「甘みと酸味が絶妙! 湘南ゴールド〜神奈川・小田原市〜」 2021年3月29日
鎧塚俊彦さんがほれ込む!鮮やかな黄色いみかんの仲間「湘南ゴールド」▽香りと絶妙な甘みと酸味を生む技▽まさかのうまさ!「炒め物」「から揚げ」「おにぎり」まで登場!
「湘南ゴールド」は、神奈川県が開発した鮮やかな黄色いみかんの仲間。華やかな香り、甘みと酸味のバランスが絶妙です。パティシエの鎧塚俊彦さんもその味にほれ込み、レストランの敷地に農園を作ったほど。タレントの伊原六花さんが取材すると、香りと絶妙な甘みと酸味をを生む生産者の技が!さらに、果肉を生かした「炒め物」、果汁を生かした「から揚げ」、皮を生かした「おにぎり」まで、湘南ゴールドを味わい尽くします!
「うまいッ!」の秘密
甘い湘南ゴールドを育てるには、葉っぱに日を当てて光合成を活発にさせる必要がありますが、湘南ゴールドの葉っぱは、温州ミカンの半分以下。そこで、生産者の浦井さんは、上に生える枝を切り、横に生える枝を伸ばすことで、葉っぱ1枚1枚にしっかりと日が当たるようにしているんです。
湘南ゴールドは果実に日が当たりすぎると、実の温度が上がり、果肉の水分が蒸発。ジューシーさが失われてしまいます。そこで、浦井さんは、摘果するときに、日陰になるような実を残し、さらに、実が日陰になるような枝をあえて残しているんです。
葉っぱには日を当てながら、実は日陰になるように計算し、甘くてジューシーな湘南ゴールドを生み出していたんです。
収穫したばかりの湘南ゴールドは、甘いのですが酸味も強いので、浦井さんによると80点の出来なんだとか。そこで、貯蔵庫で1週間~10日ほど貯蔵すると、呼吸によって糖よりもクエン酸が多く消費され、甘みが引き立つ湘南ゴールドができあがるのです。
「湘南ゴールドの彩り炒め」&「酢豚風鶏から揚げ」&「湘南ゴールドのおにぎり」
【湘南ゴールドの彩り炒め】※湘南ゴールドの甘みと酸味を味わい、湘南ゴールドの黄色、パプリカの赤、スティックセニョールの緑と、彩りも楽しむ炒め物。
<材料>
・湘南ゴールド:中2~3個
・豚バラ肉:100g
・キャベツ:200g
・パプリカ(赤):1/4個
・スティックセニョール:30g
・塩:適量
・こしょう:適量
<作り方>
1)湘南ゴールドは、食感を楽しむため、皮ごと5mmほどの厚さの輪切りにする。
2)豚バラ肉を炒め、火が通ったら、ざく切りにしたキャベツ、細切りにしたパプリカ、スティックセニョールを加えて、さらに炒める。
3)野菜がしんなりしてきたら、湘南ゴールドを加え、軽く火を通して、塩こしょうで味を調えれば、できあがり!
【酢豚風鶏から揚げ】※鶏肉を湘南ゴールドの果汁に漬け込み、湘南ゴールドを加えた甘酢あんが爽やかな味わいの
唐揚げ
<材料(4人分)>
・鶏もも肉:800g
・湘南ゴールド果汁:100ml(S玉2個ほど)
・かたくり粉:適量
・揚げ油:適量
(甘酢)
・酢:大さじ2
・ウスターソース:大さじ2
・砂糖:大さじ4と1/2
・ケチャップ:大さじ1
・水:大さじ6
・湘南ゴールド:小1個分
・かたくり粉:適量
<作り方>
1)鶏もも肉を一口大に切り、湘南ゴールドの果汁に2時間ほど漬け込む。
2)かたくり粉を付け180℃の油で1分30秒ほど揚げる。
3)甘酢の材料を火にかけ、ひと煮立ちしたら、薄切りにした湘南ゴールドを入れ、水溶きかたくり粉でとろみをつける。
4)揚げた鶏肉に、3)の甘酢あんをかければ、できあがり!
【湘南ゴールドのおにぎり】※小田原名物の湘南ゴールドとしらすがコラボしたおにぎり。
<材料(4人分)>
・米:2合
・しらす:40g
・湘南ゴールドの皮(みじん切り):30g
・塩:適量
<作り方>
1)炊いたごはんを冷まし、みじん切りにした湘南ゴールドの皮としらすを加え、混ぜ合わせる。
2)軽く握り、塩をつければできあがり!
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/PM8K28P8XZ/ より
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