終わってすぐにアドバイザーによる講評があったのだが、まず最初の先生が
「いろいろ考えていたのですが、さっきのチェンバロを聴いて全部ふっとんでしまいました」とおっしゃり、「ピアノとチェンバロを続けて弾くのは難しかったのでは?でも貴重な体験でしたね」みたいなことをおっしゃった。
(書き忘れていたけれど、ピアノとチェンバロは鍵盤並びにおいてあり、ピアノが奥、チェンバロが手前だった)
あと、古楽器専門の先生が「バロックの時代は音価の通りに弾くというのはちょっとセンスがないと考えられていて、たとえば<タタタタ>というのも<タータータタ>だったりその逆だったりしました。ジャズのスウィングみたいなものですね」とおっしゃった。
そういうことは今までにもちょっときいたことはあるのだけれど、実際に弾いてみると、そうでないと面白くないし、そう弾きたくもなるよね、というのが実感だった。
リハーサルでチェンバロの指導をしてくださった先生は、終わってから
「仮装さん、本番はずっとよかったです。<間>がとてもよかったですよ」と言ってくださった。
バッハについてのアドバイザーからのコメントは
「丁寧だった。落ち着いて弾いていた」
「長い音価の音はたっぷりと弾いて、細かい音との対比を」
「テーマのアーティキュレーションをまず考えてみてください。そして多声部の扱いにも気を配って。レガート奏法も出来るようになるともっとしなやかな演奏になります。(・・・・これは古楽器の先生からのもの)」
⇒これをチェンバロでやるのはピアノよりさらに難しいですね・・・
ショパンについてはかなり笑えた。
「全体にパワフルな演奏でした。」
「流れ・気分はつかまれてます」
「なかなかのファイトで弾いてらっしゃいました」
あとは
「細かなパッセージや左右の合わせを丁寧に」
「さらに細かい音の粒をよく意識して」
「強音をつかんだ直後の脱力もイメージして」
「音とタッチの関係に無駄が多いよう。第一関節で発音部分を味わうようにし、あとすべての部分を脱力した練習を」
といういわずもがな・・というか10-4の公開演奏でそれで出来たらプロですって(笑)みたいなことが続いていた。
初めてステップで録音してみたのだが、びっくりしましたねえ。
たいして速いと思っていなかった10-4ですけど、いやもう速かった。
しかもポイントポイントで興奮してさらに加速しているかのようで、よくこれで空中分解しなかったよなあと(しかけたが・・・・・汗)不思議なくらいだった。
だってですね、2分30秒はかかっていたのが、2分14秒で弾いてましたから。
・・・ポリー二まであと13秒だっ・・・
ってそんなこと言ってるヒマあったらミスなくせよ、ですね(逃)。
というわけでなんとか終わったステップの長い長いご報告でした。
もし全部におつきあいくださった方がおられましたら、感謝申し上げます。
「いろいろ考えていたのですが、さっきのチェンバロを聴いて全部ふっとんでしまいました」とおっしゃり、「ピアノとチェンバロを続けて弾くのは難しかったのでは?でも貴重な体験でしたね」みたいなことをおっしゃった。
(書き忘れていたけれど、ピアノとチェンバロは鍵盤並びにおいてあり、ピアノが奥、チェンバロが手前だった)
あと、古楽器専門の先生が「バロックの時代は音価の通りに弾くというのはちょっとセンスがないと考えられていて、たとえば<タタタタ>というのも<タータータタ>だったりその逆だったりしました。ジャズのスウィングみたいなものですね」とおっしゃった。
そういうことは今までにもちょっときいたことはあるのだけれど、実際に弾いてみると、そうでないと面白くないし、そう弾きたくもなるよね、というのが実感だった。
リハーサルでチェンバロの指導をしてくださった先生は、終わってから
「仮装さん、本番はずっとよかったです。<間>がとてもよかったですよ」と言ってくださった。
バッハについてのアドバイザーからのコメントは
「丁寧だった。落ち着いて弾いていた」
「長い音価の音はたっぷりと弾いて、細かい音との対比を」
「テーマのアーティキュレーションをまず考えてみてください。そして多声部の扱いにも気を配って。レガート奏法も出来るようになるともっとしなやかな演奏になります。(・・・・これは古楽器の先生からのもの)」
⇒これをチェンバロでやるのはピアノよりさらに難しいですね・・・
ショパンについてはかなり笑えた。
「全体にパワフルな演奏でした。」
「流れ・気分はつかまれてます」
「なかなかのファイトで弾いてらっしゃいました」
あとは
「細かなパッセージや左右の合わせを丁寧に」
「さらに細かい音の粒をよく意識して」
「強音をつかんだ直後の脱力もイメージして」
「音とタッチの関係に無駄が多いよう。第一関節で発音部分を味わうようにし、あとすべての部分を脱力した練習を」
といういわずもがな・・というか10-4の公開演奏でそれで出来たらプロですって(笑)みたいなことが続いていた。
初めてステップで録音してみたのだが、びっくりしましたねえ。
たいして速いと思っていなかった10-4ですけど、いやもう速かった。
しかもポイントポイントで興奮してさらに加速しているかのようで、よくこれで空中分解しなかったよなあと(しかけたが・・・・・汗)不思議なくらいだった。
だってですね、2分30秒はかかっていたのが、2分14秒で弾いてましたから。
・・・ポリー二まであと13秒だっ・・・
ってそんなこと言ってるヒマあったらミスなくせよ、ですね(逃)。
というわけでなんとか終わったステップの長い長いご報告でした。
もし全部におつきあいくださった方がおられましたら、感謝申し上げます。