《 2. 新聞のスクラップ帖 ( 6月16日以来の、千葉日報の記事 ) 》
7月9日と10日の、記事の説明が終わりました。
6. 7月16日 敵基地攻撃で、公明党が自民を牽制
7. 7月23日 自民党がヒヤリングした、有識者4人が肯定的回答
8. 7月25日 前防衛大臣 岩屋毅インタビュー
9. 7月26日 前官房副長官補 兼原信克インタビュー
10. 7月29日 自民党ミサイル防衛検討チーム座長 小野寺五典元防衛相
今回は、6.番目の記事です。敵基地攻撃ついて、公明党が自民党を牽制したという内容です。一段しかない小さな記事て、つい見過ごしそうな扱いですが、日本を大切にする人間にとっては、とんでもない内容です。
「公明党は15日、外交安全保障調査会を国会内で開き、」「『イージス・アショア計画』断念を受け、新たなミサイル防衛のあり方をめぐる、」「議論を開始した。」
「会合後、佐藤茂樹調査会長は、自民党内で、敵基地攻撃能力の保有論が出ていることに関して、」「日本に飛来するミサイルを、どう打ち落とすかを議論すべきだ、」「という認識を示した。」「自民党は、全く逆に振り子が触れている、と牽制した。」
「公明党は、敵基地攻撃能力の保有に否定的で、」「自民内の議論とは、温度差がある。」
短かな記事ですが、どうしてこのような政党と連立を組むのか、疑問でなりません。元海将伊藤氏の言葉が、浮かびます。
「この戦略兵器が日本に飛んできたとき、どうするのかという議論が、」「弾道ミサイル防衛体制の、根っこにあります。」
「ここを言わずに、当たる当たらないの議論や、」「通常ミサイルについての話を一緒にするのは、間違っています。」
氏が言わんとしていたのは、公明党の反対論だったのかと思います。創価学会の組織票が欲しいため、自民党は公明党と連立を組んでいますが、そろそろ決別を検討すべき時でしょう。二階氏一派の議員と同様に、政権内にいる「獅子身中の虫」です。反日という点では、野党と同じで、政権の旨みを捨てない風見鶏の党で、明日の日本のためには、何の役にも立たない政党です。この記事を読んだ時、私は今年の1月の記事を思い出しました。
腹に据えかねる新聞記事に出会うと、スクラップにする癖があるので、探せばすぐに見つかります。令和2年の念頭に、各政党の党首や代表に、今年の抱負をインタビューした記事です。「戦略を問う」というタイトルの連載で、1月24日が、公明党山口代表の番でした。
誌面の4分の1を使った、大きな記事です。山口氏の写真も掲載されています。言うまでもありませんが、共同通信社の配信記事です。
「厳しい批判を聞く耳を」「憲法改正は、優先順位低い」
これが、記事に付けられたタイトルです。内容のない話ばかりなので、紹介する気になりませんが、必要部分だけを引用します。質問形式で、書かれています。
1. 「問い」 安倍晋三首相が、施政方針演説で、憲法改正に初めて言及した。
「答え」 首相の立場で述べている印象を与える表現も、以前はあったが、今回は抑制的だった。議論を尽くして、国民の理解を得る努力が必要だ。
2. 「問い」 9条改正の是非は
「答え」 世論調査では、政治課題の優先順位としては、非常に低い。国民が望む課題に対処するのが、政治の基本だ。
この記事を目にした時の怒りが、忘れられません。山口氏が言う国民とは、何を指しているのでしょう。安倍自民党を支持し、安定多数を与えているのは、私のような愛国の庶民です。「憲法改正」の旗を掲げるから、支援しています。その事実を無視し、優先順位が低いとは、許せない発言です。まして捏造の多い、反日・左翼マスコミの世論調査が根拠だと言うのでは、話になりません。
彼が、政治家としてどれほど危機感がなく、日本への愛がないのか、3月のスクラップ記事を紹介します。
「中国、ミサイル発射 百発超」「昨年、日本射程も多数」・・と言う見出しの、3月1日の記事です。共同通信社は、三段組の小さな扱いで、事実だけ報道しました。
「中国が、弾道ミサイルの開発や運用訓練のため、」「昨年1年間で、計百数十発を発射していたことが、」「29日、分かった。」「米軍の早期警戒衛星などが、探知した。」
「主に内陸部で行われており、発射数は、米国やロシアと比べて突出。」「日本を射程に収めるミサイル数も、多数含まれる。」「中国が質量共に、ミサイル戦力の増強を図っていることが、」「裏付けられた。」
「中国は発射数を公表しておらず、実態は、ほとんど分かっていなかった。」
山口氏が、こうした中国の動静につき、何も知らないで喋っているのなら、まだ我慢できます。しかし彼は党の代表として、全ての情報が入る立場にいます。私の知る限りの事実を、息子たちのため報告したくなりました。話が横道へそれますが、大事なことですから、面倒でも頑張ろうと思います。次回は、予定外のブログです。