カーニー3部作が完成。
第1作 = ONCE ダブリンの街角で
第2作 = はじまりのうた
特に はじまりのうた はツボにハマり、去年の極私的ベスト10の第5位に食い込んだ。
映画:はじまりのうた Begin Again 音楽ネタ満載 + フル・NYロケ でたっぷり楽しめる1本。
フル・NYロケは勿論、音楽ネタが満載で ニコニコせざるえない音楽映画だった。
そして今作の舞台は、アイルランド・ダブリン、時代は80年代。
監督のジョン・カーニーの自伝的な映画。
憧れの彼女に付き合いたいばかりに、咄嗟にバンドを組むことになった主人公。
不況、いじめ、パワハラ教師、失恋、両親の離婚などの障害を乗り越えながらバンドを形に。
ミュージックビデオ全盛のその頃、彼らはその影響を色濃く受けながら成長していく。
デュラン・デュラン、A-HA、ザ・クラッシュなどに影響を受けると直ぐファッションから曲調までダイレクトに影響を受ける様が面白い。
この成長のサマを眺めているだけで、一度でもバンドを組んだことのある人ならニコニコしてしまうのは間違いない。
こうやって観客を監督のペースに引き込んで、クライマックスへ。
そして妙にポジテイブなエンディングに正直あっけにとられつつ、感動させられてしまった。
そこで結論=カーニー3部作が完成した結果、新ジャンル誕生=バンドファンタジー !(笑)