釣友のSさん、K君の3人で和歌山の筏に釣りに行きましたが、
水温が低くて、アタリが一回も無く、
散々な釣りとなりました。
今年は全然、良くないです。
でも、良いことがありました。
就職した長女と長男が、
初任給からお小遣いをくれました。
ちなみに僕の初任給は、現金渡しで記念に一枚取っておいたものがあります。
聖徳太子です。
子供たちの初任給と比べてみると、
一回り昔のお金の方が大きのですね。
時代を感じます。
せっかくもらったお小遣いを使うのはもったいない。
でも、記念に残る品も欲しい。
といことで、子供たちにもらったお金を使ったつもりで、
前から欲しかった黒鯛工房のベストを買いました。
もらったお札は、額縁に入れて、飾っておきましょう。
痔の検診で病院に行ったあと、時間があったので愛読している「神様の御用人」の舞台になっている吉田神社に行ってみました。
京阪電車を出町柳まで乗って、京大の横を歩いていくと、
吉田神社の鳥居が見えました。
手水で手と口を清めて、石段を登っていくと、
左手に本宮が見えました。
本宮にお参りして、坂道を登っていくと
物語の最初に出てきた元本宮があります。
元本宮にお参りして本宮の近くまで戻ると、
3巻に出てきた田道間守命が祀られている菓祖神社があります。
そして、石段を下りて鳥居の右手に、
主人公と一緒に物語を進めていく、方位神こと黄金が祀られている
今宮社があります。
神様を見ることができませんでしたが、
物語の舞台となった場所を訪れると、
登場人物を身近に感じることができます。
だからみんな、聖地巡りをするのでしょうね。
吉田神社に参拝した後は、
東大路通まで戻って、京都駅に向かう市バスに乗りました。
清水道のバス停で降りて、前の信号を渡って坂を下っていくと、
右手に六道珍皇寺があります。
こちらは同じく愛読している「からくさ図書館来客簿」の主人公
小野篁が現世と冥府の行き来に使っていた井戸のあるお寺です。
本堂の脇の格子からのぞくと、
小野篁が使っていた井戸を見ることができました。
昼間は朝廷に仕えて、
その後、閻魔大王に仕えていたということですから、
大変だったでしょうね。
公務員はアルバイトをしてはいけないはずだから、
今ならクビになっていたかも。
くだらないことを考えながら鴨川沿いに出て、
祇園四条から京阪電車で大阪に帰りました。
ちょっとした小京都旅行でした。