金剛山に登ろうか、 娘を誘うと、珍しく行くと言ってくれました。
土曜日に約束をしたのですが、早朝の地震で急遽、職場に出動したので、日曜日に嫁さんと下の息子も連れて、金剛山を登りました。
2月の末に行った雪景色と打って変わって、名残の桜が残る景色です。
歩き始めてすぐに、子どもたちは僕たちを置いて、どんどん登っていきます。
子どものペースに合わせると、とても息が続かないので、僕たち夫婦は話をしながら、ゆっくりと登りました。
自然の中をゆったりと歩きながら、嫁さんと話をするのも良いものです。
子どもたちは時々足を止めて、おそいなぁという顔で、僕たちを待ってくれていました。
二時間ほどかけて山頂に着き、カップラーメンのお昼を食べて、転法輪寺と葛木神社にお参りをして、ロープウェイで下山しました。
最近、一人で出かけることが多いのですが、やっぱり家族で出かけるのは、楽しいですね。
アウトドア用品店のモンベルを覗いたら、アウトレットのコーナーにワイドサイズのトレッキングシューズがありました。
僕が今はいているトレッキングシューズは、近所の靴屋で買った、名もないメーカーの靴ですが、少し歩くと小指が痛くなってきます。
屋久島の縄文杉まで歩いた靴なので、買い換えるのももったいないなあと思ったのですが、ちょうど良いサイズで、足を入れてみると、爪先がとても楽です。
この靴で最初に歩く山は、どこがいいかなあと「大人の遠足・日帰り日帰り山あるき」という本を引っ張り出し、検討した結果、大阪で一番高い金剛山に登ることに決めました。
今回は、車で山に向かいました。
千早赤坂村の山道に入ると、路肩には雪が積もっていました。
登山口の駐車場も、一面雪です。
モンベルのトレッキングシューズを履き、フロノ谷を登り始めましたが、登山者で踏み固められた雪で、足が滑ります。
さっき通り過ぎた売店にアイゼンを売っていたのを思い出し、ちょっと高いかなと思ったのですが、マジックベルトで簡単に脱着できて便利そうだし、身の安全には替えれないので、購入しました。
金剛山に登るのは、久しぶりです。
20数年前、出始めたばかりのマウンテンバイクを担いで登り、颯爽と下ろうと思ったら、ブレーキワイヤーが外れてしまったので、また自転車を担いで下ったという苦い思い出があります。
ゆっくりと2時間ほどかけて、山頂に到着しました。
山頂はけっこうな人でにぎわっていて、遠くにPLの塔が霞んで見えました。
樹氷も綺麗にできています。
アルコールバーナーで、途中で汲んだ湧水でお湯を沸かしてラーメンとおにぎりの昼食をとり、
転法輪寺と葛木神社にお参りし、ガイドブックに従って、湧出岳に向かいました。
湧出岳は、電波塔の横に三角点があるだけの、殺風景なところです。
電波塔からロープウェイに向かう道は、足跡はあるのですが、やけに細い道です。
大丈夫かな?と不安になったとき、、下から女の人が登ってきました。
道を尋ねると、あっているということだったので、安心して歩くことができました。
この道は倒木があったり、雪に足を取られたり、ちょっとワイルドな気分に浸れました。
下りはロープウェイにのって、一気に金剛山を下り、車のところまで戻りました。
4時間半ほどのトレッキングですが、久しぶりに雪の中を歩いて、やけに心が軽くなった気がします。
前回のブログでキャンピング用ストーブを引っ張り出していたら、久しぶりに山歩きをしたくなりました。
以前に買ってそのままにしていた「大人の遠足・日帰り日帰り山あるき」という本を引っ張り出し、検討した結果、「天下分け目の天王山」に登ってみることにしました。
嫁さんを連れて行きたかったのですが、受験生の子どもたちが、お母さんは言ったらダメというので、単独行です。
JR山崎駅で降り、ガイドブックにそって、まずは観音寺をめざしました。
観音寺を抜けると、山道に入ります。
斜度はそこそこあるものの、比較的整備された歩きやすい山道です。
酒解神社の鳥居のところには、展望台があって、かつての山崎合戦の地が見渡せます。
桂川、宇治川、木津川の合流するところは、何度か走ったことのある、サイクリングロードのところです。
酒解神社の境内の中には、「十七烈士の墓」がありました。
僕の大好きな「竜馬がゆく」に書かれていた、「蛤御門の変」で亡くなった人たちの墓です。
お墓に手を合わせて少し行くと、もう天王山の山頂です。
意外とあっさりとついてしまいました。標高は、270.4mです。
山頂にはけっこう広い広場あったので、片隅でアルコールストーブでお湯を沸かし、カップラーメンとおにぎりのお昼を食べました。
海の上のカップラーメンも良いけれど、山のてっぺんのカップラーメンも格別です。
お腹が膨らんだところで山を下り、モネの絵が展示されているという「アサヒビール大山崎山荘美術館」に入りました。
美術館に入ると、一番奥のところにお目当てのモネの絵が展示されていました。
平面の絵なのに、水面に浮かぶ睡蓮に奥行が感じられて、不思議な雰囲気を醸し出しています。
アサヒビールのあとは、「サントリー山崎蒸留所」で、ウイスキーの山崎のミニボトル(180cc入り)を買いました。
というのも、少し行った「水無瀬神社」に「名水百選」に選ばれた、「離宮の水」が湧いているとガイドブックに書いてあったからです。
水無瀬神社まで歩いていって、マグカップに離宮の水を汲み、ウイスキーを垂らして、山崎の水で作ったウイスキーの山崎の水割りを飲みました。
あまりの美味しさにボトルを半分以上も空けてしまい、酔っぱらってしまって、帰りの電車を一駅、乗り過ごしてしまいました。