
押井 守監督「攻殻機動隊」の ハリウッド・リメイク実写化。
当ブログは、たまたま元のアニメは見てなかったため、予習してからの鑑賞。
(なので、公開時は結果的に見送り)
世間一般での今作の「受け」はあまり芳しくないよう?!
漫画時代そして伝説のアニメ時代のマニアが多い作品だけに…
だが当ブログ的には、大変に楽しめた!
主人公のスカヨハ(写真:中央)は実に 草薙 素子っぽいだけでなく、なんとも不思議な存在。
人形? ドール?っぽさが妙に似合ってる。
義体化(ギタイ化)が物語の核になるというのも、ちょうど時代の空気にあってる感じ。
シンギュラリティが少しずつリアルに感じられるようになった昨今、だけに。
= 読後評:シンギュラリティ・ビジネス AI時代に勝ち残る企業と人の条件
そして驚きの存在感を放つのが ビートたけし!
英語の会話が飛び交う中、彼だけ日本語なのにスムーズに会話が続くのがまず面白い。
その結果、不気味度200%(笑)
元々ノーマルな精神のネジが何本も緩み抜けた感じが狂気を醸し出していて ピッタシ!なのだ。
この彼の予想外の存在感だけで、今作の評価が大幅にアップ!
だけでなく、周りのバトー、トグサなどのキャラも元に忠実な仕上がりで、こちらも好感。
更に存在感でぐっと締めるのが、ビノシュ!
彼女は元々 SF上がり(「汚れた血」が出世作)なので、完璧な布陣、といえよう!
冒頭に申し上げた通り、当ブログは元々のファンではない。
熱狂的なマニア的な感想が多い中、これだけフラットな感想は貴重、なのでは!?(笑)