ちょっと休憩が続きましたが、久しぶりの日本一周です。
前回2回もパンクがつづき、ほうほうの態でたどりついたJR岩国駅からスタートしました。
心配していた雨は大丈夫でしたが、先週までの涼しさはどこにいったのか、かなりの暑さです。
スタートしてすぐに、米軍の岩国航空基地の看板を見つけました。
小学校の修学旅行で、航空基地を見学したなあと思って向かってみましたが、立ち入り禁止でした。
ルートに戻ってしばらく走っていると、ジェット機の轟音が聞こえました。Bromptonを止めて空を見渡したのですが、機影を見つけることができませんでした。
そのあとも何度かジェット機の音がきこえましたが、ついに飛行機は見ることができませんでした。
追い風と最近減量して体重が5kg減ったということもあって、順調にBromptonが進んでくれます。
調子にのって25km/h以上で走り続け、1時間ほど走ったところで、「みなとオアシスゆう」と
いうところに、「みくろ生物館」というのをみつけました。
どんなものが展示してあるのだろうと覗いてみましたが、10時30分からの開館でした。
まだ9時半なので、あきらめて再スタートしました。
「みなとオアシスゆう」から少し進んだところに、船の形をした由宇歴史民俗資料館がありました。こちらは開館していたので、のぞいてみました。
千石船の模型や、昔の農業、漁業の道具などが展示されていました。
いままで何度かこの手の資料館にはいりましたが、どこもよく似たものを展示していますね。
大島大橋の下は、大潮が近いせいか、川のように潮が流れていました。
漁港の片隅に、鯛のようなモニュメントがありました。
なんだろうと覗いてみると、公衆便所でした。
車だと見落とすようなものを、見つけられるのが自転車の良いところですね。
柳井市には、古い街並みを保存した地区がありました。
町並み資料館の二階には、松島詩子という歌手の遺品が飾られていましたが、年代が全然違うので、しらない歌ばかりです。
「しらかべサイダー」というご当地サイダーがありましたので、飲んでみました。
ほのかにミカンの味がして、自転車を漕いだ体に、気持ちよくしみわたっていきます。
町並みから少し離れたところに、国木田独歩の旧宅がありました。
こじんまりとした小さな家でした。
そういえば、国木田一歩は名前だけは知っていますが、作品は読んだことがないですね。
柳井から室津半島に入ると、向かい風となりましたが、半島を回れば追い風に変わるだろと信じて漕ぎ進めました。
室津半島の先端は、非常にアップダウンが強く、何度も自転車を押しながら、上関大橋まで辿りつきました。
半島を回ったのに、相変わらず向かい風です。ちょっとした登りでも、非常にBromptonが重たく感じられます。
なんでこんなに重たいのだろうとタイヤを覗きこんでみると、前輪の空気が抜けていました。
前輪ということと、穴がすぐに見つかったので、15分ほどで修理できましたが、前回の岩国行きに引き続き、2日連続3回目のパンクです。
パンク防止剤をタイヤに注入しようかと考えてします。
でも、LOROの店員さんは、修理しにくくなるので、よくないと言っていたし。
パンクという精神的ショック、前半のオーバペース、強い日差しでヘロヘロになり、何度も何度も休憩を取りながら、ようやくJR徳島駅にたどり着きました。
シャツもパンツも汗でぐっしょりです。
徳島駅近くにある文化湯という銭湯で、地元のおじさんとお話ししながら汗を流し、家路につきました。
23日目 |
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走行距離 |
111.0km |
(GPS計測) |
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総走行距離 |
2171.1km |
交通費 |
10,150円 |
(自宅~JR岩国駅) |
交通費 |
10,670円 |
(JR徳山駅~自宅) |
合計 |
20,820円 |
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※経費には食事代やお土産代は含んでいません。