折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

日本一周31日目 2012年4月7日 宮崎県 宮崎~鹿児島県 志布志

2012年04月09日 | 日本一周


前回たどり着いた宮崎から、大阪に帰れる交通機関のある志布志までは120kmもあります。
宮崎にフェリーが到着するのが8:30。志布志からフェリーが出るのが18:30なので、9時間で120kmを走ることになります。

手続きなどの余裕をみて8時間としても平均速度15km/h。休憩や観光を入れると、もっと速く走らないといけません。Bromptonではちょっと無理です。
しかし、僕のもう一台の愛車、RIDLEYなら走りきれそうです。
行も帰りもフェリーならば、折りたたみ自転車ではなくても行けるのではないか、ということで、今回はタイトルに反してロードバイクのRIDLEYの出番となりました。

 久しぶりにフェリーに乗って、宮崎に着いたのは定刻通り8時半です。
早速走り始めたのですが、この日は北西の風が強く、追い風のときは30km/hで走れますが、向かい風になると25km/hにスピードが落ちてしまいます。


少々焦りながら、まずは青島神社に訪れました。
鬼の洗濯岩といわれる波打った岩が海岸に広がっています。

青島神社では、「天の平瓮投げ」というのがありました。磐境に平瓮が収まれば心願成就、平瓮が割れれば開運厄払いということです。

200円を払って平瓮を一枚とって、狙いを定めて磐境に投げてみました。
磐境に収まるどころか、平瓮も割れませんでした。
これはゲンが悪いと、もう200円払って、今度は力いっぱい投げました。
磐境には収まりませんでいたが、平瓮が割れたので開運厄払いというところでしょうか。

青島神社で「天の平瓮投げ」を試し、ソフトクリームまで食べたので、予定より20分も遅れてしまいました。
国道220号線に戻って南下していくと、サンメッセ日南海岸の丘の上にモアイ像が見えました。見に行きたい誘惑にかられましたが、モアイ像はあきらめて先を急ぎました。


次に訪れたのは、鵜戸神社です。
岩窟の中に立派な社が納まっています。

ここには「運玉」というのがありました。
男性は左手で、女性は右手で「運玉」という粘土を丸めたようなものを亀石の穴に入れたら願い事が叶うそうです。
左利きの人には有利だなと思いながら試してみました。

「運玉」は五個もらえました。
結局一つも穴に入らなかったのですが、亀石には当たったので、無病息災といったところでしょうか。


鵜戸神社を過ぎて、少し行ったところでナビが48.4kmを指しました。
日本一周を走り始めて、3,000kmの地点です。


道端には桜が咲いていました。
RIDLEYにとっては初めての桜ですが、僕にとっては日本一周を初めて3回目の桜です。


そろそろお腹が空いてきました。
前に宮崎はチキン南蛮が美味しいとのコメントをいただいていたので、チキン南蛮の看板の上がった店に入ってみました。
コメントのとおり、柔らかくて美味しいチキン南蛮でした。貴重なコメントをありがとうございます。


国道220号線はけっこう交通量が多かったのですが、国道488号線に入ると車が少なくなり、走りやすくなりました。
しかし、都井岬の手前は急坂で、RIDLEYに乗っているにも関わらず、力尽きてしまいました。


一休みして峠を越えたら、そこから志布志までは強い向かい風です。
風が吹いていなかったら、気持ちのよさそうな道だったのに・・・
人間、追い風のときは気付かずに調子に乗って走りますが、向かい風になると心が折れそうになってしまいます。
なんとか志布志港に着いたのが、17時15分。
フェリーに間に合って、よかったよかった。

31日目

 

走行距離

125.6km

GPS計測)

 

総走行距離

3077.2km

交通費

14,480

(自宅~宮崎港)

交通費

19,850

(志布志港~自宅)

通行料

10

一ツ葉有料道路

合計

34,340

 

