毎日猛暑が続きますね。
この暑さでの日本一周の旅は、命にかかりそうです。
涼しくなった時のために久しぶりにBROMPTONをLOROさんに点検に持っていったら、ハンドルの動きが渋いそうです。
さすがに14,000km以上も走ると不具合が生じるようですね。
で、ヘッドパーツを交換してもらいました。ノーマルのヘッドパーツはシルバーで錆が浮いていたので、今回はブラックを選びました。
フォークと同色にしたら、しまって見えます。
BROMPTONに乗ってみると、ハンドルの動きが滑らかになりました。
気付かないうちに大分がたが来ていたようです。
前回の富士山一周の旅で、内装変速機の1速がギア抜けを起こしているみたいなのでオーバーホールに挑戦しました。
僕のBROMPTONにはスターメー・アーチャーの5段変速の内装変速機ハブを組み込んでいます。
オーバーホールにはカラ割をしないといけないのですが、マイナスドライバーとハンマーでシェルのネジを叩いてみたのですが緩んでくれません。
諦めて玉押しを外して外せるところまで外しました。
外した部品はこれだけです。
ハブの中と外した部品をパーツクリーナで綺麗に洗浄して、一晩乾かしました。
ふと気になったので、チェーンをチェーンチェッカーでチェックしてみると、なんとチェーンが伸び切っています。
去年の7月にチェーンを交換して、1,400kmぐらいしか走っていないのですが、日本自動車道最高地点と日本一の酷道暗峠と富士山ヒルクライムで負担がかかったのでしょうか。
ギア抜けみたいな症状はチェーンが伸びたのが問題だったのかも。
でも内装変速機をばらしてしまったので、組み上げるしかありません。
一晩乾かした内装変速機を組み上げます。
変速機の内部はオイルを、ベアリングはグリスを塗布するということですが、適当なオイルが無かったので、シマノのリール用のオイルを吹き付けることにしました。
自転車業界では天下のシマノのオイルなので大丈夫でしょう。
グリスもシマノのグリスを使います。
外した部品をハブに押し込めるときは、爪が邪魔になって中々うまく入りませんでした。
爪楊枝で詰めを押しながら何度かガチャガチャとしていると、うまく嵌めることができました。
前回の富士山一周の旅では、キックスタンドも壊れたので、後輪を装着するついでに新しいキックスタンドも装着します。
新しく購入したのはミノウラのキックスタンドです。
ハブのボルトに共締めして、キャリアと泥除けのボルトを付属のボルトに交換して取り付けるだけの作業です。
内装変速機のオーバーホール完了です。
続いてチェーン交換です。
同じコマ数でチェーンをカットして、古いものと比べてみると、なんとコマ半分ほど伸びています。
チェーンを交換してチェーンチェッカーで確認してみると、ばっちりです。
チェーンも定期的にチェックしないとダメですね。
ついでにフロントホイールのハブのグリスアップもしました。
フロントホイールは2019年に交換してから5年間、触っていません。
調子良く回っているのに、触って不具合を出すのが怖かったからです。
フロントホイールの玉押しを外してみると、グリスが無くなっています。
シールされているから大丈夫だと思っていたのですが、甘かった。
玉受けとボールベアリングをパーツクリーナーで綺麗にしました。
グリスをたっぷりと塗布して、フロントホイールのグリスアップ完了。
定期整備は重要ですね。
外装2速化した僕のBROMPTONですが、シフトの動きが悪いです。
サムシフターを交換したときに、差し込んでからカットしたシフトワイヤがはみ出ていて、これが原因かもしれません。
先にシフトワイヤをカットしてから差し込んだ方が良いのだろうかと試しましたが、切ったワイヤーがほつれて差し込めなかったり、長さが合わなかったりと2本もシフトワイヤーを無駄にしてしまいました。
なにか良い方法はないだろうかとインターネットで検索したのですが、なかなか良い情報が見つかりません。
でも、面白そうな製品を見つけました。
BROMPTONの純正ディレイラーのシフトワイヤーは2分割されているのですが、この製品は一本のシフトワイヤーで構成する仕様です。
