今日は久しぶりの筏釣りです。
ホームグランドの和歌山の筏に乗って、釣りの開始です。
今日は、予想以上に魚の活性が高く、本来なら餌持ちの良いコーンもサナギもあっという間に取られてしまいます。
ダンゴも思いっ切りしっかり握らないと、途中で割られてしまいます。
途中でダンゴが割れるとアイゴの餌食、
ダンゴが底まで持つとボラの餌食、
時折アジがかかりますが、本命のチヌは姿を見せてくれません。
やっと魚らしい魚を釣ったと思ったら、
サンノジでした。
サンノジは磯でよく掛けるのですが、ここの筏では初めてです。
結局、ダンゴを握るのとボラの相手で腕が痛くなっただけで、
アジ2匹とツバス1匹の貧果でした。
でも、竿がいっぱい曲がって、楽しかったということにしておきましょう。
長男が島根県に転勤になりました。
長男が家を出るのは初めてです。
部屋を探しに嫁さんと島根に同行し、せっかくなので出雲大社にお参りしました。
長男に良縁のご利益があったらいいのですが。
お土産に買ったのはこれ、
出雲大社の瓶子です。
ここにお神酒をいれて、僕の部屋の神棚にお供えしました。
毎日、神棚を拝むたびに長男の息災を祈ることができます。
コロナのワクチン接種や日本一周の旅で休日がつぶれ、久しぶりの釣行です。
今回は、石鯛を狙おうと和歌山の磯に向かいました。
ところが、阪和道の有田から印南まで、工事のために通行止めになっていました。
お陰で高速代が浮いたので、マムシを買い足しました。
5時過ぎの船で磯に上がって釣りの開始です。
今回用意した餌は、ウニ30個とマムシです。
ウニマムシは石鯛釣りを始めたころに何回かしたっきりなので、久しぶりです。
小さな石鯛針10号にマムシを刺して、
ウニを半分に割って中に忍び込ませます。
これがウニダンゴです。
ウニが割れると中からマムシが飛び出して、石鯛が食いつくという段取りです。
何投目かに勢いよく竿が舞い込みました。
上がってきたのは、30センチ弱のイシガキダイでした。
しばらくして、同じようなサイズのイシガキダイが釣れました。
アタリがあって魚が釣れるのは面白いのですが、どうも魚のサイズが小さくて、ロマンがありません。
早々にマムシを使い切って、ウニ単体でロマンを求めました。
でも、ウニ単体に切り替えると、途端にアタリが無くなりました。
時々、ウニが齧られもせずに戻ってきます。
新しいウニと戻ってきたウニを2個掛けして放り込むと、ようやく良いアタリが出ました。
ドキドキしながら待っていると、竿が力強く舞い込みました。
やったーとあわせたのですが、根に潜られてしまいました。
せっかくいい良い型の手応えだったのに・・・
その後はアタリが遠のきましたが、上げ潮の潮どまりから下げ潮に変わると、潮筋が僕の乗っている磯に近づいてきました。
石鯛も近づいて来るかなと期待したのですが、潮の流れが速くなって根掛かりが頻発し、餌が無くなって納竿です。
結局、本日の釣果はウニマムシで釣れたイシガキダイ2匹です。
ボウズを免れたのは、工事通行止めのお陰かな?
日本一周の旅から帰って、BROMPTONの掃除をしていると、
シートポストの錆が気になりました。
写真では分かりづらいですが、錆が浮いて、ざらざらしています。
シートを下げるのにも、抵抗があります。
で、ホームセンターで錆取りを買ってきました。
ぼろタオルにたっぷり錆取りを出して、ごしごしと磨くこと1時間。
これまた写真では分かりにくいですが、錆が機影に取れました。
シートの上げ下げもスムーズになりました。
BROMPTONが綺麗になると気持ちが良いです。
ホテルの窓から外を見ると、今日も良い天気です。
早々にホテルを出発して、国道338号線を走ります。
国道338号線は、交通量も少なく、緩やかなアップダウンの続く走りよい道です。
なにやら動物の叫び声が聞こえるなぁと思ったら、つがいの小さな動物が目の前を横切っていきました。
なんだろう、狸にしては細くて小さいし、イタチだろうか?
