折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

折りたたみ自転車で日本一周

2025年01月20日 | 日本一周

 

2010年3月13日から、14年10ヶ月かけて2025年1月19日に日本一周を走破しました。
日本地図の旗マークは、右から埼玉県と栃木県と群馬県の三県境、日本国道最高地点の渋峠、日本自動車道最高地点の畳平、日本一の酷道の暗峠です。
これで47都道府県踏破もしています。

日本一周を目指す方の参考になればとデータをまとめました。

走行のデータはMicrosoft Accessを使って記録していました。


15年間の年間の走行日数や走行時間は次の通りです。
こうしてみると、年によって走行日数が結構ばらけています。
仕事が忙しくて休みが取れなかった影響ですね。



掛かった交通費と宿泊費です。

交通費        ¥1,940,242-
宿泊費           ¥650,570-
合計             ¥2,590,812-

走行日数が153日なので、1日あたり17,000円ほどかかっています。
15年かかったので、1年あたりだと170,000円ほど

他にも飲食代なんかがいりますが、やる気とひと月あたり14,000円の余裕があれば、日本一周できますよ。


日本一周153日目 大阪~大阪 日本一周走破

2025年01月19日 | 日本一周



ホテルの朝食をたらふく食べて、出発の準備をしていると太陽が昇ってきました。
日本一周のラストランをお天気も祝ってくれているようです。


まずは、昨日の臨海南3号の交差点まで戻りました。


関西空港連絡橋の下をくぐり、阪神高速湾岸線に沿って大阪市内に向かいます。


府道29号線を走っていくと、二色浜海岸に出ました。
子供が小さいころに遊びに来て、子供たち3人で落とし穴を作ってお母さんを落とそうとしたら、末っ子が先に落とし穴を踏んでしまい、お姉ちゃんとお兄ちゃんにこっぴどく叱られていました。
子供たちが幼いころの思い出です。


二色浜のこの辺りにウルトラマンの店があって、当時ウルトラマンコスモスの大ファンだった長男をよく連れてきました。
ウルトラマンに会えて喜んでた長男も、今は東京で働いています。


道が二手に分かれていたので、海に近い方に進路を取りました。


すると、浜寺公園に入ってしまいました。

沢山の人がジョギングをしていました。
今日は3月並みの暖かさなので、暑いでしょうね。


浜寺公園プールのスライダーが見えました。
夏休みに子供をよく連れてきました。


浜寺公園を抜けて再び府道29号線を走っていくと、歩行者用の信号が無いので陸橋を登ったのはいいけど、どっちに降りたらいいのでしょうか?
都会の道は分かりにくいです。


時折迷いながらも走っていくと、何とか府道29号線にリカバリできました。


大和川を渡ると、大阪市です。


最後に海の近くを走りたいので、南津守の交差点を左折しました。


目の前に見えてきたのは、眼鏡橋です。


ループをえっちらおっちらと登っていくと、見晴らしは良くなりましたが海は見えません。


次に見えてきたのはなみはや大橋です。


島根県のべた踏み坂よりきつく感じます。


なみはや大橋の上から、海が見えました。
日本一周の旅でBROMPTONを海を見るのは、これが最後です。


なみはや大橋を下って、国道172号線に入りました。


国道43号線を曲がると、日本一周の起点にしていた弁天町まであと少しです。


弁天町に到着しました。

こちらは15年前の写真です。


これが今日の写真。
路面の自転車のペイントがかすれて年代を感じます。


思えば、14年と10か月前、LOROさんでBROMPTONを購入して走り始めたのが日本一周の旅の始まりです。


やっぱり折りたたみ自転車で日本一周の旅の締めくくりはLOROさんの店頭ですね。


153日目
 走行距離 56.2km(GPS計測)
 総走行距離 14,385.5km
 出発時間 07:27 (泉佐野)
 到着時間 13:42 (LORO CYCLEWORKS 大阪)
 走行時間 6時間15分
 平均速度 9.0km/h


