
ごくまれにしか行わない、読中評 です(笑)
(通常は 読後評 )
なぜ 読中評 か、の理由は大きく2つ。
1. 本が(上)(下)に分かれている(物理的理由)
2. 内容が当ブログ的に非常に刺さっている
3. さらに当ブログが持っている大テーマに、解答 を与えた(!)
その大テーマは既にアップしてあり、以下。
当ブログは日本のマスコミのコロナ状況及びその報道につき、やや否定的。
そんな中、NYで体験したハリケーンの報道と実際のギャップに強力な違和感を持ったのだ!
さて本。
まず映画ファンな当ブログがハラオチした以下の部分から。
(スタンリー・キュービック 2001年宇宙の旅公開時インタビュー)
「わたしたちが人間の残忍で凶暴な性質に興味を惹かれるのは、それが人間の本当の姿だからだ」
確かに映画では、「人間の残忍で凶暴な性質」が描かれていた。
「道具」の使用で獲物を得れるようになったことが人類の進化を生んだ「大きな進化」だったとする。
そして、その「道具 の使用」により、人間間の殺し合いが始まり、人間の大きな転換期を迎えた。
その直後、映画の歴史に残る名シーンが。
現代さらに未来にまでひとっ飛び!
原始人が空に投げた「道具」がスターシップに変化することで、そう表現していた。
一方、本。
最大の主旨は、
人間は本質的に利己的で攻撃的で、すぐパニックを起こす ×
真実は、逆である。
災難が降りかかった時、つまり爆弾が落ちてきた時、船が沈みそうになった時こそ、人は最高の自分になるのだ。
著者はオランダの歴史家、ジャーナリスト。
この主旨を軸として、原始時代・モアイ族・ユダヤ人殺戮 etc… の通説に切り込んでいく。
この冒頭部分で、上の主旨につながる ハリケーン カトリーナ の事例がありその話がニュース報道の本質?につながる。
ニュースになるのは例外的な出来事ばかり。
テロ攻撃であれ、暴動や災害であれ、例外的であればあるほどニュースの価値が高まる。
さて(上)を読み終わったので、(下)にいくこととする。
(下)でまた大きな気づきを与えられるかもと思うと、ワクワクでざるえない!