないということです。
そんなことを考えながらサナギで待っていると、いきなり穂先をひったくるようなアタリが出ました。
手応えはごつごつと首を振って締め込む鯛系の引きです。
いきなり喰ってきたので真鯛かなと思って巻き上げていくと、本命のチヌでした。
40cmの良型のチヌです。
アタリの取りにくい二枚潮の状況で、ひったくるようなアタリを見せてくれるなんて、優しいチヌです。
本日の釣果は、赤と黒の2枚でした。