日本一周152日目 和歌山県 湯浅~大阪府 泉佐野 

2025年01月19日 | 日本一周



大阪から湯浅行の快速に乗って、前回の到着地、湯浅に到着しました。
BROMPTONを展開して、日本一周の旅に出発です。


太平洋岸自転車道のペイントを見つけたので、参考にしながら走っていきます。


筏釣りの時は、この道をまっすぐ行って国道42号線に入り、阪和道で家に帰っていたのですが、今日は太平洋岸自転車道の案内に従って県道20号線に入ります。


海岸線に出ると、沖合に筏が浮かんでいました。
ここの筏には一度来たことがありますね。


緩やかなアップダウンを走り抜けて、国道42号線に入りました。
さすが、二桁の国道は交通量が多いです。


海南市を抜けて和歌山市に入ると、紀三井寺が見えました。
奥さんと西国三十三箇所を巡り始めたのは、紀三井寺にお参りしたのがきっかけです。


海岸線の道を走ろうと、国道42号線から海岸通りに入りました。


途中に中華料理店があったので、タルタルラーメンを食べました。
タルタルの味がするのかと思ったのですが、出汁の効いた白湯スープで美味しかったです。


海岸通りを走っていくと、ループ橋が現れました。


えっちらおっちらと登っていくと、素晴らしい見晴らしです。


続いて、紀ノ川にかかる橋を渡りました。
料金所が見えたのでお金がいるかなと思ったのですが、料金所は閉まっていて無料でした。


紀ノ川を渡って県道7号線に入り、加太を目指します。


加太に到着すると、太平洋岸自転車道のゴールがありました。
太平洋岸自転車道のゴールは加太だったのですね。
銚子から1,400km。
時々コースから外れましたが、一応走破ということで記念写真を撮りました。


加太からは県道65号線で大阪に向かいます。


大川峠の登り坂は厳しかったのですが、トンネルがあったのでラッキーです。


大川峠のトンネルを抜けて走っていくと、大阪府が見えてきました。
14年と10ヶ月ぶりの大阪です。


この辺りは、大阪府では数少ない自然海岸が残っています。


車の量が増えてきたので、海岸線沿いに進路を取ることにしました。
岬町町役場前の交差点を左折して走っていくと、海岸線の道に出ることができました。


大阪府にも、まだこんな道があったのですね。


船の形をした建物が見えてきました。
大阪府立青少年海洋センターです。
若いころ、ここでヨットに乗ったことがあります。


海岸線を走っていくと、防波堤が真新しいのに、廃屋がならんだところに出くわしました。
なんか薄気味悪いです。


海岸線を走り抜けると、大きな道に出ました。
府道63号線です。


歩道が整備されていて走りやすいのですが、橋に架かる坂がきついです。


橋の上から昔、子供と来た海上釣り堀と関空に渡る橋が見えました。


日本一周のゴールはもう少し先です。
もうすぐ日が暮れるので、今日は臨海南3号の交差点を渡ってホテルに泊まります。


明日はいよいよ、日本一周のラストランです。

152日目
 走行距離 87.4km(GPS計測)
 総走行距離 14,329.3km
 出発時間 08:44 (湯浅)
 到着時間 16:29 (泉佐野)
 走行時間 7時間45分
 平均速度 11.3km/h


