折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

日本一周23日目 2011年8月27日 山口県 岩国~山口県 徳山

2011年08月28日 | 日本一周


ちょっと休憩が続きましたが、久しぶりの日本一周です。

前回2回もパンクがつづき、ほうほうの態でたどりついたJR岩国駅からスタートしました。

心配していた雨は大丈夫でしたが、先週までの涼しさはどこにいったのか、かなりの暑さです。

  


スタートしてすぐに、米軍の岩国航空基地の看板を見つけました。

小学校の修学旅行で、航空基地を見学したなあと思って向かってみましたが、立ち入り禁止でした。

ルートに戻ってしばらく走っていると、ジェット機の轟音が聞こえました。Bromptonを止めて空を見渡したのですが、機影を見つけることができませんでした。

そのあとも何度かジェット機の音がきこえましたが、ついに飛行機は見ることができませんでした。

 

 

追い風と最近減量して体重が5kg減ったということもあって、順調にBromptonが進んでくれます。

調子にのって25km/h以上で走り続け、1時間ほど走ったところで、「みなとオアシスゆう」と

いうところに、「みくろ生物館」というのをみつけました。


どんなものが展示してあるのだろうと覗いてみましたが、1030分からの開館でした。

まだ9時半なので、あきらめて再スタートしました。

 

 

「みなとオアシスゆう」から少し進んだところに、船の形をした由宇歴史民俗資料館がありました。こちらは開館していたので、のぞいてみました。



千石船の模型や、昔の農業、漁業の道具などが展示されていました。

いままで何度かこの手の資料館にはいりましたが、どこもよく似たものを展示していますね。

 

大島大橋の下は、大潮が近いせいか、川のように潮が流れていました。

漁港の片隅に、鯛のようなモニュメントがありました。

なんだろうと覗いてみると、公衆便所でした。


車だと見落とすようなものを、見つけられるのが自転車の良いところですね。

柳井市には、古い街並みを保存した地区がありました。

町並み資料館の二階には、松島詩子という歌手の遺品が飾られていましたが、年代が全然違うので、しらない歌ばかりです。

「しらかべサイダー」というご当地サイダーがありましたので、飲んでみました。



ほのかにミカンの味がして、自転車を漕いだ体に、気持ちよくしみわたっていきます。

町並みから少し離れたところに、国木田独歩の旧宅がありました。

こじんまりとした小さな家でした。

そういえば、国木田一歩は名前だけは知っていますが、作品は読んだことがないですね。

柳井から室津半島に入ると、向かい風となりましたが、半島を回れば追い風に変わるだろと信じて漕ぎ進めました。

室津半島の先端は、非常にアップダウンが強く、何度も自転車を押しながら、上関大橋まで辿りつきました。

半島を回ったのに、相変わらず向かい風です。ちょっとした登りでも、非常にBromptonが重たく感じられます。

なんでこんなに重たいのだろうとタイヤを覗きこんでみると、前輪の空気が抜けていました。

前輪ということと、穴がすぐに見つかったので、15分ほどで修理できましたが、前回の岩国行きに引き続き、2日連続3回目のパンクです。

パンク防止剤をタイヤに注入しようかと考えてします。

でも、LOROの店員さんは、修理しにくくなるので、よくないと言っていたし。

パンクという精神的ショック、前半のオーバペース、強い日差しでヘロヘロになり、何度も何度も休憩を取りながら、ようやくJR徳島駅にたどり着きました。

シャツもパンツも汗でぐっしょりです。

徳島駅近くにある文化湯という銭湯で、地元のおじさんとお話ししながら汗を流し、家路につきました。

23日目
 走行距離  111.0km(GPS計測)
 総走行距離 2,171.1km
 出発時間  08:45 (岩国)
 到着時間  17:35 (徳山)
 走行時間  8時間50分
 平均速度  12.6km/h


2011年8月 ちょっと休憩⑥「シーカヤックガイドツアー」

2011年08月21日 | ちょっと休憩

暑い日が続き、熱中症が怖くてサイクリングに行けないので、ちょっと休憩が続きますが、ご了承ください。

高校生のお姉ちゃんと中学生のお兄ちゃんが着いてこないので、小学生の息子と嫁さんの三人で、白浜に出かけました。

今回の旅行の目玉は、シーカヤックツアーです。

田辺市にある「まるちょうボートステーション」のハーフディコースの午後の部に参加しました。

ハーフディコースは、田辺湾に浮かぶ神島を回るツアーです。


盆明けの平日ということもあって、ツアー参加者は僕と息子の二人だけでした。

 

僕は20年ほど前、フジタカヌーのアラスカ川下りのツアーに参加した経験があるので、パドリングの練習もほどほどに、海に漕ぎ出しました。

 

田辺湾の中は波も穏やかで、まるで池の様です。

息子は少し漕いではすぐに休憩してしまうので、もっぱら僕が漕ぎ続けるはめになりました。

 

鳥ノ巣という半島を回ると、真正面に神島が望めます。

少し波が出てきましたが、怖いほどではありません。

息子は波の揺れが気持ちよいのか、カヤックの上で寝てしまう始末です。

 

神島は南方熊楠が昭和天皇を案内した縁で、天然記念物になっている島だそうです。

神島は立ち入り禁止で上陸することができないので、風裏の入り江で休憩して、鳥ノ巣の浜に向かいました。

 

 

 

 

鳥ノ巣の浜で折りたたみ自転車で伴走していた嫁さんと合流し、インストラクターにシュノーケルを借りて、シュノーケリングをしました。


 

息子がいたくシュノーケリングが気に入ったみたいなので、もう少し魚がたくさん見られる沖に浮かぶ磯に向かいました。

沖の磯では、グレの群れや、青いスズメダイが泳いでいました。 



インストラクターがナマコを捕まえたのですが、息子は気味悪がって、触ろうともしませんでした。

カヤックを漕いだ距離は10km3時間ほどのツアーですが、海を満喫することができました。
 

その日は白浜のホテルで温泉につかり、翌日はホテルのプールで遊んだあとで卓球をして、エネルギーランドに行きました。

 

最後は「まるちょうボートステーション」のファミリー釣り堀で、誕生日が近いお姉ちゃんのために、お祝い鯛を釣り上げました。