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<伝統野菜> 宮城 新道のかき菜

2021-06-02 09:17:04 | 伝統野菜

 「新道のかき菜-しんどうのかきな」


 【生産地】宮城県登米市石越町新道地区

 【形状】アブラナ科の一種で鮮やかな緑色

 【食味】苦味のある味が特徴。おひたしにして食す。

 【来歴】かつては石越の直売所にも少量ですが出荷していたが、現在は一軒のみの栽培。掻いて摘むので「かき菜」と呼んでいるそう。

 【収穫時期】4月~5月中旬

*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%EF%BC%8D%E5%AE%AE%E5%9F%8E/#i-20 より

 

 新道のかき菜
 生産地 登米市石越町新道地区 

 由来
 かきな1長下田うりの調査(平成25年9月4日)で「いしこし大好き」を訪問した際に、たまたま来店されていた門脇規夫さんから”かき菜”を地種で栽培していることを教えてもらうことができました。門脇さんは20年以上前に近所の方から種を譲ってもらい作り始めたようですが、代々作り続けていたそのお宅では、逆に数年前に作付をやめてしまい、今では門脇さんの種のみとなってしまいました。

 

 特徴
 かきな2掻いて摘むので「かき菜」と呼んでいるそうです。苦味のある味が特徴です。市販されている種で似ている葉物はあるようですが、見た目、味とも同じものはないようです。

 

 栽培方法
 かきな3門脇さんは約20aの畑で多品目を作付しており、そのうちかき菜を4坪程度の面積に作付しています。9月20日ころに種を播き、4月~5月の半ばころに収穫します。1つの株から20回ほど収穫することができます。

 

 主な活用・料理方法
 かきな4門脇さんのお宅では、収穫したものは炒め物などにはせず、すべておひたしにして食べているようです。かつては石越の直売所にも少量ですが出荷していました。

 

 生産者インタビュー門脇規夫さん
 近所のおばあさんから種を譲ってもらい、それ以来なんとなく作り続けてきました。以前は直売所に出荷していましたが、新しい品種から売れていき、このかき菜はだんだん売れなくなってしまったのが残念です。今では自分達で食べるのと遠くに住む息子たちに送るだけになりましたが、苦味のある独特の味を、これからも体が動く限り、守って行きたいと思います。

 

 お問い合わせ

 登米市産業経済部地域ビジネス支援課

*https://www.city.tome.miyagi.jp/business/dentoyasai/shi_kakina.html より


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