すでに一度感想をアップしているが、追加で。
前の感想=ダークさ・凶暴さに磨きがかかった感じ
このダークさ・凶暴さに磨きがかかった感じ、という感想は何処からきているか。
改めて考えてみた(極力ネタバレにならないようには表現しています)
よくあるパターンは=ヒューマンエラーあるいは人間たちの争い
だが映画中の「現在」コヴェナント号のクルーたちによる大きな過ちとか争いは発生していない。
すると、どこからこんなに暗黒に落ちるのか?
結論:おぞましい「ダークさ・凶暴さ」は、そんなほんの一面からではなく、
「未来」(我々の時勢視点)から襲いかかる!
だけでなく予想外にも、
遥かな「過去」から襲いかかる!
そして一番怖いのは...
この「未来」と遥かな「過去」の悪意が混ざり合い、「ダークさ・凶暴さ」が完成すること(汗)
少しずつ少しずつ、この辺が浮き彫りになっていく過程がホントやばい(汗)
改めて、リドリー・スコットに戦慄…
今作で一応オリジナル第1作に繋がるところまでは流れ的に到達。
だが同じ番外編でも、SWのような如何にも繋げました的な白々さはない。
しかも、こちらはもっと手が込んでいる。
第3作!の構想も既に監督自らが明かしており、何とタイトルまで!
「アウェイクニング」
驚いたことに次の第3作は、Beforeシリーズ第1作と第2作の「間」を描くとのこと。
恐ろしや!(笑)