「味も鮮度も“泥”が決め手! れんこん 〜佐賀・白石町〜」 2023年10月30日
れんこんの生産量全国2位の佐賀県。中でも特に栽培が盛んなのが白石町です。有明海の干潟を干拓して作られた田んぼは栄養が豊富で、大きくホクホクのれんこんが育ちます。
白石町でれんこんの栽培が始まったのは約100年前。干潟に由来する田んぼの泥はきめが細かくれんこんの栽培に最適です。さらにこの泥をれんこんに付いた状態で出荷して鮮度の保持にも役立てています。取材で訪れた10月は、シャキシャキ食感の早生(わせ)とホクホク甘い晩生(おくて)の2種類が味わえる季節。道の駅はれんこんを求めるお客さんで大賑わい。地元の皆さんに教わったおいしいれんこん料理もご紹介します!
「うまいッ!」の秘密
白石れんこんを甘くてホクホクにするのは、田んぼの泥のおかげ。白石の大地はかつて有明海だった場所で、干潟を干拓して農地が作られた。ミネラルをたっぷり含んだ、きめ細やかで粘土質の泥がれんこんを育む。
白石町のれんこんの多くは泥付きで出荷される。それは、収穫後に農家がわざわざ泥をれんこんの表面に塗っているから。泥パックのおかげでれんこんは鮮度が長く保持される。
「れんこんを使った料理レシピ」について
「れんこんステーキ」
<材料>
・れんこん:適量
・オリーブ油:適量
・にんにく(スライス):適量
<作り方>
1) れんこんを2㎝ほどの厚さに輪切りにし、20~30分くらい、箸が刺さるくらいに蒸す。
2) 熱したフライパンにオリーブ油をしき、スライスしたにんにくをいれて香りをだし、1)のれんこんを並べて両面ともこんがりした色がついたらできあがり。
「れんこんおでん」
<材料> (4人分)
■ だし
・水:5カップ
・醤油:大さじ2
・酒:大さじ2
・みりん:大さじ2
・ほんだし(顆粒鰹ダシ):大さじ1
・塩:少々
■ 具
・れんこん:適量
・大根:1本
・こんにゃく:1枚
・結び昆布:4個
・ゆで卵:4個
・お好みの練物や具:適量
<作り方>
1) 大根は2cm幅に、こんにゃくは三角に切って下ゆでする。
2) レンコンは、節の両端を穴が見えるところまで切り落とし、節ごと30分ほど箸が通るまで蒸し、2㎝の輪切りにする。
3)鍋にだし汁の材料を入れて沸騰させ、すべての具材を入れて煮込んだらできあがり。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/YNGK54G9PL/ より
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