釣友のSさん、K君の3人で、和歌山のいつもの筏に行きました。
用意した刺し餌はオキアミとコーンとアケミ貝です。
第一投目からアタリがあって、スレでしたが小さなカワハギを釣りました。
先々週、娘と来た時よりも魚の活性が高いようです。
釣り始めて一時間ぐらい、アケミ貝で微妙なアタリがあり、アワセを入れると大きなビニール袋をひっかけたような手ごたえです。
案の上、上がってきたのはタコでした。
その後は、オキアミはすぐに餌取りの餌食になり、コーンとアケミ貝は残ってくるという状況でしたが、お昼を過ぎて3時ごろ、
隣の筏に乗っている常連客のMさんが、続けさまに魚を釣り上げています。
何が釣れるのですか?
と聞いてみると、アジが回ってきているそうです。
どうやって釣るのか聞いてみると、中層でダンゴを割って刺し餌を落とし込んでいくそうです。
教えてもらった通りに刺し餌を落とし込んでいくと竿が引き込まれ、
小気味よい引きが竿を曲げてくれます。
上がってきたのは25センチぐらいのアジ。
いいお土産になります。
SさんとK君もアジ狙いに切り替えです。
面白いようにアジが釣れます。
僕は家族分の6匹のアジを釣ったところで、チヌ狙いに戻しました。
ダンゴを固く握って底まで沈めるのですが、
ダンゴが割れた瞬間にオキアミを掠め取られます。
横でアジをかけて竿を曲げている釣友に誘惑されそうになります。
辛抱して底を狙っていると、今まで針にオキアミとコーンを刺していたのですが、オキアミだけでなくコーンも取られるようになりました。
もしやと針に4個のコーンをつけて、沖向きに流れる潮に乗せて二ヒロほど流していくと、細かなアタリが穂先に現れました。
仕掛けを流すのやめて穂先に集中すると、すーーと穂先が入りました。
思いっきりあわせるとガツンと言う手ごたえが返ってきました。
首を振りながら底に突っ込む引きは、チヌに間違いありません。
30半ばのチヌをゲット。
この筏でチヌを釣り上げたのは11か月ぶりです。
久しぶりに良い釣りができました。
子供たちに冗談で釣りに行かないかと誘ったら、珍しく娘が行くと言ったので、久しぶりに娘と釣行です。
娘と釣りに行くのは何年ぶりでしょうか?
釣り場に向かう車中で話では、小学生以来なので10年ぶりぐらいです。
月日の経つのは早いものですね。
渡船で筏に渡って娘の道具を準備して、
日差し除けのパラソルをセットして、
ダンゴを混ぜてあげて釣りを始めました。
すると、すぐに娘の竿が曲がりました。
そこそこの竿の曲がり具合でしたが、水面近くまで魚を上げたところで、筏の下に潜り込まれて、糸が切れてしまいました。
ちらっと見えた魚影は、良型のアジのようでした。
惜しいことをしました。
その後は大したアタリもなく、餌をかすみ取られるだけです。
僕も手のひらに満たないチャリコ(鯛)二匹ととマゴチを一匹掛けただけで、良いところを見せることができませんでした。
でも、娘との釣りは楽しいものです。
何かの本に「父親にとって、娘は初恋の女性のようなもの」と書いてありましたが、その通りですね。
良い一日を過ごせました。