国道448号線リベンジ

2024年12月09日 | 日本一周

日本一周の旅で、国道が通行止めになっていて、走破できなかったところが2か所あります。

日本一周32日目の鹿児島県の志布志から佐多岬に向かう国道448号線日本一周56日目の京都府の網野から天橋立に向かう国道178号線です。

国道178号線は2週間前に走破したので、次は国道448号線です。
国道448号線は、波見から肝付町北方までが未走破です。


大阪港を出港するさんふらわに乗って、志布志に到着。
さんふらわは、12年前に乗った時より快適になっていました。

さんふらわから下船して、BROMPTONを展開し、国道448号線リベンジに出発です。

帰りの便は17:00に出船です。
一時間前に乗船手続きをしなければいけないので、16:00には戻ってこないといけません。


まずは、国道448号線に入ります。


この辺りは、国道448号線と国道220号線が一緒になっているようです。


橋の上から海がちらっと見えました。
今日は風がちょっと強いのですが、天気が良くて良かったです。
風は冷たいけど、陽が出ているので凍えるほどではありません。


追い風ということもあって、順調に走って波見の交差点まで来ました。


12年前は閉鎖されていた国道が、


今日は開かれています。


国道448号線は海沿いを走りますが、登り坂がきついです。


遠くに見えるのはサンフラワーが停泊している志布志港でしょうか。


坂を登り切ると、ふれあいパーク内之浦です。
標高は135.8m(近くのトイレに書いてありました)
人工衛星を追跡するアンテナが鎮座していました。


国道448号線はここからほぼ下りで、下りきると肝付町北方です。

国道448号線を下っていくと、小串トンネルが現れました。
12年前は、この辺りが土砂崩れで通行できませんでした。


小串トンネルをくぐって下っていき、肝付町北方に到着。
無事に国道448号線の未走破区間を走破しました。

ここから最南端の佐多岬までは、無間地獄のようにアップダウンが続く道です。
僕の二度と走りたくない道ワースト1です。


僕は10km/hでルートを組みます。
時計を見ると、予定より1時間30分も早く走ってこれました。
この調子だと帰りのさんふらわに余裕で間に合いそうです。
せっかくなので、前回と逆ルートで志布志に戻ります。

あたりに食事をできそうなところが無さそうなので、目の前のコンビニでおにぎりを買ってエネルギーを補給しました。


ここから国見トンネルまで登り坂が続きます。

町までの距離はいらないから、トンネルまでの距離を教えて欲しいですね。


途中に国見展望所というところがありました。
てっきり上に登るのかと思ったら、下ったところにあるようです。
山の展望ではなく、峡谷をみるのかな?


やっと国見トンネルまで登ってきました。

トンネルは3,300mもあります。
もっと長くていいから、もっと低いところに掘って欲しかった。


長~いトンネルを抜けると下り坂です。

県道561号線からそれて、12年前に登ってきた道に曲がります。


県道539号線に合流、波見までもう少しです。


波見まで戻ってきました。
ここからは来た道を引き返していきます。


復路の国道448号線は向かい風で、地味にしんどいです。
でも、往路で向かい風だったら時間と体力を消耗して、余裕がなくなっていただろうからラッキーです。

だらだらと走っていたら志布志港の看板を見落として、少し回り道をしてさんふらわまで戻ってきました。


無事に国道448号線を走破です。


これで、心置きなく日本一周の完走を目指せます。


 走行距離 73.7km(GPS計測)
 出発時間  9:15 (志布志港)
 到着時間 15:26 (志布志港)
 走行時間 6時間11分
 平均速度 11.9km/h


国道178号線リベンジ

2024年11月23日 | 日本一周

日本一周の旅も残すところわずかとなりました。

振り返ってみると、国道が工事で通行止めになっていて、走破できていないところがあったのを思い出しました。

日本一周32日目の鹿児島県の志布志から佐多岬に向かう国道448号線日本一周56日目の京都府の網野から天橋立に向かう国道178号線です。

国道より海側を走ると決めていたので、このままでは後悔が残ります。
まずは、大阪に近い国道178号線を走破しましょう。

8年前に網野から天橋立に向かって国道178号線を走っていたら、丹後半島の経ヶ岬のところで通行止めになっていました。


県道で本庄上まで迂回したので、未踏破の部分は経ヶ岬から本庄上までの10kmほどです。


でも、輪行してここを走ろうと思うと、一番近い駅が網野駅、大阪から5時間近く掛かります。
そして国道178号線を走って、帰りの岩滝口駅まで64kmほどあります。

10kmほどの為にこれはちょっとしんどいので、車で行って奥さんに追走してもらうことにしました。

愛車セレナにBROMPTONを積み、早朝に大阪を出発し、京都縦貫道を走って経ヶ岬に到着しました。

せっかく経ヶ岬まで来たので、灯台を見に行くことに。
灯台に続く階段を登ろうと思うと、猿がいました。


階段を登り始めると、今度は鹿がいました。
丹後半島は自然が豊かです。

15分ほど歩いて灯台に到着しました。
白い可愛い灯台です。


灯台の見学が終ったところで、経ヶ岬バス停の駐車場に移動し、BROMPTONを展開しました。


奥さんには30分ほど経ってから出発するように言いましたが、奥さんは完全なペーパードライバーで、20年近く運転していません。
先週ちょっと練習させたのですが、不安です。