道端のお寺に張り紙がありました。
「成功の反対は失敗ではなく、何もしないことである」
たしかに何もしないと成功も失敗もないわけで、
でも、世の中、何もしないわけにはいかないので・・・
僕の日本一周の旅も、まだ成功か失敗か分らないです。
含蓄のあることばです。
青森にも出るのですね。
結局、北海道ではクマと出会えませんでした。
青森県なら、出没するのはツキノワグマでしょうか。
山道を抜けると、ようやく海が見えてきました。
太平洋です。
陸上自衛隊の六ヶ所対空射場管理隊の基地があって、自衛隊車両がいっぱい停まっていました。
幾つになっても、男の子はこういうのを見るとわくわくします。
尾駮沼に白鳥のえさ場がありました。
白鳥に餌をあげたいのですが、季節柄、白鳥は一匹もいませんでした。
残念。
本日の気温は25度です。
熱中症の心配はなさそうです。
田んぼが広がるのどかな風景ですが、対地射爆撃場なんですね。
自衛隊のヘリコプターでしょうか、何かを吊り下げたヘリコプターが飛んでいました。
三沢に近づくころには、国道338号線は大型車両の通行が多く、路肩は狭く荒れているので、走りづらいです。
追い風だったことがせめてもの救いかな。
三沢空港に近づくと、爆音が聞こえました。
空を戦闘機が飛んでいました。
F15それともF35かな?
三沢空港の入り口が見えてきました。
右に曲がる風が向かい風に変わりました。
あと4kmがつらいです。
飛行機の出発時間まで余裕があるので、三沢航空科学館に寄ってみました。
高校の修学旅行か遠足でしょうか?
大勢の若者でにぎわっていました。
三沢航空自衛隊というと、漫画のファントム無頼の舞台にもなったところですね。
屋外展示場には、F4ファントムが展示されていました。
僕もファントムに乗ってみたいです。
三沢空港に到着。
戦闘機の爆音が鳴り響く賑やかな空港です。
飛行機の出発時間までたっぷり時間があったので、空港の目の前の三沢空港温泉で汗を流し、
展望台から戦闘機の離着陸を見学しながら、出発までの待ち時間を過ごしました。
これはF35かな?
105日目
走行距離 92.4km(GPS計測)
総走行距離 10,134.6km
出発時間 05:35 (下北)
到着時間 12:29 (三沢空港)
走行時間 6時間54分
平均速度 13.4km/h
ホテルの窓から外を見ると、雨が降っていました。
それも本格的な降りです。
噓でしょ、天気予報では雨が降るとはなっていなかったのに。
でも、朝食を食べて出発するころには、雨はやんでいました。
北海道のラストランに出発です。
国道278号線を走ると、新婚旅行で新妻の奥さんと泊まったホテルがありました。
もう、29年も前の話です。
海岸の近くに、石川啄木の像がありました。
後ろには奥さんと夜景を見た函館山があります。
石川啄木は、釣りキチ三平の相棒の鮎川魚神の好きな詩人ですね。
函館駅に出ました。
また雨がぱらついてきたので、バッグにレインカバーを掛けました。
雨はすぐにやみ、今日は五稜郭タワーが綺麗に見えました。
走行距離が9kmを越えたところで、GPSに注意しながらペダリングしていきます。
GPSが9.3kmを示しました。
ここが総走行距離、10,000km地点です。
家を出発して104日目、10,000kmも走ることができました。
よくここまで走ったものです。
雲が切れて天気の不安もなくなり、市街から外れて車も少なくなったので走りよいです。
トラビスト修道院の案内があったので、寄ってみました。
少し坂を上ると、立派な建物がありました。
修道院の前の広場には、直営の売店があって、ソフトクリームが売っていました。
まったりとしたミルクの味が濃い、おいしいソフトクリームでした。
幕末の軍艦、威臨丸の終焉の地がありました。
日本人が初めて太平洋を渡った船ですね。
