いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<言 葉> 秋の言葉 秋の声

2021-08-17 12:49:39 | 言葉

 「秋の声-秋声-しゅうせい」

秋の声(あきのこえ)
 「声」と言っても、人間や鳥獣の声というわけではなく、もともとは木の葉や秋草をそよがせ、あるいは巌頭を吹き過ぎる風が立てる音から出た言葉のようである。爽やかで、澄んだ音色だが、一抹の寂しさや、時には凄まじさも感じる。しかし俳句では、秋風の奏でる響きの方は「爽籟」という言葉に譲って、「秋の声」の方は風の音はもとより、秋の雰囲気を醸し出すあらゆる物音を含む、広い意味合いの季語として定着した。

 言わば、秋を感じさせる「心に響く物音」である。だから、実際に耳で聞く音である場合もあるし、何か聞こえてくるような気がするということでもある。

 つまり「秋の声」という季語は、広く「秋の気分」ととった方が良いようだ。欧陽修の「秋声賦」をはじめ漢詩から和歌に入って来た歌語で、連歌、俳諧へと受け継がれた。そのため今でも「秋声」と漢語のまま用いられることも多い。

 このように秋の雰囲気を伝える「秋の声」という季語は三秋を通じてのものだが、用いられる時期によって、その意味合いが微妙に違ってくる。初秋の句の中で使われる秋の声は、「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」(古今集、藤原敏行)の気持と同様、しのびよる秋の気配を指す場合が多い。中秋、晩秋の秋の声は、しみじみとした、あるいは紅葉したり枯れ色を見せる周囲の景色に触発されて、もの悲しさや寂しさを感じる気分で使われる。そして、時には野分のような強い風の音に凄みを感じたりもする。

 秋の雰囲気を表す季語には、「秋色」「爽やか」「秋澄む」「冷やか」「冷まじ」「秋意」などいろいろある。天高く、大気は澄み、気温も下がって来る。万物旺盛な夏から、すべてが鎮静する季節に変わり、それと共に人は多かれ少なかれ物思いにとらわれるようになる。「秋思」にも連なるものであり、秋の季語に通底する気分である。ことに秋は空気が澄み切って物音がよく通るようになる。実際に耳で聞く音、心の耳で聞く音無き音をひっくるめて、秋を感じ、さまざまの想いに身をゆだねるというのが、「秋の声」の本意であろう。

*「水牛歳時記 大澤水牛」http://sogyusha.org/saijiki/03_autumn/akinokoe.html より

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<桃> 瀬戸内白桃

2021-08-17 12:46:33 | 食品

■瀬戸内白桃(せとうちはくとう)とは?

 ●岡山県で生まれた「白桃」の枝変り
瀬戸内白桃は桃の栽培農家が1976(昭和51)年に岡山県山陽町の自園で発見した「白桃」の枝変りで、1983(昭和58)年に品種登録されました。

育成の過程で、昭和56年にこの発見者から山陽農園に地位の承継が行われています。

●瀬戸内白桃の特徴
果実はやや扁円形で250~350gと大き目の桃で、果頂部が凹み、縦に入った縫合線(割れ目)が多少深い感じです。

果皮は色付きにくく、袋がけ栽培されることもあり、全体に薄い黄緑に近い黄色から乳白色のものが多いです。

果肉は果皮色と同じような乳白色で、種の周りが赤く染まり、種の身離れが悪いです。


この桃は果肉が固く日持ちがするとされています。食べる時は熟し具合を見て、食べ頃になるまで十分に追熟したものを選びましょう。やや未熟なものは果肉がとても固く、ゴリゴリした感じで、甘味も物足りなさを感じますが、追熟させ、食べ頃となったものはジューシーで適度な食感となり、甘さが強く酸味が感じられないくらいで美味しいです。

■瀬戸内白桃(せとうちはくとう)の主な産地と旬
●主な産地と生産量
政府の統計データには記載されていませんが、主な産地は岡山県です。それ以外にはその周辺や和歌山県、大阪府などで作られています。全国的にこの桃の生産量はとても少ない希少な品種となっています。

●瀬戸内白桃の収穫時期と旬
瀬戸内白桃は育成地(岡山県山陽町)で9月上旬に成熟する晩生種とされ、収穫は9月初旬頃からとなります。出盛りの旬は9月中旬から下旬にかけてとなります。

*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/momo-Setouchi.htm より

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<日本酒> 桜吹雪 大吟醸

2021-08-17 09:58:42 | 日本酒

 SAKE COMPETITION 2019

 【吟醸部門】GOLD 第4位 「桜吹雪 大吟醸」

*https://shop.sake-japan.jp/?pid=106203368 より

原材料名/米(国産)
     米こうじ(国産米)
     醸造用アルコール
使用米/千本錦
精米歩合/40%
アルコール分/17度
 
数々の鑑評会や品評会で賞をいただいているお酒。
華やかな香りと上品な甘みが特徴。

 

