「“イカの王様”大物の驚きの味わい!ソデイカ〜兵庫・香美町〜」 2023年10月9日
重さは最大20kg超、“イカの王様”の名にふさわしい「ソデイカ」。日本海で大物を狙う漁師のスゴワザとは?地元ならではの絶品料理とは?イカしたレシピをご賞味あれ!
ソデイカ漁が始まった兵庫県香美町を訪ねたのは食材ハンターの板橋駿谷さん、12時間に及ぶ漁に完全密着しました。伝統の漁には漁師の驚きのワザや経験がぎっしり!果たして狙いの大物はゲットできたのか?旬のソデイカ、漁師のオススメはもちろん刺身ですが、とれたてに意外なひと工夫を加えるとうまみやモチモチ食感が格段にアップするんだとか。ソデイカ漁の本場ならではの奥深い知恵が生み出した絶品料理の数々、お楽しみに!
「うまいッ!」の秘密
ソデイカをとらえるのは「樽流し立縄漁」、漁師が釣り糸を手で操作しソデイカを釣り上げます。魚体に傷がつかず新鮮な状態で競りにかけられます。
ソデイカは釣ってすぐに食べるのではなく、一旦冷凍することでうまみがアップ。固い身も、もちもち食感に変化し、絶品の味わいに。
「ソデイカを使った料理レシピ」について
「ソデイカのやわらか煮」※ソデイカのゲソや身の部分をやわらかく煮込んだ一品。
<材料> 3人分
・ソデイカ(ゲソ):100g(足先を除き大きめにカット)
(身):100g(大きめにカット)
・大根(乱切り):中1/3本
・にんじん(乱切り):1/3本
・しいたけ:(大きければ一口サイズにカット):3〜5個
・さといも(大きければ一口サイズにカット):5個
・酒:大さじ1
・みりん:大さじ1
・砂糖:大さじ1+1/2
・うすくちしょうゆ:大さじ2
A(いりこだし)
・いりこ:ひとつかみ ・昆布 :適量 ・水:500ml
※いりこと昆布は前日に水だししておく。
<作り方>
1) 前日に水だししておいたいりこ、昆布(A)を沸騰させてから取り出し、酒、砂糖、みりん、うすくちしょうゆを加える。
2) 1)のだし汁に下ゆでした大根、にんじん、しいたけ、ソデイカを加える。
3) 煮立ったら、したゆで済みの里芋を加えて落とし蓋をし30分ほど中火で煮込む。
4) 火を止めて、少しねかせる。
「そでいかのダブル焼きそば」※ソデイカの天ぷらとイカの炒めものが同時に味わえる焼きそば。
<材料>1人分
・豚肉:50g
・ソデイカ(解凍して飾り切りしたもの):100g
・ソデイカ(生):適量
・焼き肉のタレ:ひとまわし
・やきそばめん:1袋
・にんじん(カット済):適量
・玉ねぎ (カット済):適量
・キャベツ(カット済):適量
・塩こしょう:少々
・ソース:ひとまわし
<作り方>
1) 生のソデイカに塩をふり冷蔵庫に3日ほど入れ乾燥したら干物の完成。
2)干物は食べやすい大きさに細くカット、天ぷら粉をつけて170℃の油で揚げる。
3) 焼き肉のタレをからませた豚肉をフライパンで炒め、7割ほど火が入ったらソデイカを加えて炒め、一旦取り出す。
4) 同じフライパンにやきそばめんを加え、3)の残った汁をあえる。
5) にんじん、玉ねぎ、キャベツを加え、めんをむらすように炒める。
6) 塩・こしょうで味を整えたら、先に取り出した3)の豚肉とソデイカを加え炒める。
7) さらに、ソース、仕上げに2)の干物天ぷらを加え、軽く混ぜたらできあがり。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/9P414R8KQN/ より
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