昨日作ったセレナのベッドの接着剤が乾いたころ合いなので、試しに寝転がってみました。
結構、ぐらぐらします。
足の長さ51センチは、長すぎるのでしょうか?
シートアレンジを考え直すことにしました。
背もたれを前に倒していたサードシートは一番前よりにスライドさせて、背もたれを後ろに倒しました。
セカンドシート中央のシートも前よりにスライドさせ、背もたれを後ろに倒しました。
ベッドの前と後ろの足は取り外し、ロの字型に変更しました。
前の足の高さは8.5センチ、後ろは6センチのパイプを入れています。
オフセットしていた足の部分は切り落とし、代わりに中間あたりに足を追加しました。
前後の足はシートの上に乗っかり、中央の足は床で支える構造です。
試しに寝転がってみると、シートのクッションの沈みで少し揺れますが、足が短いので安心感があります。
最初っからこの構造にすればよかったのですが、やってみないと思いつかないものです。
これで安眠できるかな?
独りで釣りに行くときは、早めに港に着いて、車の中で仮眠をとっています。
助手席を倒して、助手席からセカンドシートにかけてエアーマットを敷いて、寝袋にくるまって寝ているのですが、幅が狭いし、シートの凹凸が気になります。
快適に眠れるように、ベッドを作れないかと考えました。
セレナの荷室をにらみながらしばしの思案。
独りなら釣り道具も多くないので、サードシートの片側を倒して、セカンドシートからサードシートにかけてベッドを作るのが良さそうです。
倒したサードシートは縦横、約60センチ。
セカンドシートの中央のシートは、倒した高さが約50センチです。
なるべく軽くしたいので、骨組みのパイプの本数は最小限に抑えたいです。
スペーシアの標準パイプの耐荷重は、1300mmで44kgfということなので、3本で組めば大丈夫でしょう。
それをもとに設計図を書き、必要な部品をピックアップしました。
ジョイントの図は、スペーシアさんのHPから拝借しています。
今週末は雨模様だし、コロナウイルスの影響で外出自粛が出そうなので、魚釣りはお休みにして、木曜日に仕事の帰りにホームセンターで材料を調達し、週末をDIYにあてました。
材料代は約1万円でした。
パイプカッターで図面通りにカットしていきます。
切った材料が落ちたときに変形しないように、下にマットを敷いています。
1時間ほどでカットできました。
材料がカット出来たら、仮組です。
ベルトとロープで固定して、セレナの車内に入れてみました。
現物に合わせて、中央の足の位置を決めました。
中央の足が中に寄っているのは、その部分にタイヤハウスがあるからです。
足の位置が決まったら、ジョイント部分に専用の接着剤を流し込んでいきました。
100mlの接着剤を買ったのですが、半分ぐらい余りました。
でも、50mlだと足らなかったかも。
骨組みが完成しました。
ちなみに、足の部分は接着せず、取り外し式にしています。
接着剤が乾いたら、ベニヤ板を取り付けました。
四隅は5mmのボルトと15mmのスペーサーで留めています。
完成したベッドをセレナの車内に入れてみました。
まだ接着剤が完全に乾いておらず、寝転ぶことはできないので剛性を確認できませんが、フラットな寝床を確保できそうです。
来週末は、コロナ騒ぎが落ち着ていればいいのですが。
三連休の初日は、久しぶりに晴れマークが出ています。
K君とは今年3回目の釣りですが、いまだK君はチヌを釣っていません。
船頭から、「いい加減にK君に魚を釣らせてあげないと、一緒に来てくれなくなるで」
と言われているので、今回は良く釣れる僕の特製ダンゴを作ってあげることにしました。
まずは、20Lのポリ容器で作った自作ダンゴミキサーにコイン精米所からいただいた米ぬかを半分ぐらい入れます。
約10Lで、重さにして3Kgぐらいです。
このダンゴミキサー3杯で、一日分のダンゴになります。
配合するエサは、荒びきさなぎとムギコーンです。
荒びきさなぎは半分を使うので、これで二人分です。
荒びきさなぎを約300g、ダンゴミキサーに入れます。
ムギコーンは一袋500g入っているので、約170gをダンゴミキサーに入れます。
砂はホームセンターで買った物です。
柄杓に1杯で700g。これを3杯ダンゴミキサーに入れます。
全部の材料をダンゴミキサーに入れたら、ふたを閉めて、台座に乗せて、くるくると30回ほど回します。