 金光酒造合資会社 広島県東広島市黒瀬町乃美尾1364-2

 金光酒造のラインナップ

 「賀茂金秀」純米大吟醸35・純米大吟醸40・純米吟醸 雄町・特別純米 など

 「桜吹雪」大吟醸

https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry/?eid=44239b7405bcc5c1e9b429d6ac2f9248&sc=c2VhcmNoX3R5cGU9MCZsaW1pdD0xMDAmc29ydD1hc2MmY2F0ZWdvcnlfaWQ9NWM1NTljZGZjNWE2OTkyNmE0MWNmMGQ1YzVhMzM3NzQmeW1kPSZwPTM=

こちらもご参考に。

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<伝統野菜> 山形 雁喰い

2021-08-17 09:54:48 | 伝統野菜

 「雁喰い-がんくい」

 【産地】最上地域>新庄市・舟形町・鮭川村

 【特徴】黒豆の一種。豆の真ん中に雁がかじったような模様が出ることからこの名前がついた。黒五葉よりも一回り大きく、やや平たい。

 【食味】煮ると柔らかくて甘みがある。黒豆煮のほか、若いうちに収穫して枝豆として食べても美味しい。煮豆、天ぷら、なますなどに使われる。

 【来歴】東北地方に昔から根付いている黒豆の一種。

 【時期】枝豆: 9月下旬、大豆:11月上旬

*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%E2%80%9506-%E5%B1%B1%E5%BD%A2/#i-43 より

 

 

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<慣用句・諺> 足を付ける など

2021-08-17 09:45:40 | 慣用句・諺

 「足を付ける」

 手がかりやきっかけを作る。

 

 「足を取られる」

 1 道の状態が悪いときや酒に酔ったときなどに、思うように足を動かせず、歩行・走行が困難になる。

 2 交通機関が止まり、それを利用できなくなる。

 

 「足を抜く」

 好ましくない関係を打ち切る。不本意な環境から抜け出す。

 

 「足を延ばす」

 いま来ている所より、さらに遠くまで行く。

 

 「足を運ぶ」

 あることのために、わざわざ出向く。

 

*goo辞書 より

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<五輪公式ライセンス 伝統工芸品コレクション> 大阪 堺打刃物 多層鋼 文化包丁

2021-08-17 08:12:11 | 五輪公式ライセンス 伝統工芸品コレクション

 「堺打刃物 多層鋼 文化包丁」 <経産大臣指定伝統的工芸品>

 一流の料理人も使用する大阪堺の刃物。切れ味、使いやすさに定評があり、長年料理人に愛され続ける銘品です。
そんな銘品を東京2020大会を記念する製品として特別に作り上げました。幅広い用途にお使い頂ける両刃の三徳包丁で、層状に鍛錬され墨を流したような表面の美しい模様が特徴です。黄綬褒章を受章し現代の名工にも認定された、伝統工芸士森本光一氏が仕上げする伝統の研ぎが生み出す切れ味をお確かめ下さい。
 ※硬いもの(冷凍品、骨など)を切ると刃がおれる場合がございますので、お控えください。
 ※包丁を水に入れたままにしたり水に濡れたまま放置したりしますと柄の中の金属が錆びることがあります。
 ※刃部は錆びやすい材質でできていますので商品に同梱の説明書を参考にお手入れを行ってください。
 素材:炭素鋼
 サイズ:W4.5×H30×D2cm
 製造国:日本 

 完売

 「堺打刃物 」は「経産大臣指定伝統的工芸品」です。

https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry/?eid=7d7cf8286a133bc2fdda658c237c0dbd&sc=c2VhcmNoX3R5cGU9MCZsaW1pdD0xMDAmc29ydD1hc2MmY2F0ZWdvcnlfaWQ9OTM1MzU1ZGU5NDIyYTY3NjZiMmI3ZDg0ZTIyYTNiMjYmeW1kPSZwPTI=

こちらもご参考に。

 

 

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昨日の藤井二冠-8/16

2021-08-17 06:16:42 | 将棋

 第71期 王将戦 二次予選 決勝

 VS  稲葉陽八段

 106手で勝利!

 これで王将戦挑戦者決定リーグ返り咲き決定!

 王将戦挑戦者決定リーグはシードの4棋士、2次予選を突破した3棋士、計7棋士の総当たり。

 次戦は日程・対戦相手とも未定。

 

 次戦は、2021/08/18,19(水,木)
 第62期 王位戦 七番勝負 第4局(持ち時間:8時間・2日制)

 VS  豊島将之竜王

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