8年前は閉ざされていた国道が今日は開かれています。
国道178号線のリベンジに出発です。


走り始めると、急な坂が続きます。


えっちらおっちらと登っていくと、工事で片側通行になっていました。


新しい道を通しているようです。
8年前は細い道を走ることになっていたのでしょうね。


1kmほど坂を登っていくと、トンネルが現れました。
暗くて細いけど、奥さんが車をぶつけませんように。


トンネルを抜けると下り坂で、気持ちよく走っていけます。
目の前に日本海が広がり、荒波が岸に打ち付けています。


国道178号線は、サイクリングコースにもなっているようです。


センターライン近くに、大きな落石が転がっていました。
奥さんの運転する車が踏んだら大変です。
道路わきに避けておきました。


岸にはゴミがたくさん打ち上げられてました。
プラスチックごみ問題がこんなところにもありました。


奥さんの運転が不安なので、往復することも考えたのですが、国道178号線の斜度は10%もあります。
往復しないでよかったです。


長~い浦入トンネルを抜けると、本庄上までもう少しです。


8年前に迂回してきた県道との合流点です。


本庄上の交差点を越えたところでBROMPTONを畳み、少し待っていると、奥さんと無事に合流することができました。


無事に国道178号線を走破です。

 走行距離 9.9km(GPS計測)
 出発時間 09:19 (経ヶ岬バス停駐車場)
 到着時間 10:00 (本庄上)
 走行時間 41分
 平均速度 14.5km/h


日本一周151日目 和歌山県 御坊~湯浅

2024年11月04日 | 日本一周



昨日とは打って変わって良い天気になったので、日本一周の旅に出ました。
大分、大阪に近づいたので、今回は日帰りです。

紀州路快速を湯浅で乗り換え、前回の到着地、御坊に着きました。

気持ちよく151日目の旅に出発といきたいところですが、家の最寄りの駅でBROMPTONを折りたたんで外したペダルをサドルバックに入れようとしたら、工具を入れているサドルバックが空っぽでした。
前回の旅で雨に濡れてしまったので、乾かしていたのを入れ忘れてしまいました。
どうかパンクしないようにと神様に祈って出発です。


晴れ渡って天気は良いのですが、風が強いです。

御坊駅の前の道をまっすぐ走って日高川に出て、国道42号線に合流しました。


国道42号線をすぐに曲がって県道186号線に入り、煙樹ヶ浜に向かいます。


防波堤沿いの道を走ると、煙樹ヶ浜に出ました。


県道24号線で煙樹ヶ浜を走り抜けると、潮吹き岩です。
ここは地磯釣りで何度か来たことがあります。
今日も大勢の釣り人が竿を出していました。


アップダウンのある県道24号線を走っていくと、日の岬との分岐点に出ました。


ここにある松永渡船は、昔、釣友のSさんと和歌山の磯釣り渡船を巡ったこときに何度か来たことがあります。

今日は強風でお休みですね。


産湯海水浴場では大勢のサーファーがいました。
今日は波が高いので良いのでしょうね。


産湯海水浴場を通り過ぎると、マジェスティSとよく来た地磯のポイントです。
最後に来たのは2年前で、懐かしいです。


少し先には「さかむらいかだ」があります。
チヌ釣り師の憧れの年無し(50センチオーバーの黒鯛)を初めて釣った筏です。


峠を越えて行くと、眼下に日高少年自然の家が見えました。
長男が小学6年生の時に子ども会の会長をしているときに、宿泊行事で来た所です。


由良町に入ってお腹が空いたので、グーグルマップで検索してみると、地元名物の由良ちゃんぽんのお店があったので入ってみました。

出てきた由良ちゃんぽんを見てびっくり、今にもあふれそうです。


お腹が膨れて県道24号線を走っていくと、由良湾に筏が浮かんでいました。
この辺りは三方が山に囲まれて風が弱いので、営業しているようです。
釣り人が乗っていました。
この筏も何度も来ています。
釣れているのかな?