40センチバッカンにダンゴを入れ、手のひらでぎゅっぎゅっと抑えてダンゴミキサー3杯を入れて、
1日分のダンゴの完成です。
右側が僕の分で、約17kgです。
僕は手返しが早い方なので、結構たくさんダンゴを使います。
K君は僕より手返しが遅いので、米ぬかを少し少な目にして、濃いダンゴを作ってあげました。
K君と合流して高速に乗ると、結構強い横風が吹いていました。
船が出るかと心配しながら餌屋に寄り、オキアミとサナギ、
そして、愛する奥さんがイカを釣ってきてと言うので、アジを5匹買いました。
港に着くと、船頭と常連さんが額を寄せ合って、相談していました。
風と波が強くて、船を出せるか相談しているそうです。
港から海を見ると、白波が出ていました。
港から漁船が出航して、防波堤から出ると、舳先が波をかぶっていました。
あれぐらいなら出れるか、昼から風も弱まることだし。
と言うことで、出船となりました。
K君の分まで作ったダンゴと、餌屋で買ったオキアミやアジが無駄にならなくなって、一安心です。
波を切って渡船は海を進み、前回、前々回とチヌを釣っている筏に乗ることができました。
筏は島陰になっているので、風や波はずいぶんましです。
なんとか釣りになりそうです。
まずは、ダンゴを数投打ってから、イカの仕掛けを準備しました。
アジが元気に泳いで、穂先の鈴をチリンチリンと鳴らします。
続いてダンゴ釣りの仕掛けを準備し、ダンゴ釣りを開始しました。
すぐにフグを掛けて、今日は魚の活性が高いかなと思ったのですが、その後はエサが残る状態で、魚の気配が全くありません。
K君も同じ状況で、せっかく作った僕のダンゴが、活躍していないようです。
昼を過ぎて風が弱くなり、波も収まってきて釣りをしやすくなってきたのですが、一向に魚の気配がありません。
時折元気なアジが、鈴を鳴らす音が響くだけです。
午後4時に迎えの船が来るので、3時半には片づけを始めないといけません。
2時半。
最後の5匹目のアジを仕掛け、投入しました。
3時20分。
納竿まで、あと10分。
ダンゴ釣りはあと2投はできるかなと思いながら、イカの仕掛けの竿を見ると、少し穂先が曲がっているような気がしました。
試しにアジの様子を見てみようと竿を持つと、何やら重い手応えがあります。
時折重い引き込みがあります。
もしかしたらイカが掛かっているのかも、と期待しながらリールを巻いていくと、上がってきたのは53センチの大型ヒラメでした。
K君が玉網ですくってくれました。
僕が修理したK君の玉網は、53センチの大型ヒラメをすくっても壊れなかったので、チヌをすくっても大丈夫でしょう。
でも、K君は今日もボウズでした。
2010年に大阪を出発して、僕の日本一周の旅も10年が過ぎました。
高校生だった長女と中学生の長男は社会人に、小学生だった次男は高校を卒業です。
月日の経つのは早いものです。
現在位置は、北海道小樽市の銭函駅です。
大阪を出発して、8,089km走りました。
走り始めたころは、10年も走っているとは思いもしませんでした。
日本最北端まで、もう少しです。
ゴールデンウィークには旅の続きをしたいと思っています。
それまでに、コロナウイルス騒ぎが収まっていればいいのですが。
先日K君と釣りに行ったときに、K君が玉網の柄にひびが入っていることに気が付きました。
踏んだか硬いもの当たったか、先より10センチほど下のところに、縦に2本ひびが入っていました。
K君の玉網は、黒鯛工房の玉網です。
いい物を使っています。
糸を巻いて補強したら、まだ使えるのでは、と言ったら、自分ではできないので直して欲しいと言われました。
玉の柄を預かり、まずは絹糸をひびの入ったところに巻きました。
できるだけ隙間を作らず、テンションを掛けながら巻くのがコツです。
続いて、巻いた絹糸の上に人工漆を塗っていきます。
人工漆は、塗っては2日ほど乾かし、1000番の耐水ペーパーで磨いて重ね塗りをします。
4回、重ね塗りをして糸目が見えなくなったところで、仕上げに薄めの人工漆を塗って完成です。
明後日の祝日は、K君と筏釣りの予定です。
丹精込めて修理した玉の柄でチヌをすくってくれたら、修理した甲斐があるのですが。
夜中の1時過ぎに港について、車の中で寝袋にくるまって仮眠を取り、5時ごろに目を覚ますと、雨が降っていました。
天気予報では曇りだったのに、天気の馬鹿野郎!
