今日も引き続きバイオリンいじってます。
うちには2台のフルサイズのものがあって、1台は主人が中学生の頃、先生に薦められた買った(買わされた)ものなのですが、これは昨年調べてもらった結果、ちょっと造りに難があり、音程はとりにくいし、楽器そのものの素材がいまひとつだということになっています。
もう1台は主人の母が若い頃使っていたもので、昨年から息子用に拝借しています。おそらく50年以上前のものなのではないかと思うのですが、ずっと弾いていなかったにしてはなかなか良い音がします。
で、今日あらためてラベルを見てみましたところ、
<Tizo Minezawa>と読めます。
どういう漢字なのかよくわからず、あてずっぽで「峰沢泰三」で検索してみましたところ、ヒットしました。
以下、あるサイトから勝手にコピーさせていただきました。お許しください。
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峰沢さん一族の整理をして見ます。(資料から抜粋します。)
兵庫県に東洋楽器製造株式会社という大きな会社がありまして、オルガンやヴァイオリンを大量に製作していました。
この会社の宮大工で木工技術とヴァイオリンの製作技術に優れた「峯沢宮蔵」さんがいたと伝えられています。
峯沢宮蔵さんの息子が峯沢峯造さんです。父からヴァイオリンの製作技術を学びとり長い生涯の間に優れた手工品のヴァイオリン、チェロなどを作った。
峯沢峯造さんは満足できるもののラベルには「龍」の字を毛筆で加えた。
京都出身の「峯沢泰三」さんは峯沢宮蔵さんの甥で、叔父から技術を学び、大阪で独立。戦後東京にに進出して次々と作り出した作品は日本のヴァイオリンの品質向上に貢献した。
峯沢峯造さんは辻久子さんが命名した「日龍」と「月龍」が有名です。
峯沢泰三さんは当時来日したハイフェッツ、エルマン及びオイストラフから激賞されたとあります。
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おお、たしかに姑は京都の人ですし、若い頃、ハイフェッツ、オイストラフを生で聴いたとつい先日話を聴いたばかりです。
もし、<Tizo Minezawa>と<峰沢泰三>さんが同一人物だとしたら、なかなか記念すべきバイオリンかもしれません。
大切にしないといけませんね。