この前、BromptonのCバッグを購入しましたが、ちょっとその辺を走るには大きすぎます。
かといって、ミニOバッグを買い足すにも、Cバッグと同じ値段がします。
ならば、自分で作ってみようと、フロントバッグの自作に挑戦することにしました。
インターネットでいろいろ調べたのですが、なかなか簡単にできそうな方法が見つかりませんでした。
考え抜いた末、加工の簡単な木材とアルミ板を使って作ることにしました。
用意した材料は、1㎜×15㎝×15㎝のアルミ板を2枚、厚さ12㎜の合成木材の板を1枚です。
写真には写っていませんが、バッグの型崩れを防ぐために、1.5㎜のアルミ板を買い足しています。
ボルトやビスは家にあるものを使ったので、材料費は1,500円ぐらいです。
バッグは、輪行袋、雨具を入れることができて、肩に掛けられるものが欲しかったので、モンベルのトラベルポーチのLサイズを買いました。
このバッグは縦型なので、Bromptonに着けた時にスリムに見えると思って選んでいます。
しめて5,000円ほど、ミニOバッグの約4分の1の費用です。
作るアタッチメント造は、合成の板をアルミ板でサンドイッチするの構です。
まずは、フロントキャリアブロックのサイズを測って、合成木材の板を切り出しました。
なかなかキャリアブロックとぴったり合わず、紙やすりで微調整するのが厄介でした。
芯となる板ができたところで、アルミ板に芯の型を写し、Cバッグのアタッチメント部を参考に、前と後ろの部品を切り出しました。
3時間ほどかかって材料を切り出し、仮組してフリントキャリアブロックに取り付けてみました。
案の定、芯の板が厚かったのでアタッチメントががたつきます。
紙やすりで芯を削って、また微調整。
ストッパーの位置も合わなかったので、これもやすりで削って微調整。
ようやくアタッチメントとフロントキャリアブロックがぴったりと合ったので、芯の合成木材の板とアルミ板を接着剤とビスで、本組をしました。
本組をするときちきちになってしまい、フロントキャリアブロックとの脱着が困難になってしまったので、アルミ板を少し曲げて微調子すると、スムーズに脱着できるようになりました。
現物合わせで作っているので、微調整ばっかりです。
アタッチメントができたところで、バッグへの取付です。
バッグの背面ポケットにネジ止めの穴とストッパーの穴をハンダゴテでくりぬき、100円ショップで買った下敷きを入れて固定しました。
しかし、思ったより下敷きが柔らかく、バッグが安定しないので、1.5㎜厚のアルミ板を購入して、交換しました。
これでバッグがカチッとしました。
アタッチメント部は厚さが13㎜ほどなので、バックを肩にぶら下げても思ったほど邪魔になりません。
出来上がった自作フロントバッグをBromptonに取り付けてみると、イメージ通り、いい感じです。
このバッグに必要最小限の物をいれて、近場のポタリングを楽しむのも良いかもしれません。