「ヘリオス酒造」
沖縄県の酒造メーカー「ヘリオス酒造」は、1980年代自社でウイスキー造りを行っていた過去があり、国内外に出荷していたそうです。ウイスキーブームが下火となってから当時製造していたウイスキーは貯蔵されたままとなっていました。2016年にローソンからウイスキー販売の話があり、限定で「暦15年」、「ヘリオスウイスキー暦(200ml)」を販売しました。これをきっかけに、ヘリオス酒造では自社でのウイスキー製造を再開したそうです。
そして2020年12月31日、沖縄初のシングルモルトウイスキー「許田カスクストレングス2020」を発売しました。
英国産のピート麦芽を原料とし、2017年に自社で仕込み・蒸留を行ったモルトウイスキーをオーク樽で3年間熟成。ラベルは蒸留所近くの山あいの夜明け前の雰囲気を再現したデザイン。商品名は地名である許田(きょだ)を採用、力強い筆文字で表現しました。シングルモルトウイスキー「許田カスクストレングス2020」はピートモルト由来のスモーキーな香りと奥行きのある味わいのウイスキー。樽出しのアルコール度数のままの60.9%、加水をしない「カスクストレングス」です。
泡盛やラムなどの製造でも長い歴史と伝統がある同社が今後どんなウイスキーを作っていくのか、注目していきたいと思います。
ヘリオス酒造 沖縄県名護市許田405
*https://jpwhisky.net/2021/01/01/japanesedistillery/#8-3 より
主力商品
【数量限定ウイスキー】KURA ザ ウイスキー ラムカスクフィニッシュ
スコットランド × オキナワ 第一弾
Scotland × Okinawa ~The first edition~
提携しているスコットランドの蒸留所の厳選された原酒と、ヘリオス酒造の自社蒸留の原酒をブレンド。
後熟に使用したのは、ヘリオス酒造原点の蒸留酒「ヘリオスラム」の熟成樽。
ウイスキーのスモーキーな香りの奥から
ほのかに香るラム由来の甘やかなアロマ。
国内で長く蒸留酒「ラム」の製造を続けるヘリオス酒造ならではの特別な樽で仕上げた味わいをお愉しみいただければ幸いです。