神谷を通り過ぎると、白い岩が見えてきました。
白崎海岸です。


白崎海岸の手前に、石鯛釣りに来たものの、悪天候で船が出なかったので、船頭に教えてもらったこの場所で竿を出し、小さいながらも石鯛を釣りました。
でも、足場が良くないので、それ以来行っていないです。


白崎海岸を通り過ぎると、きつい登り坂です。
坂を越えてトンネルを抜けると、橋の上から先週、20年ぶりに訪れた筏が浮かんでいました。
ここは北風がまともに当たるので、今日は誰も乗っていないようです。


恵奈は僕がチヌを12匹釣って、最高釣果数を記録した筏のがあるところです。
今日は強風でお休みみたいです。


恵奈で県道24号線が二手に分かれています。
右に曲がると道は広いのですが坂がきついです。
まっすぐの道は坂が緩いけど狭いです。
車で来たときは右に曲がるのですが、今日はBROMPTONなので坂が緩い直進を選びました。


狭い道を走り抜けると、僕が一番よく行っている筏渡船があります。
こちらも今日は休業の様です。


広川駅まで走ってきました。


広川駅は日本一周の旅を始める2年前、自転車で釣り場を巡りながら釣りをしたらどうだろうかと、安価な折りたたみ自転車を買って輪行した所です。


釣果は小さなアオリイカ1杯でした。


自転車で釣り場を移動するのは結構面倒で、それ以来行っていないのです。
でも、知らない場所を自転車で走るのが楽しくて、その経験が日本一周の旅に繋がったのではないかと思います。

筏釣りの帰りにいつも気になっていたのが、「稲むらの火の館」の看板です。
次の電車まで時間があるので、寄ってみました。


濱口梧陵と言う人が、安政地震の津波の時に稲むらに火を放って村人を誘導し、命を救ったというお話があるそうです。
「稲むらの火の館」はその功績を伝承する施設でした。
人工津波の展示物があったりと、見ごたえのある施設でした。


「稲むらの火の館」見学して、湯浅駅に到着。
工具を忘れて不安だったのですが、無事にノントラブルで到着しました。
今日はここから大阪に帰ります。


151日目
 走行距離 54.7km(GPS計測)
 総走行距離 14,241.9km
 出発時間 09:22 (御坊)
 到着時間 14:30 (湯浅)
 走行時間 5時間08分
 平均速度 10.7km/h


日本一周150日目 和歌山県周参見~御坊

2024年09月24日 | 日本一周



ホテルの窓から外を見ると、雨が降っていました。


フロントバッグにレインカバーを被せ、ポンチョを被って出発です。
ホテルの玄関横の喫煙コーナーで煙草を吸っていた男性が、気を付けてと見送ってくれました。


今日も国道42号線を走ります。
強風注意の標識が出ていました。
向かい風がポンチョに当たって走りづらいです。


太平洋岸自転車道の矢印が県道243号線に向いていたので、従って県道に入りました。
旧の国道42号線の様です。


旧道を走り抜けて、再び国道42号線に入りました。
今日は白浜の白良浜で花火大会があるようですが、この天気だとどうでしょうか?


雨はやんだり降ったりを繰り返します。
ポンチョが鬱陶しいので、そのたびに脱いだり着たりしました。

市江港の看板があったので、ちょっと寄り道。
市江は磯釣りのホームグランドです。
さすがにこの天候では、渡船は出船していないです。


市江に釣りに来るたびに気になっていた看板があります。
市江地蔵尊の案内看板です。


雨も止んでいて、いい機会なのでお参りしてみました。
集落の細い路地を進んでいくと階段が現れました。
BROMPTONを停めて、階段を上がっていくとお堂がありました。
でも、扉が閉まっていて、お地蔵さんを拝むことができませんでした。

