~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

チェンバロステップ リハーサル

2007年11月04日 23時39分29秒 | ピアノ
ここのところお騒がせしたステップ(コメントがいただける発表会のようなもの)ですけど、本日終了し、とりあえず生きて帰ってまいりました。

今朝は、いつもどおり息子が塾に出かけ、そのあと「プリキュアだよ」と娘を起こしたところ、これが駅伝の中継で番組変更。
おかげで私は午前いっぱい娘の相手をするハメとなり、その間には洗濯やら給食衣の繕いもあって、練習どころではなかった。
もっとも、いつも本番の前日と当日はロクに練習をしないし、昨日午後もずっと近くの男子校の文化祭を見ており、リフレッシュは万全(殴)。

チェンバロのリハーサルが13時45分からということで、それには余裕を持って出ようと思ったのに、午前中楽しく遊んでやっていたせいか、娘が「あたしもお母さんの聴く~!!一緒にいたい~!!」と大泣き。今日はとても連れてはいけないので、なだめたりすかしたり、主人に託したりしているうちに時間。
しかも、口紅を付け忘れては戻り、バス停まで行って携帯忘れに気付いては戻り・・・で結局到着時刻13時40分。

ついてみたら、会議室からチェンバロの音がしていて、これがうまい。
入ってみたら小学生の子どもで、「これ初めて弾いたの?」というくらいちゃんと弾いている。う~ん・・・・・
すぐに私の順番がきてまずすわったのだが、「?????」
1段なのは幸いとして(電子オルガンみたいに2段だったらどうしよう・・と思っていた)、真ん中のドもわかんないし、鍵盤白黒逆だし、異常に小さいし(57鍵らしかった)、なんぼバッハでもこの鍵盤数で足りるの?って感じだった。
弾いた感じは確かに変はヘンだけど、音が出ないわけではなし、ただ鍵盤の幅が少し狭いので、速くてこみいっているところなんかは隣の音を弾いたりして弾きにくかった。

一通り弾いてみたところで、このチェンバロの持ち主である先生から、
「チェンバロは鍵盤のなるべく近くから一音一音弾いたほうがいいです。力いれても音が鳴らなくなるだけですから。それから、アクセントとか強弱はつけられないですから、間をあけるなどのアーティキュレットを使うことによってダイナミックな部分等を表現します」といわれ、「ああ、なるほどなるほど」と思ったのだが、いきなりはなかなか難しい。でも本番ではその点はできる限り改善して弾くことにした。

それにしても、1曲目にピアノを弾いたあと2曲目でチェンバロなんて弾けるのだろうか?・・・・まさに視覚的にはポジ&ネガ。
チェンバロを弾くのは子どもが3人、大人が2人。子どもたちはチェンバロのみだ。
私の前に弾くのは、友人なのだけれど、彼女は最初にチェンバロを弾いて、次にピアノを弾く。
幸いかどうかわからないけど、私たち大人ふたりはチェンバロの時は楽譜をみるので(もっともチェンバロの正式な演奏方法は暗譜ではないそうだ)、「手は見ないで弾いたほうがよさそうだよね」とこそこそ話し合った。


~~~~~本番へつづく~~~~~