台風17号の影響で、今日の天気は雨でした。
ホテルに荷物を預けて、身軽な装備で九州最南端の佐多岬に向かいました。
ホテルの人のに教えてもらった近道は、佐多岬ロードパークを通らずに、ひと山越えて、水中展望船の港を抜けると、3kmほど近くなり、坂道も少ないそうです。
昨日の行程の無理がまだ残っている体には朗報です。
教えてもらた通り。ひと山越えて港を抜けて、料金所で入場料を払うと、佐多岬の駐車場までは、緩やかな上りでした。
駐車場からトンネルを抜けて山道をBromptonを押していくと、崩れかけたレストランがありました。
そこから展望台まで階段が続いています。
荷物をホテルにあずかってもらって正解です。
Bromptonを担いで階段を上がり、佐多岬灯台の見える九州最南端=本土最南端の看板の前で、記念写真を撮りました。
そうそう、ホテルを出発するときに、「佐多岬到着証明書」をもらいました。
(まだ、佐多岬には行っていないのに(^_^)
これで7つ目の端っこです。残りはあと9個!
展望タワーはかなり傷んでいて、タワーの上は、金網が張っていました。
この旅では、地方の観光施設が閉鎖されている場面をいくつも見ました。
少子化や過疎化、高齢化などが問題なのかしれませんが、地方がどんどん廃れていくのが心配です。
子どもが大きくなったとき、自分の生まれた国を見て回ろうと思っても、観るところや感動できる場所が閉鎖されていたら、寂しいのではと思います。
佐多岬から折り返してホテルで荷物を受け取り、鹿児島に向かって進みました。
県道68号線で錦江湾沿いに走る国道269号線に抜けるまでは、けっこう厳しい登り坂でした。
国道269号線は、緩やかな上り下りが続く海岸線の道です。
昨日の疲れと雨がなかったら、気持ちよく走れたのに、と思います。
根占で薩英戦争の砲台跡の公園がありました。
砲台のモニュメントの写真を撮って、Bromptonに跨ろうとしたら、バランスを崩して尻もちをついてしまいました。
かなり体が疲れているようです。
左膝の裏も痛く、今日の目的地の鹿児島市まで、まだ100km以上は残っているのですが…
道の駅「ねじめ」でカツカレーを食べてエネルギーを補給し、鹿屋まで走ってきました。
鹿屋には自衛隊の航空基地に資料館があるのですが、そこまでコースを外れて、7kmも走らないといけません。
見たいなあと思っていた所ですが、今の体力と足の具合では、その7kmが耐えれそうにないので、あきらめて先に進みました。
自転車の旅では、気軽に立ち止まれる良さがあるのですが、少し離れたところや坂の上にあるところは、避けてしまう傾向があります。
錦江湾を横切って、鹿児島市に行けるフェリーが出ている垂水港まで来たところで、これより先はあきらめて、フェリーに乗って鹿児島市に向かいました。
天気が良ければ雄大な桜島が見えるところですが、残念ながら雨靄に隠れて見えませんでした。
次の日本一周のときには、姿を見せてくれたらいいのですが。
今日は鹿児島市内のホテルに泊まり、明日の始発の新幹線で大阪に帰って息子の運動会を見に行くつもりですが、台風17号がやってくるので、きっと延期だろうなぁ。
(余談ですが、今回のタイトルは、この旅の1日目と日付は違うけど、一緒なのが感慨深いです)
33日目 |
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走行距離 |
81.4km |
(GPS計測) |
総走行距離 |
3,286.6km |
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通行料 |
500円 |
佐多岬展望公園 |
宿泊費 |
3,200円 |
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宅急便 |
1,370円 |
(鹿児島~自宅) |
交通費 |
18,500円 |
(鹿児島中央~自宅) |
合計 |
24,170円 |