「さぬきゴールド」
■さぬきゴールドとは?
●香川県が育成した果肉が黄色い大玉品種
さぬきゴールドは香川県農業試験場府中分場において、アップルキウイに中国系品種FCM-1の花粉を交配して育成した品種です。2003(平成15)年に登録申請され、2005(平成17)年に品種登録されました。
大玉で果肉が黄色いゴールドキウイで、2007年頃から市場に出回り始めました。
また、形や大きさが基準以上で、糖度が14.5度以上に達しているものは「黄様:おうさま」というブランド名で出荷されています。
●さぬきゴールドの特徴
果実の形は下部が膨らんだ短台形で、断面は楕円形をしています。
ゼスプリゴールドの果実は先端が絞ったような形になっているのに対し、さぬきゴールドはイチジクのように閉じた感じで比較的平らになっています。
大きさは160~180gと大玉で、写真の物はどちらも210g以上となっています。
表面の産毛は一般的なヘイワードとよく似た感じで、比較的短い産毛が荒い感じで覆っています。皮は薄く熟すと果肉の柔らかさが手に感じられます。
果肉は薄い黄緑に近い黄色で果心は白く長楕円形になっています。糖度が13~17度にも達し、それに対して酸味があまり感じられないのでとても甘く感じられます。
■さぬきゴールドの主な産地と旬
●主な産地と生産量
さぬきゴールドは開発された香川県のオリジナル品種で、主に善通寺市、高松市、三豊市などで作られています。平成19年にJAに出荷された生産量は28トン程となっています。
●さぬきゴールドの収穫時期と旬
さぬきゴールドの収穫時期は10月中旬頃から始まります。出盛りの旬の時期は11月から12月上旬頃までとなります。
*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/kiwi-Sanukigold.htm より
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