~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

椅子&足台で

2009年08月29日 21時20分13秒 | ピアノ
今日、娘が弾いたあとのピアノをそのまま弾いてみました。
別に珍しいことじゃないのですが、これを結構マジメに・・。

で、なにがどう違うのか、という話ですが・・・

まず椅子の高さが高いです、当たり前ですが。
次に足台が置いてあります、かなり邪魔ですが。
そのままちゃんとすわるとですね、腿はキーボードの下にぴったり付き、さらに「座高、高けぇっ!」という状態になります。背筋を伸ばすと200センチのピアノのお尻のほうまで「見下ろす」感じです。

椅子の高いピアニストというと、体格のいいガイジンさん、たとえばリヒテルとかポゴレリチとかが思い浮かびます。いったいどんな感じなんだろう・・とちょっと考えました。

いくら椅子が高いといってふつうは腿をぴったり鍵盤下部にはつけないでしょうけど、今日はためしにピタっとやってみました。
妙な安定感があるんです、これが。楽器をはさみこんでいるとでもいいますか。
バイオリンは肩と顎で楽器をはさみ、チェロは脚で抱え込むように支えるわけですが、考えてみれば、ピアノは鍵盤部分そのものは宙に浮いたようになっていて、そこを打鍵するわけです。指の力の方向としては下にいきっぱなしで、ちょっと不安な図ではあります。それが腿で下から支えていると叩くというよりねじ込むという感覚があり、「どうにでもいじれる」みたいな若干アブナイ感覚が湧きます。

・・いけません・・・(笑)

視線もかなり鍵盤を見下ろす感じになるので、「・・どうだっ」みたいな。

・・いけません・・・(笑)


自分でもなにがやりたかったのかわかりませんでした。
以上!