これなら引っ張ってからワイヤーをカットすることができるのでは。
さっそく交換してみると、バネが縮み切ってシフターを引ききることができません。
おまけにバネの力が強くて、シフターが戻ってしまいます。
付属していたバネを計ってみると、線径は1mmで径は7.5mm、長さは100mmです。
少し細い線径のバネをホームセンターに探しに行きました。
でも、希望のサイズのバネが無かったので、線径0.7mm、径7.5mm、長さ23mmのバネを4本買いました。
4本足せば92mmなので、何とかならないかと。
バネをつぎ足して装着してみると、シフトを引き切ることができて、バネの力加減も良い感じです。
変速も問題なくできます。
でも、継ぎ継ぎなのが嫌ですね。
インターネットで探したのですが、線径0.7mm、径7.5mm、自由長100mmのバネが見つかりません。
どなたか売っているところ知っていたら、教えてください。
先日、自転車屋で左側のスターメーアーチャーのサムシフターを見つけました。
これなら、左右のシフターがお揃いになると、思わず買ってしまいました。
買って帰って、よく見ると3Speedと書いてあります。
動かしてみると、カチカチと音が鳴ります。
僕の欲しかったのは、外装2速に使えるフリクッションのサムシフターです。
買い物は、良く商品を見ないといけないですね。
封を切ってしまって、今更返品できないので、何とかできないかと分解してみました。
ネジを外してシフターをばらすと、銀色のワッシャーみたいなものが挟まっていました。
千枚通しで抉ると簡単に外れ、その下にはCリングが現れました。
Cリングを取り外すと、穴の開いた円盤と、小さな鉄球が嵌った円盤がありました。
この円盤の穴と鉄球がインデックスの仕組みで、カチカチという音の元です。
鉄球を取り除けば、フリクションになるのでは、ということで鉄球を取り外して組み直しました。
でも、テンションが掛かっているので、Cリングを嵌めるのが大変でした。
Cクランプで抑えつけて、何とかCリングを嵌めることができました。
組み上げて動かしてみると、無段階で動くようになりました。
BROMPTONに取り付けると、左右のシフターがお揃いになっていい感じです。
無駄な買い物にならずに済んで、良かったです。
今日は釣友のSさん、K君と筏釣りに行く予定でしたが、強風で船が出ないので中止になりました。
天気の馬鹿野郎です。
しかたがないので奥さんの買い物に付き合ってから、BROMPTONのお掃除をしました。
すると、ブレーキや変速機のワイヤーがフレームに擦れて、傷がついていました。
放っておくと傷が広がって錆が出てくるので、自転車屋にキズ防止シールを買いに行ったのですが品切れでした。
困ったときは100円ショップということで、物色してみると、良いものを見つけました。
クッションゴムです。
ワイヤーが当たるところに張り付けると、目立たず、しっかりフレームを守ってくれます。
やっぱり、定期的なメンテナンスは大事ですね。
BROMPTONに外装2段を追加した際、ベルの付ける場所が無くなってステム付近に着けたのですが、いざ鳴らすときに手を離さないといけません。
何とかならないかなあとインターネットで探したら、良いベルを見つけました。
ハンドルバーに沿った形で、ほとんどでっぱりのないベルです。
グリップとシフトレバーの間に取り付けてみると、綺麗に収まりました。
そうそう鳴らすものではないですが、いざというときにすぐに鳴らせるようになって満足です。
BROMPTONのチェーンリングを33Tに変更して、自転車で行ける日本で一番高いところに行くことができましたが、トップの変速比が物足りないです。
ローのギア比を変えずにトップのギア比を上げようとすると、思い浮かぶのは外装2速化です。
僕のBROMPTONのリアハブはSturmey Archer SRF5(W)、内装5段変速です。
プラスチックのカバー、2mmのスペーサー、0.5mmのスペーサー、スプロケット、ロックリングで構成されています。
スペーサーが入っているということは、もしかしたらスプロケットを2枚換装できるのでは?
