「八朔」
「ハッサク」は江戸時代(1860年頃)に広島県因島市の恵日山浄土寺で発見された柑橘で、ブンタンの雑種と考えられています。サイズは300~400gくらい。黄橙色の果皮は厚めで、じょうのう膜も厚いので、袋をむいて果肉だけを食べます。
果汁は柑橘類の中ではやや少なめで、プリプリとした歯ごたえのある食感。香りがよく、甘酸適和したさわやかな風味です。ほんのりと苦味を感じることもありますが、これはグレープフルーツにも含まれている「ナリンギン」という成分によるもので、ハッサクの個性でもあります。
*https://www.kudamononavi.com/zukan/citrus/hassaku より
その名の由来は、八朔(陰暦の8月1日)の頃から食べられたからと伝えられているものの、実際にはこの時期にはまだ果実は小さく、食用には適さない。現在では12月~2月ごろに収穫され、1、2ヶ月ほど冷暗所で熟成させ酸味を落ち着かせたのち、出荷される。
ほとんどは生食用として利用される。これは苦味成分であるナリンギンや、ノミリン、リモニンを含んでいるため、加工の過程で熱を加えられると苦味が増するからである。 現在は、苦味を取り除くためにイオン交換という方法が考案され、これにより果汁への加工が可能となった。栄養価としては主にビタミンC、葉酸、カリウム、食物繊維を多く含む。また、苦味成分にも効能があるとされている。
*Wikipedia より
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