サッカー番組 Foot! MONDAY で取り上げられていた話題がタイムリーだったので、メモ。
それは、
EURO 2020 大会仕切り直し作業 にみる、Covid-19下のヨーロッパサッカーの苦闘。
Foot! MONDAY はイングランド視点なので、その視点で紹介されている。
UEFA は試合を行う12都市に対し、3/17(水)に通達を送ったそう。
「1ヶ月後の 4/17(土)までに、
①グループステージの試合が可能か否か
②観客25%が可能か」を返答せよ。
国・市 の判断が先行するため、当然12都市のスタジアムだけで判断できるわけない話…
このため 4/17(土)までの回答はできず、4/28(水)まで延期。
その ×12スタジアムのそれぞれの判断が列挙されていたので、こちらでも。
(太線:当ブログ)
●ロンドン ウェンブリー・スタジアム(収容人数 9万人 試合数:7)
グループステージは25% = 22,500人
可能であれば、決勝ラウンド(4試合)は最低50%の = 45,000人
●グラスゴー ハムデン・パーク(収容人数 5.2 万人 試合数:4)
最低25% = 12,750人 の見込み
●アムステルダム ヨハン・クライフ・アレーナ(収容人数 5.8万人 試合数:4)
最低25% = 12,000人 の見込み
●コペンハーゲン バルケン・スタディオン(収容人数 3.8 万人 試合数:4)
最低30% = 11,000人 ~12,000人 の見込み
●サントペテルブルグ クレストフスキー・スタジアム(収容人数 6.8 万人 試合数:4)
最低50% = 34,000人 の見込み。外国人の入国・入場も可能にする方向
●ブタペスト プスカシュ・アレーナ(収容人数 6.8 万人 試合数:4)
100% の見込み。
●バクー オリンピック・スタジアム(収容人数 6.8 万人 試合数:4)
50% = 34,500人 の見込み。外国人の入国・入場も可能にする方向
ビザとコロナ対策の条件をクリアすれば外国人の入国・入場も可能
●ブカレスト アリーナ・ナツィオナラ(収容人数 5.6 万人 試合数:4)
最低25% = 13,000人 の見込み。
●ローマ スタディオ・オリンピコ(収容人数 7.3 万人 試合数:4)
25% = 18,000人 の見込み。
●ミュンへン アリアンツ・アレーナ(収容人数 7.5 万人 試合数:4)
感染拡大を受け、ドイツ政府はまだ保証していないがUEFAは開催に前向き(?)
●ビルバオ サンマメス・バリア(収容人数 5.3 万人 試合数:4)
チームはバスク政府厳しい制限をクリアできれば25%は可能と主張。
一方でスペイン政府はビルバオでの開催に否定的で、他州での開催地変更し25%を目指す?
●ダブリン アヴィヴァ・スタジアム(収容人数 5.2 万人 試合数:4)
アイルランド政府は観客入場について保証できないというスタンス。
協会は、観客入場が不可能の場合、開催できないと認めている。
イングランド北部 スコットランドに変更か?
国ごとに判断が変わるのは仕方ないところとはいえ、目立つのが ロシア・ハンガリー・アゼルバイジャン
実はこの話はサッカーだけの話では終わらない。
Covid-19 のワクチン戦争 でもある(汗)
アメリカ製 = ファイザー、アストラゼネカ(英オックスフォードと共同開発)、J&J
英国製 = アストラゼネカ(英オックスフォードと共同開発)
ドイツ製 = ビオンテック
中国製 = コロナヴァク by シノヴァク (UAEと中東バーレーンが承認)、シノファーム
ロシア製 = スプートニクV
ワクチンの接種率の高さ(中国製、ロシア製)から、このような判断になっているよう。
だが問題は、そのワクチンがどの程度効くか、効かないか。
アルゼンチン大統領がロシア製を2度接種しているにもかかわらず感染したニュースはまだ今月に入ってから!
「変異種」との闘いでもあり、余談を許さない状況...