お堂の前で安全を祈願して、階段を下っていくと、下からお婆さんが上がってきました。

今日は天気が悪かったけど、少し良くなってきたからこれからお堂を開けに行くそうです。

もう少し遅かったらお地蔵さんを拝めたのに。
次回、釣りに来た時にもう一度お参りしようと決めて、市江を後にしました。

市江トンネルはセレナだとあっという間に潜り抜けるのですが、BROMPTONだと長く感じます。


また大粒の雨が降ってきたのでポンチョを着込んでいると、サイクリストが抜かして行きました。
雨の中、ご苦労様です。


セレナで釣りに来たときは、ここから高速に乗って大阪に帰るのですが、今日は左折して白浜に向かいます。


と思ったら、自転車は入っちゃダメでした。


仕方がないので次の交差点を左に曲がって白浜に向かいました。

登り坂を登ったり、白浜空港の下をくぐったり、ようやく白浜の観光名所、千畳敷に到着しました。
生憎の天気で人はまばらです。


白良浜もほとんど人がいないです。


白浜周遊道路を走っていくと、円月島が見えました。


ちょうどお昼ご飯の時間になったので、とれとれ市場でお昼にしようと思ったのですが、あまりに沢山の人でパスしました。

何を食べようかなぁと思っていると、昔、次男を連れて白浜に来た時に寄ったモスバーガーがありました。


お腹を満たして国道42号線に入ると、また太平洋岸自転車道がわき道を案内します。
太平洋岸自転車道の標識に従って走っていくと、どんどん細い道に誘導していきます。


目の前に現れたのは、天神崎です。
磯場が広がり、地磯釣りに良さそうな場所です。


天神崎を通り過ぎて進んでいくと、見たことのある場所に出ました。
堤防から石鯛が釣れると聞いて、何度か訪れたところです。
石鯛は一匹も釣れませんでいたが・・・


国道42号線に入って、南部まで進んできました。
沖に鹿島が見えます。
あの島の磯にもよく行きました。
長男と次男を連れて、無人島キャンプもしました。
今は渡船の船頭が体調を崩して休業しているので、行くことも無くなりましたが。


切目崎は伝馬船が出ているところです。
春のチヌの乗っ込みシーズンに釣友のSさんたちと何度か釣りにきました。


今日は黄色いベスト来たサイクリストに良く抜かされます。
何かイベントがあるのでしょうか。


日高川にかかる天田橋を渡ると御坊市街です。
雨と向かい風で体力を消耗したので、今日は御坊で切り上げることにします。


天田橋の下から延びる堤防で、釣友のSさんたちとよく夜釣りにきました。
ぼんやりと光る電気ウキが、魚が掛るとぴゅーっと走るのが楽しいです。
チヌやセイゴが釣れます。
堤防が崩れてしまったので、今は行くことも無くなりましたが。


御坊駅までもう少しというところで、大雨が降ってきました。
雨と汗でパンツまでびしょびしょです。
この状態で電車に乗るのは迷惑なので、御坊駅近くの宝の湯で汗を流し、服を着替えました。


お風呂に入っている間に雨がやみ、無事に御坊駅に到着しました。

電車の出発まで10分ほどだったのですが、BROMPTONは素早く折りたためるので、何とか16:34の電車に乗ることができました。

150日目
 走行距離 98.7km(GPS計測)
 総走行距離 14,187.2km
 出発時間 07:34 (周参見)
 到着時間 16:22 (御坊)
 走行時間 8時間48分
 平均速度 11.2km/h


日本一周149日目 和歌山県串本~周参見

2024年09月23日 | 日本一周



始発のくろしお1号に乗って、前回の到着地、串本に向かいました。
家を出てから4時間強、11時6分に串本駅に到着、遠いです。

BROMPTONを展開して、日本一周の旅の始まりです。


本州最南端の町のゲートをくぐり


国道42号線から県道41号線を走って潮岬を目指します。


大島に渡るループ橋が見えてきました。

大島にでんしようかなと思ったけど、雨がぱらついてきたので諦めて先に進みました。

雨はすぐに止みましたが、潮岬の道はアップダウンがきついです。


黙々と走り続け、僕の日本一周の旅の最後の端っこ、潮岬に到着しました。


これで、本州、四国、九州、北海道の端っこ16端を走破です。

もう一つ、最南端の碑がありました。
こちらは日本列島が描かれています。


日本列島を見ると、感慨深くなります。

ちょうどお昼だったので、潮岬タワーの横の食堂でお昼ご飯にすることにしました。
選んだメニューは、端っこ走破をお祝いして、紅白丼です。


紅はマグロ、白は鯛の刺身です。
新鮮な刺身が美味しかったです。

本州最南端の到達証明を貰おうと思ったら、潮岬タワーの入場券が証明書になっているそうです。


潮岬タワーに登ると、潮岬を見下ろせました。


潮岬は思い出深い地です。
友達とハレー彗星を見に来たり、バイクで夜通し走って潮岬から太平洋から昇る朝日を見て、そのまま鳥取砂丘まで走って日本海に沈む夕日を見たりと、いろいろな思い出があります。

