「開成弥一芋-かいせいやいちいも」
【生産地】開成町
【特徴】開成町特産の里芋。楕円形で実が白く、大きい。
【食味】まろやかな甘み、ねっとりとした食感が特徴。ふかし芋、煮物、カレー、みそ汁など
【来歴】1903(明治36)年に開成町金井島出身の高井(旧姓瀬戸)弥一郎氏が小田原の常念寺の住職から譲り受けた種芋が起源。開成町の土壌で育てると非常に食味の優れた芋になることがわかり、広く栽培されるようになった。戦前には関東一円に広がっていたが、戦後は稲作が盛んとなったことから衰退し、”幻の芋”となってしまった。
近年、地元の農家の方が神奈川県農業技術センターに冷凍保存されていた弥一芋を譲り受けて作付けし、2011年には「開成弥一芋研究会」も発足。この里芋「弥一芋」を復活させてまちの特産品にする取り組みが始った。
現在は作付面積も出荷量も増え続けており、焼酎など加工品の開発も進められている。
2012年には「開成弥一芋」を商標登録。
【時期】9月下旬~12月頃
*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%ef%bc%8d14-%e7%a5%9e%e5%a5%88%e5%b7%9d%e7%9c%8c/#i-17 より
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