折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

釣り-やっと釣れた

2019年08月24日 | 石鯛

今週末は天気が悪かったのですが、エサの予約を入れていたので、釣りを決行しました。

雨の音を聞きながら、港に停めた車で仮眠を取り、雨の中を港から離れる渡船に乗りました。

渡った磯は、前回と同じ、足元からドン深の磯です。



期待を込めてウニを打ち返すのですが、良いアタリが出ません。

ウニは周りだけ齧られて、芯が残っています。

石鯛なら芯ごと食べるので、エサ取りに齧られているようです。

たいしたアタリがないまま弁当船がやってきて、穂先を見ながら弁当を食べていると、
穂先を引き込むいい感じのアタリが出はじめました。

でも、舞い込みそうでなかなか舞い込みません。

おちおち弁当も食べていられません。

結局、お弁当を食べている間に2回も仕掛けを打ち返しました。

ようやく弁当を食べ終えて、本腰を入れて竿に向かい合ったら。
向かいの磯でフカセしている釣り人3人が、
それまで僕から見て裏側の瀬で釣りをしていたのに、
僕の正面の瀬に移動してきました。

こんなとこころに撒き餌をしたら、僕の石鯛がそっちに行ってしまうではないか。

案の上、アタリが遠のいたなと思ったら、
向かいの釣り人が竿をのされて仕掛けを切られていました。

それ、僕の石鯛じゃないの・・・

上物竿で底物を掛けないでよ・・・

と思いながら新しいウニを打ち込んだら、
着底と同時に激しい前あたりがあり、石鯛竿が大きく舞い込みました。

竿が十分に舞い込んだことを確認して竿を握り、
渾身の力を込めてあわせると、

のりました!

チヌやグレとはけた違いの、荒々しい引きが堅牢な石鯛竿をひん曲げます。

右前の根に潜ろうとする魚を竿と仕掛けの強さに物を言わせて強引に引き上げてると、
茶色い魚体が翻りました。

あれ?

シマシマじゃないの?

コロダイかタマミかと思ったら、海面に顔を出したのは石鯛の親戚のイシガキダイでした。

本命の石鯛ではないけれど、僕にとってはイシガキダイも立派な底物です。



40センチオーバーのイシガキダイ。

一昨年の12月以来、約1年半ぶりの底物です。

やっと釣りました。

人間、辛抱が大事ですね。

石の上に3年ではなく、磯の上に一年半ですが(^^)


釣り-尻手環

2019年08月22日 | チヌ(黒鯛)

僕が愛用している黒鯛工房の筏竿は、尻手ロープを付けるところがありません。

なので、こんな風にタコ糸を輪っかにしたものを人工うるしで固め、尻手ロープを付けていました。


ところが、前回の釣りでタコ糸がちぎれかかっているのに気づき、
ハリスを二重にしたもので尻手ロープを結び付けました。

おかげで置き竿にしているところをチヌに竿を海中に引き込まれ、
危うく愛竿とリールが海の藻屑となるところを免れました。

やっぱり、尻手ロープは必須アイテムです。

でも、タコ糸では強度に不安があります。

ということで、こんなものを作りました。

直径1mmのステンレスの棒を直角に曲げて、


百円ショップで見つけた先っちょの丸いペンチで輪っかを作って、


先っちょの丸いペンチを持ち直して、本線の方に折り返します。


適当な長さに切って、足の先をヤスリで削って段差をなくし、形を整えます。

ちなみに足と足の間に隙間があるのは、わざとです。

マスキングテープで仮止めして、絹糸を巻いていくのですが、
強度を出すために絹糸を足と足の隙間を通して、
輪っかの下の部分から絹糸を巻いていきました。


足が隠れるまで絹糸を巻いて、


人工うるしの黒を4回塗り重ねて、尻手環の完成です。

(ついでなので現役で使っている筏竿3本に尻手環をつけたので、写真によって竿が異なります。)

尻手ロープをつけるとこんな感じです。


これで、安心して竿から目を離せます。


釣り-マイタックル

2019年08月18日 | チヌ(黒鯛)

台風が過ぎたのですが、ホームグランドにしている渡船屋さんは、もう一日休みというので、別の渡船屋に釣行しました。

朝5時過ぎの船に乗って筏に渡り、まずはダンゴを3個、ポイントに投げ込んで、釣り道具の準備を始めました。

ここで、僕の使っているタックルを紹介したいと思います。

まず筏竿は黒鯛工房の「カセ筏師 THEチヌセレクション XT 大チヌ138」という竿です。

写真は黒鯛工房のHPを拝借しました。

僕は黒鯛工房の竿ばかり買っていて、これで5本目になります。

THEチヌセレクション XTは初・中級者用の竿で、黒鯛工房では一番安価な方ですが、
それでも定価が30,500円です(高い!)

