「鈴木朋樹」 銅-陸上・男子マラソン
*https://www.asahi.com/paralympics/2024/results/profile/?qrkydpg_paris2024_page2=PROFILE-2497598-------------------- より
生年月日 1994.06.14
出身地 千葉県館山市
トヨタ自動車所属
パラリンピック 男子マラソン 車いす 鈴木朋樹が銅メダル 2024年9月8日 23時40分 NHK NEWS
パリパラリンピック男子マラソン、車いすのクラスで、鈴木朋樹選手が銅メダルを獲得しました。
また夏と冬の両方のパラリンピックに出場し、これまでに金メダルを含む7つのメダルを獲得した女子マラソン、車いすのクラスの土田和歌子選手は、最後のパラリンピックとなったパリ大会を6位で終えました。
目次
男子マラソン 車いす 鈴木朋樹が銅メダル
鈴木朋樹「名前を歴史に刻めたことがとてもうれしい」
男子マラソン 車いす 鈴木朋樹が銅メダル
パリパラリンピックのマラソンは大会最終日の8日に行われ、男子の車いすのクラスには、2大会連続出場で30歳の鈴木選手と、初出場で42歳の吉田竜太選手が出場しました。
鈴木選手は5キロ地点では先頭から8秒差の3位につけて、その後も前の2人を追い、中間点では2位の選手に1分近く離されたものの、後半に粘りを見せて、35キロ手前で2位の選手に追いつきました。
しかし40キロすぎのラストスパート勝負で及ばず、2位と4秒差の1時間31分23秒でフィニッシュし、銅メダルを獲得しました。
鈴木選手は前回東京大会の400メートルユニバーサルリレーでの銅メダルに続いて、パラリンピックでは2つ目のメダル獲得です。
▽スイスのマルセル・フグ選手が1時間27分39秒で大会3連覇を果たし
▽銀メダルは中国の金華選手で、1時間31分19秒でした。
吉田選手は1時間37分15秒で8位でした。
鈴木朋樹「名前を歴史に刻めたことがとてもうれしい」
鈴木選手は「めちゃくちゃうれしい。日本語で『最後まで諦めない』と言いながらゴールまで頑張った」と話していました。
その上で「両親からもらった名前を歴史に刻めたことがとてもうれしい」と充実した表情で話しました。
女子マラソン 車いす 土田和歌子は6位
夏と冬合わせて9回目のパラリンピック出場で、これまでに金メダルを含む7つのメダルを獲得した女子マラソン、車いすのクラスの土田和歌子選手は、1時間52分39秒で最後のパラリンピックとなったパリ大会を6位で終えました。
土田和歌子「ここまでやってきた自分を誇りに思う」
土田選手は「無事にゴールできたことを感謝できた時間だった。メダルを目指してきたので食い込めなかった悔しさはあるが、そのプロセスに満足しているし、わくわくドキドキして取り組めたので、このパラリンピックの舞台に立ててフィニッシュできたことに本当に満足している」と充実した表情で話しました。
土田選手は、パラリンピックへの挑戦は、パリ大会を最後にすることにしていて「この競技を極めたい、世界最高峰の舞台で頂点に立ちたいという思いが自分を突き動かしてきた。日の丸を背負って30年になるが、良くも悪くも本当にいい形で成長させてもらったし、ここまでやってきた自分を誇りに思う。支えてくれたすべての人に感謝の気持ちでいっぱい」と話しました。
喜納翼は12位「自分の力不足」も感謝のことば
また喜納翼選手が2時間4分53秒で12位でした。喜納選手は中間地点を16位で折り返しましたが、その後、徐々に順位を上げて、12位でフィニッシュしました。喜納選手はパリのコースの「石畳」への対策として「レーサー」と呼ばれる3輪の競技用車いすの改良を重ねて今大会に臨んだということです。
喜納選手はレースのあと「ハードなコースになると想定していたが、思った以上にきつくて、なかなかスピードに乗せきれなかった。直線で前に選手がいるのが見えたので目標にしながら走ることで順位を上げることができた」と振り返りました。
その上で「最高のレーサーで、最高のセッティングで走らせてもらえたので、自分の力不足だったなと思う。レーサーを追求し整えてくれた人たちがいて、ここまで来られたので悔しさでいっぱいだが、走らせてもらえてありがたかった」と目を潤ませながら感謝の思いを口にしました。
*https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240908/k10014576281000.html より
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