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<伝統野菜> 山口 いよかん(穴門柑(アナドカン))-追記あり-

2023-11-19 07:23:24 | 伝統野菜

 「いよかん(穴門柑(アナドカン))」

 いよかんは明治時代に山口県で発見された、日本原産の柑橘類です。発見された土地の地名「穴門」から「穴門蜜柑(あなとみかん)」とも呼ばれていたこの蜜柑は、明治のなか頃に愛媛県で栽培されるようになり、当時の国名であった、伊予の国にちなんで、現在の伊予柑の名前で呼ばれるようになったといわれています。現在でも、愛媛県では温州みかんとならぶ、代表的な柑橘で、全国でも主産地として知られています。
 艶のある皮におおわれた大きな果実は、柔らかくとてもジューシーです。甘みと酸味のバランスがとれ、皮を剥いた時に広がる香りがとても豊かなのが特徴です。品種としては普通伊予柑、宮内、勝山などがあり、なかでも宮内伊予柑は盛んに栽培されています。
 1月から3月頃まで出荷されるいよかんは、旬が進むにつれて甘みも増して味も濃厚になり、美味しくなっていきます。近年、他の人気品種などに押され気味ないよかんですが、まだまだ引けをとらないコクのある味、ひろがる甘さと香りを味わってみてください。

*https://kyoto-yaoichi.co.jp/sozai/813/ より

 【生産地】周防大島町(すおうおおしまちょう)

 【特徴】糖度12度以上にもなる甘い柑橘

 【食味】果肉は柔らかく果汁が多く、甘みと酸味ともバランスがよい濃厚な味わいが特徴

 【料理】生食、カットフルーツ、缶詰など

 【来歴】「伊予柑」は、全国生産量の約9割が愛媛県で生産されているが、元々は山口県で発見された。1886(明治19)年に山口県阿武郡東分村(現:萩市)の中村正路氏の園で発見された偶発実生。「オレンジ」と「ミカン」が掛け合わさったものとされるが、親品種は明らかでない。当初は、穴門柑(あなどかん)や、穴門みかん(あなどみかん)とも呼ばれていたが、1889(明治22)年に、愛媛県松山市の三好保徳氏が原木を購入して愛媛県に導入し、苗木を育成して近隣の農家に配り栽培を奨励した。山口県では、周防大島町で1975(昭和50)年頃から本格的な栽培が行われている。島で生産している伊予柑のうち、糖度12度以上などの条件を満たしたものは、特選品として「島そだち」というブランド名で出荷している。

 【時期】12月頃

*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%ef%bc%8d35-%e5%b1%b1%e5%8f%a3%e7%9c%8c/#i-34 より


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