※経費には食事代やお土産代は含んでいません。


ちょっと休憩-19 「折りたたみハンドル」

2012年04月03日 | MR4

 手に入れたGIANT MR4ですが、折りたたんだとき問題があります。
MR4は前輪を外して、折りたたんだ後輪をフロントフォークが抱え込むようになるのですが、そうなるとハンドルを回すことができず、幅をとることになってしまいます。
ハンドルを外したら外したで邪魔になるし、なんとかコンパクトにならないかと、折りたためるハンドルを探したのですが、見つかったのは数年前の記事ばかりで、最近は売られていないようです。

あきらめきれずに探していると、SJS Cycleという海外の通販サイトで、Humpert AHS Superlight Adjustable Handlebarsというのを見つけました。

厳密にいうと折りたたみハンドルではなくて、角度を調節できるハンドルですが、0度の一文字から90度まで角度を変えることができます。

海外通販サイトなので不安だったのですが、SJS Cycleをネットで調べてみたら、日本でも購入している人がいるようで、問題も起こっていないようです。
ハンドル自体は37.99£(ポンド、日本円で5,000円ほど)ですが、送料に37£もかかってしまいます。
しかし、日本では手に入らないハンドルなので、背に腹はかえれません。
翻訳サイトで訳された、訳の分からない日本語に四苦八苦しながら注文をしました。

 注文して待つこと5日後、ようやく商品発送のメールが届きました。
日本なら翌日には発送してくれるので、やきもきしながら待ちました。

 商品が届いたのは、その5日後です。
イギリスからだと思うと、思ったよりも早く届いたものです。

早速MR4に取り付けてみました。
ハンドルステーのビスを外すだけなので、取り付けるのはあっという間です。
ただし、Humpertのハンドルは600㎜もあって、MR4のノーマルハンドルの540㎜に比べるとかなり幅広なので、切り取ることにしました。
 親切なことにHumpertのハンドルには、切り取り線が書かれています。
あらかじめ、自転車友達にパイプカッターを借りていたので、簡単に切り取ることができました。

しかし、問題が一つ。ハンドルが折れ曲がる関節部分が邪魔になって、サイクルコンピュータやライト、ベルを付けることができません。
サイクルコンピュータはハンドルステーに移動させましたが、ライトとベルはどうしようか思案中です。

それでも4本のビスを緩めるだけでハンドルがたためるので、すっきりと輪行ができそうです。
GIANTもこんなハンドルを標準装備にしてくれたら良いのに・・・


ちょっと休憩-18「自転車ラック自作」

2012年04月01日 | ちょっと休憩

 嫁さんの自転車を置くと部屋が狭くなってしまいました。
ということで、自転車ラックが欲しくなったのですが、市販のものは1万円以上するし、押入れの物を出し入れするときに動かせるように、キャスター付きのものが欲しかったのですが、そのような物はみあたりませんでした。
ならば自分で作ろうということで、ホームセンターで材料を物色しました。

イレクターパイプを組み合わせるか、木材にするか悩んだのですが、結局2×4の木材で作ることにしました。

図面も引かずにイメージだけで材料を購入するところが僕の大雑把なっところです。
材料費だけでも4,500円ほど、もう後には引けません。

早速、家で作り始めたのですが、コの字型の金具で支柱を立てて、自転車をぶら下げてみると、支柱が傾いてきました。
再びホームセンターで金具を物色し、このような形で固定しました。

今度は自転車をぶら下げても大丈夫です。
追加の金具は1,500円ぐらいかかりました。
結局、総費用は6,000円ぐらいでしょうか

我ながら、いい感じで出来上がりました。

真ん中に見えているサドルは、僕用のMR4のサドルです。
この前、嫁さんが少しMR4に乗ったら、お尻が痛いというので、女性用のサドルを購入しました。
しかし、女性用のサドルは僕が跨ると、なんとも気持ちが悪いので、シートポストごと買って、交換できるようにしました。

問題は地震がきたときに倒れないかどうか。
きっとキャスターが免震の役目を果たしてくれると思うのですが、大丈夫かな?