せっかくの土曜日なのに、また悪天候です。
渡船の予約をしているし、エサも買っているので、今更辞める訳にはいきません。
雨の中、磯に渡って、令和2年の底物の初釣りです。
乗せてもらった磯は、去年の暮、2年ぶりに石鯛を釣った磯です。
石鯛は先月の末に上物釣りで釣ったのですが、やっぱり石鯛は、底物仕掛けで釣りたいものです。
用意したエサはサルボ貝3Kg。
4~5個ぐらいを数珠掛けして使います。
今日は冷え込んだので、厳しいだろうと思ったのですが、エサ取り?が頻繁にアタッてきて、すぐにサルボ貝が取られてしまいます。
どんどんエサが無くなっていき、1時過ぎにはサルボ貝が残り7個となりました。
3個と4個に分けて使おうかと思ったのですが、最後の一投に多めに付けようと、2個と5個に分けて使うことにしました。
2個掛けを投げ込んで煙草を一服。
大した反応が無かったので、最後の一投の5個掛けを準備して仕掛けを回収すると、サルボ貝が2個とも残って戻ってきました。
魚が居なくなったのかな?
戻ってきたサルボ貝2個をつぎ足して、7個数珠掛けで最後の一投を投入しました。
仕掛けが着底して糸ふけを取っていくと、いきなり大きな前アタリが出て、竿が一気に舞い込みました。
太い石鯛竿が海中に引き込まれます。
この舞い込みが底物の醍醐味です。
アワセを入れると魚が乗った手応え。
力強い魚の引きに対して、力ずくで竿を立てます。
根に潜ろうとする魚と力比べです。
上物竿では、こうはいきません。
何度かの引き込みに耐えて、強引に魚を浮かせ、釣り上げたのは、口の周りが黒くなったオスの石鯛です。
ちょうど見回りの船が来たので、急いで道具を片付けて船に乗せてもらいました。
港で船頭に魚体を計ってもらうと、
48センチありました。
船頭が僕の雄姿を撮ってくれました。
正直言って諦めかけていたのですが、最後の最後にやりました。
底物の初釣りで、初獲物!
最近、仕事は嫌なことばかりですが、そんなこと忘れそうなぐらい、今年は良い年です。
久しぶりに休みが取れたので、釣りに行こうと船頭に電話をしたら、
「明日は風が強く波が出ているので、出船しません」
天気のバカヤロー!
土曜日、祝日だけでなく、僕の休みの日まで荒れてくれるなんて(泣)
最近、釣果には恵まれていますが、天気には恵まれていません。
さて、明日はどうしようかと考えていたら、
娘が後輪のブレーキがキーキー鳴るので直して欲しいと言います。
僕の貴重な有給休暇は、娘の自転車修理に費やされることになりました。
娘の自転車は、娘がまだ小学校の頃に買ってあげたものです。
かれこれ10年以上乗っていて、修理に結構お金をかけています。
娘の自転車の後輪のブレーキは、安物ママチャリ標準のバンドブレーキです。
インターネットで調べると、キーキーと音が鳴るのはバンドブレーキの宿命で、サーボブレーキに交換すれば音が鳴らないそうです。
しかし、バンドブレーキは「ドラム抜き」という特殊工具が無いと外せないとか。
一回の作業のために高価な特殊工具を買うのはもったいないので、なんとか自力で外せないか、挑戦してみました。
後輪を外して、バンドブレーキを外す準備をします。
バンドブレーキの本体は、車軸のナットを17mmのスパナで緩めると簡単に外れました。
本体を外すと、難物のドラムが姿を現しました。
試しにマイナスドライバーとプラスチックハンマーでたたいてみたのですが、びくともしません。
なので、こんなものを作ってみました。
玉枠を自作したときに買ったアルミの角パイプの残りに、ドラムの穴に合わせて65mm間隔で8mmの穴をあけ、8mmのボルト付けました。
ボルトの長さが違うのは、道具箱にあった8mmのボルトが、それしかなかったからです。
ボルトとボルトの間に、車軸を通すために10mmの穴をあけています。
即興で作った「ドラム抜き」をドラムにセットします。
こんな感じです。
車輪とアルミ角パイプを持って反時計回りに力を掛けると、あっけなくドラムが外れました。
無事にバンドブレーキを外すことができたので、自転車屋でサーボブレーキを買ってきました。
外観はバンドブレーキと変わらないです。
裏側から見ると、上のバンドブレーキはドラムを外側から締める構造です。
下のサーボブレーキは、ドラムの内側からブレーキシューを押し広げる構造です。
サーボブレーキの取り付けは簡単でした。
まずはドラムを後輪のハブにねじ込みます。
ドラムはブレーキを掛けると締まる方向に力がかかるので、手で絞めるだけで大丈夫だそうです。
本体を被せてナットを17mmのスパナで絞めて完成です。
後輪を自転車に取り付け、ブレーキワイヤーも新品に替えて、娘の自転車の修理完了です。