一か八か賭けてみようと、LOROさんで6速用のスプロケットセットを買ってきました。
13Tと16Tのスプロケットとスペーサー、ガード、ロックリングがセットになったものです。
恐る恐るガード、16Tスプロケット、スペーサー、13Tスプロケットを嵌め込んで、ロックリングを掛けてみると、
ちゃんと嵌りました。
こんなに簡単に出来るのなら、もっと早くしておけば良かった・・・
賭けに勝ったので、リア外装変速機セット、ディレイラー ケーブル+スプリングセット、チェーンテンショナーを購入しました。
三角フレームにはリア外装変速機を取り付けるネジ穴があります。
ダボネジを外してリア外装変速機をセット。
続いて、ディレイラー ケーブル+スプリングセットとチェーンテンショナーを装着しました。
試しに手でリア外装変速機を動かしてみると、ちゃんと変速しました。
リア外装変速機がうまく動いたので、シフトレバーとアウターケーブルを購入しました。
外装2速に使えるフリクションのサムシフターはあまり選択肢がありません。
お手頃価格でデザインがシンプルで格好いいシマノのSL-TZ500をチョイスしました。
シフトレバーとケーブルを装着して、変速してみると良い感じです。
シフト操作がしやすく、折りたたみに邪魔にならないハンドル回りのレイアウトは苦労しました。
結局、ベルをステム近くに移設して、ベルがあったところにシフトレバーを装着しました。
僕のBROMPTON、5速仕様から一気に10速仕様に進化しました。
外装2速化の変速比は、下のグラフの感じです。
33-13/16Tのグラフの赤丸は13Tのギア比です。
1速は33-15Tより少し軽くなって、トップは36-15Tより速くなります。
前回の改造で最終型と言ってましたが、またアップデートしてしまいました。
今まで内装5速化に始まり、SPDペダルやPハンドルに交換、フロントギアを小さくするなど改造を重ねてきましたが、僕のBROMPTONの改造のコンセプトは走り続けることができるようにです。
段数が増えてより細かく状況に合わせることができるようになったので、走るのが楽になりそうです。
猛暑日が続きますが、涼しい時間帯を見計らって試走したいです。
BROMPTONのボトルゲージは幅の広いベルクロバンド1本で止めるタイプを使っているのですが、BROMPTONのハンドルステムは先がくびれているのでいまいち安定感にかけます。
で、見つけたのがエニイウェア ボトルケージクリップです。
二本のベルクロバンドで止める仕組みです。
チェーン交換の時に合わせて注文して、装着してみました。
それぞれの径で締め付けることができるので、ぐらつかず安定感ばっちりです。
BROMPTONの整備録を見たら、前回チェーンを交換してから3,800kmほど走っているので、交換することにしました。
ついでに脚力の衰えから、トップが重たくてあまり使わなくなったのでチェーンリングも小さいものに交換することにしました。
PCD110のクランクに取り付けることのできるチェーンリングは、33Tが最小でした。
なので、ディズナ ラ・クランク チェーンリング 33T、KMC Z8.3 RB 6/7/8S用チェーン、 KMC ミッシングリンク CL573R 6/7/8S用とエニイウェア ボトルケージクリップを注文しました。
実は、エニイウェア ボトルケージクリップが前々から欲しくて、送料無料にするためにあわせて注文したようなものなのですが・・・
古いチェーンリングを外して36Tと33Tを見比べてみると、一回り小さくなります。
これでトップのギア比が、3.84から3.52に低くなります。
36Tのトップと4速の間ぐらいです。
逆に1速もギア比は1.50から1.38に低くなるので、いままで押していた坂を漕げるようになるかな。
新しいチェーンリングを付けて、チェーンを交換して作業完了。
僕のBROMPTONの最終型です。
なんせ、これ以上小さなチェーンリングは無いし、スプロケットもこれ以上大きくするとチェーンテンショナーに干渉するし、これ以上を触りようがないのです。
あけましておめでとうございます。
年末年始に何をしてかというと、前々から気になっていたBROMPTONのヘッドライトのスイッチにひびが入っているのと、時々ヘッドライトが消灯するのを修理していました。
スイッチはBROMPTONを倒してしまったときにどこかにぶつけてひびが入ったのでしょう。
ヘッドライトが時々消灯するのは、断線しかかっているのかな。
スイッチと熱圧縮チューブ、電線を買ってきて大晦日の夜中に作業を始めました。
熱圧縮チューブの処理には、先日購入したヒートガンが大活躍です。
思ったより時間が掛かって、途中に近所の神社に初詣に参って、作業が終わったのは年も明けた1時半です。
右が割れたスイッチで、左が交換したスイッチです。
年末年始にいったい何をやっているんでしょうかね。
でも、一年の計は元旦にあり、今年もいっぱいBROMPTONで走って、魚をいっぱい釣って、一年を楽しみたいと思います。