勝海舟や新選組の土方歳三が乗った? 有名な船ですね。
ようやく、北海道一周の起点、みそぎ浜の鳥居が見えてきました。
みそぎ浜に到着。
BROMPTONと一緒に記念撮影です。
逆光で僕とBROMPTONと鳥居が真っ黒・・・
2019年9月、80日目に北海道に上陸し、2年がかり24日で走破しました。
走行距離は2,451kmです。
ちなみに四国は16日かかって走行距離1,400㎞。
九州は22日かかって走行距離は2,415㎞、
九州は海岸線が入り組んでいたので、走行距離はあまり変わらないようです。
でも、やっぱり北海道はでっかいどうです。
北海道最南端の駅、木古内でBROMPTONを折り畳み
13:01の北海道新幹線はやぶさで新青森に向かいました。
新青森からJR奥羽本線に乗って青森駅へ
青森駅から青い森鉄道に乗って野辺地へ
野辺地からJR大湊線に乗って下北駅へ
本州最北端の駅、下北駅に到着しました。
本州の前回の到着地です。
今日は下北で一泊して、日本一周の旅は続きます。
104日目
走行距離 51.5km(GPS計測)
総走行距離 10,042.2km
出発時間 05:32 (函館)
到着時間 17:06 (下北)
走行時間 11時間34分
平均速度 3.8km/h
伊丹空港でコロナウイルスの検査を受けて無事陰性
飛行機に乗って函館空港に到着し、空港バスで函館駅へ、
そこから列車に乗って、鹿部駅に到着しました。
鹿部で一泊し、前回の旅で走れなかった国道278号線に再チャレンジです。
朝、宿の宿の窓から外を見ると、良い天気です。
今日はしっかり走れそうです。
国道278号線を走り出すと、すぐに道の駅しかべ間歇泉公園がありました。
まだ営業前です。
そんなことがあろうかと、前日に宿に入る前に寄って、間歇泉を見学しました。
間欠泉は、10~15分ごとに吹き上がるそうです。
足湯に浸かりながら待っていると、温泉が噴き出し始めました。
そこそこ迫力のある間歇泉です。
自然に温泉が噴き出すなんて、不思議ですね。
国道278号線を走っていくと、なにやら水の音がしました。
音のする方を見ると、大きな滝がありました。
三味線滝という滝で、流れ落ちる水音が三味線のように聞こえたことから名前が付いたそうです。
今日は前回と違って、本当に良い天気です。
風も追い風で、気持ちよく走ることができます。
灯台ファミリー博物館という看板があったのですが、片道4.4kmもあるので諦めました。
そこからは峠越えになります。
でも、そんな大した登坂でもなく、難なく超えることができました。
峠を越えたところにある道の駅なとは・えさんでは、たくさんのファミリーがアウトドアを楽しんでしました。
半島を回って、国道278号線から海側にそれた道を走っていくと、奇岩怪岩が現れました。
このあたりから向かい風が強くなり、走りづらいです。
それに、お昼も回ったのに、食堂が全然ありません。
カロリーメイトで栄養を補給して、向かい風に抗いながら走り続けました。
国道278号線に入って走っていくと、本州に一番近いところに出ました。
うっすらと見えるのが大間崎でしょうか。
大間崎から北海道を望んだときは、霧で何も見えなかったのですが・・・
国道沿いの山側に、立派な橋が架かっていました。
昔は鉄道が走っていたのかな?
ようやくコンビニを見つけたので、食事にありつくことができました。
向かい風で疲れた体には、醬油をたっぷりかけたお寿司と甘いお菓子がごちそうです。
函館市街に入ると、マンホールの蓋に五稜郭が描かれていました。
ようやく函館にたどり着き、前回のリベンジを果たすことができました。
明日は北海道ラストランです。
103日目
走行距離 81.6km(GPS計測)
総走行距離 9,990.7km
出発時間 07:22 (鹿部)
到着時間 14:19 (函館)
走行時間 6時間57分
平均速度 11.7km/h