ついでに前ブレーキのシューとワイヤーも交換しました。
この前はすり切れたサドルを交換したし、
娘は、いつまでこの自転車に乗る気なんだろう・・・
百円ショップで面白いものを見つけました。
ファイヤースターター、現代版の火打石です。
左の黒いところがマグネシウムで、右の鉄板で擦ると、火花が出ます。
これなら雨に濡れても風に吹かれても火花が出るので、筏の上でアルコールバーナーに火をつけるときに便利です。
ファイヤースターターを釣り道具入れに忍ばせて、釣友のK君と和歌山の筏に釣行しました。
乗った筏は前回チヌを釣った筏です。
釣り座を決めるジャンケンは僕が勝ったのですが、K君は今年はまだチヌを釣っていないので、優先権を譲ってあげました。
K君が北向きに釣り座を取ったので、僕は東向きに釣り座を構えました。
前回と同じように魚の活性は低く、オキアミが残ってくる状態です。
でも、前回と違うのは、中層に小イワシが沸いていて、釣り糸に当たって紛らわしいアタリを出します。
仕掛けを回収すると、時折、針に引っかかってきます。
K君の釣り座も同じ状況です。
丁寧につぶしたオキアミやサナギとコーンをアンコにして、ダンゴを打ち返すこと約三時間。
ようやく魚らしい魚を掛けることができました。
でも、なんか変な引きです。
妙に横に走っていきます。
ボラにしては引きが弱いし、チヌならごつごつと首を振る手ごたえがあるはずです。
やっと魚の姿が見えてきたと思ったら、チヌでした。
でも、後ろ向きに上がってきます。
玉網ですくい上げると、なんと尾鰭の付け根に針が刺さっていました。
チヌをスレで釣るのは初めてです。
経過はどうであれ、チヌを釣ったので一安心です。
チヌが寄ったかなと思ったのですが、後が続かないのでお昼ご飯にしました。
ファイヤースターターでアルコールバーナーに火をつけて、チーズリゾットを作りました。
それほど風は吹いていなかったのですが、2・3度火花を散らすとアルコールバーナーに火がついたので、100円のファイヤースターターに満足です。
昼食後、昼寝の前の腹ごなしにと釣りを再開すると、中層でダンゴが割れてしまったので、そのまま落とし込んでいくと、変な魚が釣れました。
派手な色彩、翼のような胸鰭をしていて、お腹には足のような鰭が生えています。
K君がカナガシラだと教えてくれました。
美味しい魚らしいので、LINEで家族に持って帰ろうかとメッセージを送ると、娘から逃がしてと返事がありました。
ちょっともったいなかったのですが、カナガシラには海に帰っていただきました。
その後は昼寝をして、後半戦の釣りを再開しました。
状況は相変わらず、オキアミが残ってきます。
試しに宙切りをしてみようと、底から2ヒロのところでダンゴから刺し餌を抜き、ゆっくりと落とし込んでいくと、底近くで穂先が綺麗に入りました。
上がってきたのは少し小ぶりのチヌです。
今度はちゃんと口に針が掛かっていました。
チヌをスカリに入れて、二、三回底を探ってから、また宙切りを試してみようと、底まで沈めたダンゴが割れるのを待っていると、ダンゴが割れてすぐに穂先を抑え込むようなアタリが出ました。
アワセを入れると、今までと違うずしっとした手応えです。
何度も糸を引き出されながらも魚を浮かせて来ると、大きなチヌの魚体が見えました。
水面近くまで上がって来ながらも、何度も抵抗を繰り返します。
ようやく水面に顔を出させ、玉網で取り込もうとするのですが、魚体が玉枠からはみ出るほど大きいので、なかなか玉網に入れることができません。
何とかチヌの頭を玉網の中に入れてすくい上げると、自作の玉枠が今にも折れそうです。
堂々の53センチの巨チヌ。
いかつい顔が素晴らしいです。
自作玉枠は、年無しのチヌをすくい上げても大丈夫でした。
続けてチヌを釣ったので、まだボウズのK君に釣り座を譲ってあげました。
納竿時間まで1時間半ほどあるので、まだチャンスはあります。
しかし、時合が終わってしまったのか、なかなかK君の竿が曲がりません。
残り30分ほどになったところで、ようやくK君の竿が曲がりました。
ついにやったかと喜んだのですが、上がってきたのはボラでした。
残念ながら、K君はまたボウズ。
僕は自己記録更新にならなかったものの、本日の渡船の最長寸を釣り上げることができました。
港に戻って船頭に、「K君はどうやった?」と聞かれました。
「またボウズだった」と答えると、「いい加減に釣らしてやらんと、一緒に来てくれなくなるで」と言われたので、
「釣り座を変わってあげたけど、あかんかった」と答えると、船頭は「しゃあないな」と笑っていました。
K君には申し訳ないけど、今年はなんか、いい感じです。