無事に本州最南端の到達証明書を手に入れることができました。


名残惜しいけど、潮岬を後にして、旅を続けます。

国道42号線に入って、北上していきます。


国道42号線は海岸にそって走っていきます。


と、いきなり大粒の雨が降ってきました。
ちょうどバス停があったのでBROMPTONを道路わきに寄せて、慌ててバッグにレインカバーをかけ、ポンチョを着込みました。
ふと、バス停の名前を見ると「雨島」と書いてあります。
なんの呪いでしょうか。


雨島を過ぎると、雨はすぐに止みました。
一体何なんでしょう。

早々にポンチョを脱いで国道42号線を走り、今日の宿がある周参見に入りました。


宿に向かおうと国道42号線から左に曲がると、見たことがある風景です。


昔、釣友のSさん、K君と周参見の磯にグレ狙いで来た時、渡船がここから出船しました。
懐かしいです。

149日目
 走行距離 50.7km(GPS計測)
 総走行距離 14,088.5km
 出発時間 11:24 (串本)
 到着時間 15:24 (周参見)
 走行時間 5時間00分
 平均速度 10.1km/h


日本一周148日目 三県境と渡良瀬遊水池

2024年07月15日 | 日本一周



前回の日本一周の旅で富士山を一周して、45個目の都道府県の山梨県を走りました。

BROMPTONと走っていない県は栃木県と埼玉県の二つです。
最後の端っこの本州最南端を走る前に47都道府県を制覇したいと調べてみたら、埼玉県、栃木県、群馬県、茨城県に跨る渡良瀬遊水池という日本一大きな遊水池がありました。
近くには日本では珍しい平地で訪れることのできる三県境もあります。

渡良瀬遊水池には、新幹線で東京まで行って、東京から上野東京ラインで古河駅に行くことになります。

せっかく東京に行くのなら、今年、東京に転勤になった長男に会おうと、奥さんと一緒に新幹線に乗り込みました。


新幹線から前回の旅で一周した富士山が見えました。
山頂の雪はすっかり消えています。


東京駅で奥さんと別れて、上野東京ラインに乗って古河駅に到着。
ブロンプトンを展開して、まずは三県境に向かいます。


古河駅から三県境まで4kmほどです。
ほどなく三県境に到着しました。


BROMPTON。47都道府県制覇です。


記念写真を撮って次に向かおうとしたら、おじさんが説明するから聞きなさいと声をかけてきました。
ここはもともと渡良瀬川が流れていて、川の中央が県境だったそうです。
川の流れが変わったけど、県境がそのままなので、平地に県境ができたそうです。


おじさんは埼玉県の人で、埼玉県には三県境が7つあるそうですが、他の県境は川の中だったり山の中だったり、行けるところではないそうです。

おじさんは7つの県境を説明してくれましたが、関西人は北関東の地理に疎いので、よくわからなかったです。
すみません。

渡良瀬遊水池を周る前に腹ごしらえをしようと道の駅かぞわたらせに行くと、たくさんのロードバイクが止まっていました。
渡良瀬遊水池はサイクリングのメッカの様です。


道の駅では、ざるそばとかき揚げ丼のセットを食べました。
腰があって美味しかったです。


腹ごしらえが済んで、渡良瀬遊水池一周のスタートです。


渡良瀬遊水池はハートの様な形をしていて、三つに分かれています。

どう走ろうかと悩んだ末、まずは中央の防波堤を対岸まで走りました。


対岸に到着
そこから右上の池に沿って走りました。


次に縦の防波堤に入りました。


さっき走った堤防の道が見えてきました。
右上の池を一周しました。


いったん出発地点まで戻ります。


次は左上の池を周ります。
この道は栃木県と群馬県の県境が入り組んでいるようです。


対岸に渡る道まで走ってきて、上半分の池を走破しました。


続いて下半分の池を周ろうとしたら、行き止まりでした。


いったん戻って左に下る道があったので、そちらを走ってみました。


また行き止まりでした。


仕方がないので、橋を渡って渡良瀬遊水池の横を流れる川沿いの道に入りました。


川の堤防の向こう側が渡良瀬遊水池です。


またもや行き止まりの看板が出てきました。
自動車が通行止めなのか、歩行者も自転車も通行できないのか?
行けるところまで行ってみます。


ゲートが現れました。
車も自転車も歩行者も立ち入り禁止です。


仕方がないので来た道を出発地点まで戻って、下半分の池を周りました。


先ほどの行き止まりのところから見えた建物が現れました。


完璧ではないですが、日本一大きな遊水池、渡良瀬遊水池一周完走です。
走行距離は20kmほどでした。


148日目
 走行距離 32.9km(GPS計測)
 総走行距離 14,037.8km
 出発時間 10:56 (古河駅)
 到着時間 14:19 (古河駅)
 走行時間 3時間23分
 平均速度 9.7km/h

