いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<日本酒> 福島 嘉永蔵大吟醸/末廣酒造 嘉永蔵

2021-01-27 10:01:37 | 日本酒

 【平成30酒造年度全国新酒鑑評会 金賞銘柄一覧(仙台国税局)】
 〈福島〉 嘉永蔵大吟醸/末廣酒造 嘉永蔵

 

 受け継がれる魂

 江戸年間の嘉永三年(1850)の創業。以来150年以上に及ぶ長きにわたって鬼瓦に守られている嘉永蔵には、酒の神様が棲み、会津杜氏の匠、蔵人の情熱が息づいている。そして21世紀、時代の流れとともに嘉永蔵の想いは博士蔵へと成長。昔ながらの完全なる手造りと最新鋭テクノロジーの共存により、末廣酒造の酒造りも大きく進化を遂げた。
しかし、酒造家としての想いは一つ。会津の水、会津の米、そして会津の人々で造りあげる正真正銘の地酒。昔からずっと、は、これからもずっと……なのである。心に染みる旨い酒造りは止まることを知らない。末廣酒造は伝承と進化とともに会津で歩み続けるのである。
 風土の酒
 原点は地酒にあり。会津に生まれ育った大地の恵みと、酒蔵に伝承される匠の技が融合して初めて、本物の酒は醸し出される。末廣酒造の哲学であり、美学である。そして末廣酒造が願うのは、ただ「旨い酒」を造りたいというシンプルにして深い心意気なのである。

 末廣酒造には「旨い酒」造りのために自ら課している「地酒三か条」がある。
 一、天然の旨い仕込み水
 二、伝承される会津杜氏の匠
 三、仕込み水と同じ水、仕込み水が湧く大地に育つ酒米
 どんなに時代のニーズが移ろうとも、未来永劫愛される普遍の旨さをつむぐ末廣酒造。地酒三か条を頑固なまでに守り続ける酒造家魂こそが、会津に末廣の酒あり、と言わしめている由縁である。
 仕込み水
 旨い酒造りに欠かせない一つが上質な天然水だ。末廣酒造の二つの蔵には、大地の恵みである清冽な天然水が地下に脈々と流れている。枯れることのない豊富な仕込み水。酒蔵としてこの上ない天賦を与えられているのである。
 嘉永蔵
 背あぶり山からの水脈。石灰岩を抜けてくるため、きめ細かく、やわらかな水質を誇る。現在嘉永蔵には5つの井戸から、今なお地下水が湧き出している。
 博士蔵
 博士山からの伏流水。イヌワシが飛び交うブナ原生林を通り抜けるやわらかな水は、会津盆地西部に大地の恵みをもたらし、どこまでも清らかで、酒にやさしい。
 人の和
 地酒の旨さを守りつつ、拓いていく。そこに必要なのは、伝統と人智である。末廣酒造には人の和で成しえた二つの起源がある。
一つは山廃仕込み。明治末期の四代目の時代に招いた酒造技術者の最高権威、嘉儀金一郎先生とともに試行錯誤して、今では全国の酒蔵で行われている山廃仕込みは確立したのである。
 そしてもう一つは、会津杜氏。明治に入ると三代目は酒造りのプロ、杜氏を県外から招聘。家内制が当然だった当時の福島県にあって、初めて杜氏による酒造りを実現したのである。こうして県外から招く杜氏の下で学んだ蔵人がいつしか立派に成長し、ついには会津杜氏が誕生。その高い技術力は全国新酒鑑評会5年連続金賞受賞という結果をもたらした。
会津の酒は会津の人で造る。末廣酒造の信念は長い構想をかけて実現したのである。その醸造力は確かなものとして未来に引き継がれている。
 米への情熱
 旨い酒造りを決定づけるのが酒米の品質である。酒の香り、酒の味とコク、旨いと感じる酒のすべてを酒米が握っているのである。
 末廣酒造のある会津は磐梯山山麓に広がる盆地に位置し、伏流水に恵まれた肥沃な土壌を誇る。
 この稲作栽培好適地に、末廣酒造が理想とする酒米は育つ。現在の契約農家は約100軒。蔵人たちはもちろん杜氏も参加する「協働」スタイルで米づくりに励み、地元の農家の方々と実りの喜び、収穫の感謝を分かち合っているのである。有機肥料の開発などにも着手し、有機米にも積極的に取り組んでいる。
 1本の稲を植えるところから始まる末廣酒造の酒造り。
 すべては「あぁ旨い!」という感嘆の一言のために。

