久しぶりに夜行バスに乗って、別府に到着しました。
九州は暖かいと思っていたのに、山にはうっすらと雪が積もっていました。
バス停から宅急便の営業所まで、2km以上あるのでタクシーを奢りました。
というのも、この先、九州最西端の鶴御岬を回ると、次の夜行バスがある宮崎まで大阪に帰れる交通機関がありません。
ということで、別府から宮崎まで2泊3日の行程になるので、体力を温存したかったからです。
宅急便の営業所でBromptonを受け取り、国道10号線を南下しました。
しばらくロードのRIDLEYに乗ってばかりだったので、Bromptonがかったるく感じられましたが、少し走ると体がBromptonに慣れてきました。
大分から県道22号線に入ると車の量が少なくなり、走りやすくなりました。
県道22号線から国道197号線に入り、佐賀関を目指しました。
「道の駅さがのせき」に関サバ丼がありました。
有名な関サバは、歯ごたえもよく、サバとは思えないほど美味でした。
食後の一服をしていると、ロードに乗った大分の大学生が声をかけてくれました。
ブログをアピールしたら、早速コメントを書いてくれました。
ありがとうございます。
佐賀関には、海星館という案内があったので目指してみると、とんでもない登り坂の上にありました。
へいへいの態でたどり着くと、施設のおじさんが自転車で良く登ってきたねと褒めてくれました。
海星館は入場無料で、宇宙関連の資料が展示されています。
お土産コーナーに小惑星探索機「はやぶさ」のグッズが売っていたので、62億kmの旅から帰還した「はやぶさ」にあやかって、キーフォルダーを買いました。
佐賀関は、10数年前に亡くなった嫁さんの母親の生まれたところです。
もう誰も縁者がいないのですが、義母が無くなってから少しして、嫁さんと嫁さんのお姉さんと一緒にお墓に参りをしました。
せっかくここまで来たので、嫁さんの先祖に手を合わそうと、うつろな記憶をもとに、それらしきお寺を見つけました。
嫁さんと電話をしながらお墓を探したのですが、何しろ10数年前に訪れた切りなので、二人とも記憶があやふやで、見つけることができませんでした。
残念ですが、本堂をお参りして、お墓を後にしました。
臼杵を抜けると、本日の最大の難所、臼杵峠越えです。
急な坂道でダンプが頻繁に通ります。
峠には、真っ暗な臼杵隧道がありました。
Bromptonのランプをつけたのですが、全く頼りになりません。
前からダンプが来るし、怖い思いをして通り抜けました。
佐伯に着くころには、すっかり日が暮れていました。
28日目 |
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走行距離 |
116.8km |
(GPS計測) |
総走行距離 |
2705.8km |
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宅急便 |
1,580円 |
(大阪~大分) |
交通費 |
9,960円 |
(自宅~別府) |
宿泊費 |
6,000円 |
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合計 |
17,540円 |
※経費には食事代やお土産代は含んでいません。