「サイダー」
砂糖液に香料やクエン酸などを加えたものと、炭酸水とを混合した清涼飲料水。別の言い方をすると甘味と酸味で味付けされ、香味がつけられた、炭酸飲料。
元々はciderサイダーはリンゴ酒を指す英語であり、それが世界の英語としてはもっとも標準的な用法であるが、北米ではciderという語がリンゴをはじめとして果物類を砕いて絞った果汁、非発酵のもの、を指すためにも使われるようになり(ただし、あくまで本物の果汁の飲料を指している。正しい英語では、果汁を含まない飲料は指していない。)不明瞭な歴史を経て日本語で上述のごとく砂糖とクエン酸と香料が加えられた炭酸飲料を指すようになった。
(日本語で、当初)林檎系の香味が付くもののみを指していたようだが、現在はリンゴに限らずさまざまな果物の香味が付くものを含め、アルコールを含まない無色透明の炭酸飲料の総称として用いられている。
なお、砂糖液に酸味と果物の香りをつけた炭酸飲料は英語圏では概してレモンライム(lemonlime)と呼ばれ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドではレモネード(lemonade)と呼ばれる。
18世紀の中ごろにレモネードに炭酸水を入れたもの(現在のレモンスカッシュ)がイギリスで発売され、後にこれが日本にもたらされサイダーとして発展したとされている。*Wikipedia より
英国では「cider」と言えば「アルコール飲料」が出てくるという。
米国では「cider」と言えば「(apple)cider」が出てくることもあるが、一般的には「soda」か「soda pop」と呼ばれることが多いらしい。