 末廣酒造株式会社 福島県 会津若松市 日新町 12-38

 ブランド一覧

 「玄宰」大吟醸・大吟醸 生

 「末廣」大吟醸・吟醸

 「剣」大吟醸

 「舞」大吟醸

 「鬼羅」吟醸 などなど 

 あまりにたくさんあるので割愛します(笑

 

 ここは2度私も直接行きました。

 いろいろと説明を受けたり、蔵など案内していただきました。

 偶然にも、私の後輩が「大きな酒店」を営んでいるのですが、彼もこことは入魂だとか。

 また訪れたい酒蔵です。

 ちなみに私は「末廣 純米吟醸」がお気に入りです(笑

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<地理的表示(GI)保護制度> 登録番号 33. 大分かぼす 

2021-01-27 08:31:33 | 食品

 登録番号 第33号 大分かぼす

 特定農林水産物等の区分 第3類 果実類 その他かんきつ類(かぼす)

 特定農林水産物等の生産地 大分県内

 登録生産者団体 大分県カボス振興協議会

 特定農林水産物等の特性 果実の風味が優れる緑色の時期に収穫したかぼす。さわやかな柑橘系の香りと強すぎない酸味が特徴。果汁を搾って料理に使うことにより、その風味が食材の持つ味を引き立てる。果実の緑色、果汁歩合等の品質を保ちつつ周年の供給体制を確立。

 地域との結び付き 大分県では江戸時代から、かぼすが栽培されており、古くは薬用として重宝されたと言われている。県による栽培奨励や昭和54年に大分県知事が提唱した「一村一品運動」による需要開拓等、他産地に類を見ない振興を通じ、全国生産量の9割以上を占めるとともに、周年出荷体制を構築。県を代表する産品として認知。

*https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/i33.html より

 

 「大分かぼす」は、大分県内で栽培されたかぼす果実であり、芳香が最高となる緑色の時期に収穫し、青果向けに出荷されています。さわやかな香りと強すぎない酸味が特徴で、果汁を搾って料理に使うことにより、その優れた風味が食材の本来の味を引き立てます。
 通常、かぼすは露地栽培では8月下旬から緑色の果実として収穫期を迎えます。10月から11月ごろには黄色に変色していきますが、「大分かぼす」はそれ以前に収穫した果実を貯蔵し、翌年2月頃まで出荷します。さらに、3月からは加温ハウス栽培の出荷が始まり、グリーンかぼすとして周年供給体系が確立されています。
 収穫については、果汁量の多い良質なかぼすを消費者へ提供するため、果汁歩合が概ね20%以上になると見込まれる時期としています。この時期を設定するにあたっては、関係団体が大分県内で気象・立地等により生育の早い産地と遅い産地からサンプルを採取し、果汁量を測定します。大分県独自の蓄積データから果汁歩合を予測し、県内全域で果汁歩合が概ね20%以上となるであろう日を出荷適正日として設定します。ハウス栽培についても、同様に実施されます。
 収穫後すぐに出荷せず貯蔵する場合には、栽培マニュアルに基づいて、果実の緑色、果汁歩合等の品質を保つように条件を設定して貯蔵します。出荷にあたっては、果実の色、形状、傷等について、出荷マニュアルに基づいて確認が行われます。

 臼杵市乙見(おとみ)地区に残る言い伝えによると、江戸時代に宗玄という医師が京都から持ち帰った苗木(種子という説もある)を栽植したのが始まりとされており、果実は古来薬用として重宝されてきました。それを裏付けるように、臼杵市内には現在も樹齢100年前後の古木が数点存在しています。青果向けとして栽培面積が急速に拡大したのは、1960年代になって大分県が奨励するようになってからです。
 1972年には、関係者による「大分県カボス振興協議会」が設立され、力を合わせた消費拡大活動が始まりました。
 1979年には、大分県で「一村一品運動」が展開され、元来大分県内にて栽培されていたかぼすは、その旗手として各種イベントにて大分県の特産品として脚光を浴びるようになりました。それを受けて、大分県カボス振興協議会では、大都市圏や地元において消費拡大活動を継続して行い、ブランド価値の向上に努めてきました。
 その過程で、県外でも市場を開拓し、出荷されるようになった「大分かぼす」は、拡大する需要に応えるため、ハウス栽培の導入、貯蔵用品種「豊のみどり」の増産、貯蔵技術の開発といった周年出荷に向けた技術の開発・向上が取り組まれ、1980年代前半には「グリーンかぼす」としての周年供給体系が確立されました。
 このような産地をあげての出荷体制の構築により、1978年以降、大分県は常にかぼすの全国生産量の90%以上を占めています。