穂先がチタン製で折れにくく、元竿の中に仕舞えるのが気に入りました。

穂先は柔らか目でストロークの幅が多くて、
オモリを使わず、大きなアタリを待ってからアワセを入れる僕の釣りのスタイルとマッチしています。

竿の長さは、今まで160センチ前後のものを使っていたのですが、
試しに138センチの短竿を買ってみました。

短い竿は、持ち重りが少なく、取り回しが楽です。

初・中級者用の竿といいながら、THEチヌセレクション XTは胴にしっかりと腰があって、
大チヌを簡単に浮かび上がらすことができます。

今年の3月にはこの竿で53センチにのチヌを釣り上げました。

リールはシマノのセイハコウ60SPです。
こちらもシマノのHPの写真を拝借しました。


僕は右手で竿を持って、左手でリールを巻きます。

筏釣りを始めたころは、手ごろな値段の左巻きの上向きリールが無かったので、
DAIWAのST44という手ごろな値段の下向きリールで筏釣りを始めました。

以来、下向きリールばかり使っています。

セイハコウ60SPはドラッグが付いていて、スプールをサミングする人差し指の負担を軽減してくれます。

大チヌやボラを相手にするには必須の機能です。

ちょいだしクラッチは、ちょっと糸を出したいときに便利な機能です。


ハリスは1.5号だと心もとないし、2号だと太すぎるので、1.7号か1.75号を使っています。

特にメーカにこだわりがなく、買い足すときに適当に選んでいます。


釣り針は、ここ最近のお気に入りはガマカツの「掛かりすぎチヌ」です。
この写真もガマカツのHPから拝借しました。

針は筏釣りを始めたころは1号から8号ぐらいまでそろえていたのですが、 今は4号を使っています。

軽くて掛かりが鋭く、半スレなので針を外しやすいところがお気に入りです。

一袋当たり18本も入っているので、コスパも良いのがGoodです。


釣り道具の準備ができて、釣りの開始です。

この釣り場は、水深が10mぐらいで潮の流れが速いです。

仕掛けが浮いてしまうので、針上10センチのところにBのオモリを打ちました。

チャリコ(小さな真鯛)が沸いているようで、オキアミはすぐにかすみ取られ、時折チャリコが竿を曲げてくれます。

コーンとサナギは不人気みたいで、全く触ってきません。

8時過ぎにやっとオキアミでチヌが釣れました。

しかし、20センチ程度のキビレです・・・

その後も状況は変わらず、昼寝で心身を休めて後半戦です。

昼からもチャリコの猛襲は変わらず、オキアミが瞬殺でしたが、
ちょっとオキアミが残るようになってきたなと思ったら、
ひったくる様なアタリで竿が曲がりました。

アタリの具合から真鯛かなと思ったら、
37センチのチヌでした。

夏のチヌは引きが強いです。

チヌとのやり取りを堪能しながら、タモに収めました。


チヌを一匹釣ると、気持ちに余裕ができます。

相変わらずコーンとサナギに反応はないのですが、ダンゴにコーンとサナギをアンコにして打ち返し、
時折コーンやサナギを刺し餌にして打ち返していると、サナギに小さな反応が出ました。

少し待っていると、小さく穂先を抑え込まれたので合わせてみると、39センチのチヌが掛かりました。
本日、2匹目のチヌです。


今日は日差しが強く、スカリに入れたチヌがすぐに弱ってしまうので、
サナギを針に刺してダンゴにくるんで放り込み、
チヌを締めて血抜きをしてクーラボックスに入れようとしていると、
何者かが僕の愛竿 THEチヌセレクション XTを海に引き込みました。

慌てて尻手ロープを手繰って THEチヌセレクション XTとセイハコウ60を救出!

そして、僕の愛竿を強奪しようとした犯人を確保!


ということで、今回の釣果は37センチのチヌ1匹と39センチのチヌ2匹です。


釣り-タープ

2019年08月10日 | チヌ(黒鯛)

筏釣りではここ何回か、天気が悪かったりチヌが釣れ過ぎたりで、2時過ぎに早上がりしています。

今度こそ、最終までたっぷりと釣りを楽しみたいと筏に上がりました。



たっぷりと筏釣りを楽しみたいとは言え、8月真っ盛りの筏は暑いです。

釣りをするときはパラソルで日差しを防いでいるのですが、
昼寝をするときは影がありません。

ということで、こんなものを作りました。

手芸店で遮光カーテンの生地を買って、百円ショップで買ったロープを縫い付けました。

幅は約90センチ、長さは約2mです。

これを筏のトイレの支柱に括り付け、もう一方は台ネジで筏の床板に固定しました。


筏用タープです。

これで日陰でゆっくりと昼寝ができて、
釣りもたっぷりと楽しむことができました。

でも、釣果はボウズ・・・


家族旅行-鹿児島

2019年08月04日 | ちょっと休憩

高校生の次男が夏休みに入って、盆休みは宿とかが高いし人が多いので、早めに休みを取って家族旅行に行くことにしました。

今回は長男が休みを取れましたが、娘の休みが合わなかったので4人です。

子供が働きだすと、家族旅行もままならないですね。

今回の行先は、鹿児島です。

伊丹から飛行機に乗って、鹿児島空港に到着。

レンタカーを借りて、まずは竜門滝に行きました。


滝は涼しげですが、暑いです。

お昼ご飯は鹿児島市内の天文館に行って、「豚とろ」の鹿児島ラーメンを食べました。

背脂がたっぷり入っているにも関わらず、くどくなくておいしいラーメンでした。

デザートは「しろくま」です。

妻と息子たちは「しろくま」を注文しましたが、


僕は「くろくま」注文してみました。

黒蜜と氷の下にアンコがあって、美味しかったです。

食事の後は桜島フェリーに乗って桜島に


15分の船旅で桜島について、湯之平展望所に登りました。

噴煙を上げる桜島を目の前に見ることができました。

桜島を半周回るように宿のある霧島に向けて走り、神話の里公園に行きました。

長男が運転してくれるので楽です。

神話の里公園では、リフトに乗って、


スライダーで駆け下りました。

何年か前にここを訪れたときは、次男を膝にのせて滑ったような思い出があります。

スライダーを降りたところに竹馬がありました。

子供たちより、僕の方が上手く竹馬に乗れていました。

お父さんの面目躍如です。

大人になった息子に対して、大人気なかったかな。

霧島温泉の大きなお風呂で疲れを癒し、二日目は霧島神社に参拝しました。

「神様の御用人」第5巻に出ている邇邇芸命が祀られている神社です。


近々お祭りがあるみたいで、氏子さんが大勢で準備をしていました。

どこの氏子も大変ですね。

霧島神社の次は、財宝パーク猿ヶ城に向かいました。

途中、噴煙を上げる桜島が車の窓から見えました。


財宝パーク猿ヶ城では、ジップラインというの楽しみにしていたのですが、


残念ながら点検で乗ることができませんでした。

事前に問い合わせておけば良かったです。

仕方がないので財宝プレミアムプリンを食べたのですが、
コクのある美味しいプリンでした。

気を取り直して、鹿屋航空基地史料館に向かいました。

資料館の真ん前にある鹿屋市観光物産総合センターで海軍カレーを食べました。


ひと月ほど前に下北半島で食べた海軍カレーとよく似て、懐かしい感じのスパイシーさです。

北の端と南の端の海軍カレーを食べ比べることができました。

資料館には復元されたゼロ戦と、


特攻した兵士の残した手紙などが展示されていました。

平和な時代に家族旅行をできることを感謝です。

二日目の最後は大黒イルカランドです。

ふれあい広場でポニーにエサをあげた長男が、

手のひらをポニーになめられて気持ち悪がっていました。

ウミガメの餌やりでは、

トングを噛み切らんばかりの迫力におののいていました。

イルカショーでは、可愛いイルカが迫力のある演技を見せてくれました。



3日目。
ホテルから国道448号線が見えました。


7年前に日本一周の旅でRIDLEYで志布志を目指して走った道です。

その旅ではパスしてしまった、都井岬に向かいました。


都井岬に着くと、野生の御崎馬が迎えてくれました。

この前、日本一周の旅で訪れた下北半島の尻屋崎でも寒立馬が迎えてくれたのを思い出します。

岬の先端には、都井岬灯台が立っていました。


灯台に登ると、雄大な海原を見渡すことができます。

都井岬ビジターセンターでは、案内のおばさんが御崎馬の歴史を説明してくれて、

馬の頭蓋骨を触らせてくれました。

右が若い雌馬、左が年老いた雌馬の頭蓋骨ですが、同じような大きさなのに、左の方が随分と軽いです。
年を取ると、栄養が不足して軽くなるそうです。

次は鵜戸神宮に参拝しました。


海の近くの岩屋の中に本殿があります。


本殿にお参りして、運玉を頂きました。



願いを込めて運玉を亀石に投げたのですが、

4人ともマスの中に運玉を入れることができませんでした。

長男は「えんまもり」を買っていました。


良い縁に恵まれて、かわいい孫を見せてくれたらよいのですが。

頑張れ長男。

少し走ったところにあるサンメッセ日南では、モアイ像が僕たちを迎えてくれました。

近くでみると、結構大きなものだったのですね。

丘の上の方にあるレストランで、宮崎名物の冷や汁定食を食べました。


暖かいご飯に冷たい汁をぶっかけてかきこむそうです。

外が暑くてばてていたのですが、さらさらとかきこめて、とても美味しいです。

妻が韓国俳優のリュ・シウォンのサインを見つけて喜んでいました。


鬼の洗濯岩で有名な青島は、暑くて大変でした。


青島神社にお参りして、息子たちは平瓮投げに挑戦しました。


息子たちの願い事はかなうでしょうか。

お父さんの願い事は、お前たちの願い事がかなうことです。

そしてなぜか、最後は古本屋。


大阪の伊丹空港に向かう飛行機の窓からは、世界遺産に登録された古墳群が見えました。