古河駅から上野東京ラインで東京に戻り、長男と奥さんの3人で夕食を食べました。
長男は元気そうで一安心です。


日本一周147日目 河口湖町~新富士駅

2024年05月18日 | 日本一周



昨日の夜も登り坂ホテルの露天風呂のお湯の中でストレッチをして脚をほぐしたのですが、さすがに二日続けて1,000m以上も坂を登ると筋肉痛が痛いです。

ホテルの窓から外を見ると、今日は富士山が綺麗に見えています。


フジイチ後半のスタートです。
国道139号線を山中湖に向かって走ります。


富士スバルラインは今日も全線通行可能のようです。
富士山が綺麗に見えるので、昨日の富士山ヒルクライムが今日の天気だったら良かったのに。
でも、雨の中の富士山ヒルクライムも良い思い出です。


天使がフジイチ完走を目指す僕とBROMPTONを応援してくれます。


国道139号線から国道138号線に入って山中湖を目指します。
緩やかな道で走りやすいです。


北口本宮富士浅間神社が現れたので、富士山五合目まで登れたお礼とフジイチの無事完走を祈願して参拝しました。


自衛隊の演習場がありました。


しばらく走ると雷の様な音が聞こえてきました。
やっぱり昨日の雷の様な音は、大砲の音だったみたいです。

山中湖に到着しました。
自転車が3台並んでいますが、本物ではなくモニュメントでした。


山中湖から望む富士山です。
静岡側から見るよりも冠雪が多いように見えます。


山中湖からの国道138号線は急な登りになりました。
坂を登り切ると篭坂峠で、下り坂になります。


坂を下ろうとする僕とBROMPTONを天使が応援してくれます。


下り坂は楽で良いのですが、寒いです。
凍えながら静岡県に戻ってきました。


道の駅すばしりを越えてすぐに東口本宮富士浅間神社が現れました。


本殿の後ろに富士山が見えます。
富士山五合目まで登れたお礼とフジイチの無事完走を祈願して参拝しました。


国道138号線が自動車専用道になったので、県道418号線を走って御殿場を目指します。


御殿場で国道469号線に入りました。
フジイチ完走までもう少しです。


国道469号線は自衛隊の演習場を突っ切る道です。
時折、爆音が響いてきます。


フジイチ完走までもう少しなのですが、激坂が僕とBROMPTONをいじめます。
大きなトラックも走るので怖いです。


連日標高1,000m以上も坂を登っている体にこの坂は堪えます。
何度も休憩を取りながら富士サファリパークまで登ると、ようやく下り坂が現れました。

遠くに雪を被っている山は南アルプスでしょうか。


国道469号線の坂を下っていくと、県道72号線との交差点に到着しました。
フジイチ完走です。


県道72号線を下って、新富士駅まで戻ってきました。

無事にフジイチを完走し、大阪に帰る僕とBROMPTONを富士山が見送ってくれました。


富士山五合目で飲み干したコーヒーのペットボトルは、新富士駅では一段とへこんでいました。


147日目
 走行距離 71.6km(GPS計測)
 総走行距離 14,004.9km
 出発時間 11:53 (河口湖町)
 到着時間 11:53 (新富士駅)
 走行時間 6時間20分
 平均速度 11.3km/h

総走行距離が14,000kmを越えました。
今回の旅で総走行距離が14,000kmを越えると思っていなかったので、記念すべき14,000km地点の写真を撮れなかったのが残念です。

GPSのデータです。
この3日間で、なんと累積標高が5,355mです。


黄色が1日目、赤色が2日目、青色が3日目です。


僕は時計回りに富士山を一周しましたが、富士山の写真を撮るとき電線が邪魔になったので、反時計回りに周った方が良かったかと思います。

二日目の午前中以外は天気に恵まれたので、富士山に感謝です。