*https://gi-act.maff.go.jp/register/entry/33.html より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<漢字検定> 準1級 四字熟語 23.回答 24.出題

2021-01-27 08:20:39 | 漢字検定

 前回の回答

 

 問1から問5の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 


 問1 鳶目兎耳-えんもくとじ-トビの目は遠くのことまで目ざとく見つけることができ、兎の耳はどんな小さな音もよく聞こえるという意で、そのような目と耳を持った鋭い人。

 


 問2 四面楚歌-しめんそか-周囲がすべて敵や反対者で、まったく孤立して、助けや味方がいないこと。また、そのさま。孤立無援。

 


 問3 旧套墨守-きゅうとうぼくしゅ-古いしきたりや方法などを固く守ること。また、古いしきたりなどにとらわれて融通のきかないこと。▽「旧套」は古いしきたりや形式・方法。また、ありきたりのやりかた。「墨守」は固く守ること。

 


 問4 光輝燦然-こうきさんぜん-鮮やかに美しく光り輝くさま。

 


 問5 狼子野心-ろうしやしん-人になれ従わず、ともすれば危害を加えようとする心。

 

 今回の出題

 

 問1から問5の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 栄耀栄華

 

 問2 改弦易轍

 

 問3 自家撞着

 

 問4 鳩首凝議

 

 問5 鴻雁哀鳴

 


 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書・四字熟語辞典ONLINE より 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<経産大臣指定伝統的工芸品> 宮城 仙台箪笥

2021-01-27 08:10:38 | 経済産業大臣指定伝統的工芸品

 「仙台箪笥」

 「仙台箪笥」は江戸時代末期に誕生したといわれています。仙台藩の地場産業として生まれ、武士たちが刀や羽織を納める身近な生活財として愛用したようです。材料にはケヤキや栗を用い、大きさは、幅4尺(約120センチ)、高さ3尺(90センチ)。ケヤキの木目が浮かび上がる木地呂塗りに、豪華な鉄の飾り鉄金具が付くのが特徴です。生産のピークは明治から大正中期のことで、当時はヨーロッパにも輸出されました。戦時中は一時生産がストップしますが、戦後に再開され、現在も、指物、漆塗り、金具の3つの熟練した職人技によって、美しい箪笥がつくられています。

*http://www.sendai-tansu.com/ より

*https://kougeihin.jp/craft/060210/ より

 Description / 特徴・産地

 仙台箪笥とは?
 仙台箪笥(せんだいたんす)は、宮城県仙台市周辺で作られている箪笥です。
 仙台箪笥の特徴は、豪華な飾り鉄による金具の装飾と、重厚感あふれる美しい漆塗りで、材料として栗や杉・欅(けやき)などが使われている点です。漆塗りには、「拭き漆塗り(ふきうるしぬり)」「木地呂(きじろ)漆塗り」「朱色漆塗り」の3種類があります。くぎを使用せず木材のみで箪笥を組み立てる「指物師(さしものし)」と、杢目(もくめ)の美しさを浮き上がらせる塗りを施す「漆塗り職人」、鉄板から繊細な文様を打ち出す「彫金(ちょうきん)手打金具職人」の3種の職人技が融合した工芸家具です。箪笥一棹(ひとさお)を製作するにあたり、平均100個から200個の飾り金具が作られ、なかでも、龍や唐獅子・牡丹といった代表的な絵柄は、伝統的な縁起物として用いられます。

 History / 歴史
 仙台箪笥 - 歴史

 仙台箪笥(せんだいたんす)のルーツは、戦国大名である伊達藩主・伊達政宗が青葉城を築城する際に、大工の棟梁によって作られた建具の一部だと言われています。
 江戸時代末期には、仙台藩の武士たちが、内職仕事によって仙台箪笥を製作し、所有する大切な刀や羽織・裃(かみしも)に加え、貴重な文書類などを保管するために、日常の生活財として愛用していました。したがって、初期における仙台箪笥の大きさは、武士たちの使用目的に合わせて、幅4尺(約120cm)、高さ3尺(約90cm)が一般的とされ、「野郎型」と呼ばれていました。
 明治時代末期から大正時代中期にかけて、仙台箪笥の種類や生産量が増え、全盛期を迎えました。当時は、ドイツをはじめとするヨーロッパ諸国にも輸出され、国内外の多くの人々に愛用されました。戦時中には一時的に生産停止となりましたが、戦後には熟練した各職人の手により製作が再開され、現在に至ります。

*https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/sendaitansu/ より

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする