「小野川あさつき」
【産地】置賜地域>米沢市小野川地区
【特徴】ひげのような根を付けた状態で出荷・販売される。
【食味】あさつき特有の香りやぬめりがあるが、辛味が少なく、生の歯ごたえは柔らかいが、茹で上がりは他の産地のあさつきと比べてシャキシャキしている。茹で時間は10秒少々と短めにし、その後、冷水ではなく冷風で冷ますとおいしく食べられる。酢味噌和え、おひたし、味噌汁、天ぷら等
【来歴】もともとは野草で県内各所にも自生が見られる。古くから野生種が利用されていたが、東北地方の一部の地域では江戸時代から栽培が行われていた。作付けは以前より行われていたが、販売が開始されたのは昭和20年代。「小野川豆もやし」と同様に小野川温泉の熱を利用して栽培されており、小野川温泉のお土産屋などで販売されている冬の名産品。
【時期】1月上旬〜3月中旬
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%E2%80%9506-%E5%B1%B1%E5%BD%A2/#i-84 より
うまれ
あさつきは、もともと北海道から本州、四国にかけて広く自生しているユリ科のわけぎの仲間で、県内各所にも自生が見られます。古くから野生種が利用されていましたが、東北地方の一部の地域では江戸時代から栽培が行われていました。
米沢市小野川地区では、作付けは以前より行われていましたが、販売が開始されたのは昭和20年代からです。「小野川豆もやし」と同様に、 小野川温泉の熱を利用して栽培されています。小野川温泉のお土産屋などで販売されている冬の名産品です。辛味が少なく歯ごたえがシャキシャキしているのが特徴です。
そだち
あさつきは5月から6月ごろ花茎を伸ばして紅紫色の花を咲かせます。夏になると地上部の葉は枯れ休眠します。この時期に球根部分を掘り起こして分球した後、8月末に植え付け秋に成長しますが、雪で冬枯れします。年末に積雪1mのあさつきの畑に温泉のお湯をかけ、雪を融かして新芽を成長させます。1月上旬から2月末まで栽培されます。
おいしさ
あさつきにはたんぱく質やβ-カロチン、ビタミンEやB郡が含まれています。またネギや玉葱と同様、発がん抑制など体によい効果を示す機能性成分も含まれています。
食べ方としては、みそ・砂糖・酢で作った酢みそ和えが好まれています。茹でたイカを混ぜてもおいしいです。その他、おひたしや卵とじ、ベーコン炒め、天ぷらなどにもされます。茹で時間が長すぎると食感が悪くなってしまうので、茹で時間は10秒少々と短めに。その後、冷水ではなく冷風で冷ますとおいしく召し上がれます。
*https://yamagata-okitama-shoku.net/shokuzai.cgi?catid=dentouyasai&shokuzai=onogawaasatuki より
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