~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

レッスン&お誕生会

2010年04月14日 23時00分06秒 | ピアノ
連日、なにやかやと用事ありまして、昨日また「弾き貯め」をしたわけです。
昨日は膝は痛くなかったものの、両ふくらはぎが痛くなって、マンションの階段を下りるのに苦労しました(泣)。膝が痛いよりはマシですが・・・・。
こうなると、あちこちに支障が出るのが、姿勢や体重移動に問題があるせいなのか、たんに「トシのせい」なのか謎です。「姿勢に問題がある上にトシである」というのがおそらく正しいのだと思います・・・やれやれ。


今日は午前miwako先生のレッスン。
月2回ペースで通い始めそろそろ1年になろうとしていますが、スケールのチェック、譜面読みのチェックなどをしていただくことが、習慣というかひとつのリズムになってきつつあるなあ・・・と感じます。
もっていく曲は短く易しい曲ですが、それだけのために通う意義は十二分にあります。


午後からは、友人企画の「ショパン&シューマン 200歳おめでとう交流会」に参加。
参加者は7名。そのうち演奏者は4名。

<プログラム>
1.オープニング
  シューマン:『森の情景』より「森の入り口」
  ショパン:ドイツの歌、 マズルカ第5番(作品7-1)
2.ショパンの森
  ショパン:「春 ト短調」「ラールゴ 変ホ長調」(←いずれも遺作集より)
  ショパン:幻想即興曲
  ポーランドの舞曲(ミハウ・クレオファス・オギニスキ作曲)「ポロネーズ さらば祖国よ」
  ショパン:バラード第1番 
3.ブレイクタイム・・ほかの生誕〇周年の作曲家たち
  アレキサンドロ・スカルラッティ(1660~1725 Dスカルラッティの父):すみれ
  ジョバンニ・ベティスタ・ペルゴレージ(1710~1736):もし、あなたが私を愛してくれて (いずれも歌曲)
4.シューマンの森
  シューマン:連弾「悲しみ」「誕生日の行進曲」
  シューマン:幻想的舞曲
  シューマン:ソナタ第2番 第1&2楽章
  シューマン:歌曲『詩人の恋』より「美しい月、五月に」「花たち、小さなものがもし知るなら」「あかりさす、夏の朝に」「私は嘆くまい」
5.シューマン:子どものためのアルバム 作品68よりリレー演奏
  「メロディ」「勇敢な騎手」「楽しき農夫」「春の歌」「初めての悲しみ」「田舎の歌」「ミニヨン」「冬 ⅠⅡ」
6.感謝の気持ちをこめて
  シューマン:『森の情景』より「いとまごい」
  ショパン:マズルカ第47番(作品68-2)、第48番(作品68-3)
  シューマン:トロイメライ
7.エンディング
  ショパン:おとめの願い(歌曲)
  ポーランド民謡「森へ行きましょう」

こうして書くとなんだかものすごいプログラムですけど、短い曲が多いですから。
ただ、ショパンのバラードとシューマンのソナタ、歌曲の伴奏は、企画した友人と私の共通の知人であるピアニストMさんに弾いていただき、これはすばらしかったです。
彼女のソロをひさしぶりに聴きましたが、ここ1年くらいの間にすごく深くなられたなあ・・という印象を持ちました。
某所でアナリーゼの講習まで受けられたという「詩人の恋」の伴奏で、テキトーな歌(もちろんドイツ語ではない)をみんなで歌い、ありがたさを通り越して申し訳なかったですけど(汗)、これは得がたい経験でした。シューマン・・やっぱり歌です!ドイツ語わかんないのは超残念ですが。

私も、ショパンの「春」「ラルゴ」、シューマンの連弾2曲&幻想的舞曲&ユーゲント(5曲)、弾きました。
どれも短い曲ですし、たいして準備もしないで弾いてしまいましたけど(汗)、最近こういう小品を弾くのがかなり好きです。


最初きいたときには、いったいどんな会になるのか~・・と思ってましたけど、勉強になりましたし、楽しめました。
次のときは、もう少しちゃんと弾いていきますので、また呼んでください(笑)。

コジマ・ムジカ・コレギア定演

2010年04月14日 22時12分55秒 | 交響曲・管弦楽曲等
ああ、まだ日曜のコンサートの記事も書いていませんでした~(汗)

日曜のコジマ・ムジカ・コレギア、素敵なコンサートでした。
これにはここ何年か伺わせていただいていますけど、今回は20回記念ということで、2台ピアノの企画もあり、大変期待しておりました。
前半中学生がソリスト(バイオリン)として登場。ジュニアオケでも弾かれている方々でしたが、こうしてソリストとして弾かれると、また格別というか堂々たるもの。ふだんオーケストラで弾かれているせいか、アンサンブルが自然でのびやかだと感じました。
ベートーベンの「トリプルコンチェルト」やプーランクの「2台のピアノとオーケストラのためのコンチェルト」という聴く機会の少ない曲もあり、とくにプーランクは洒脱で楽しい曲。演奏者も数年前(高校生のころ)よく聴かせていただいた方でしたので、音大に入られてからの成長ぶりにびっくりいたしました。

「動物の謝肉祭」も、2台ピアノ&オーケストラでは聴く機会は意外に少ないものです。私もこれまでこの編成を生で聴いた記憶はないです。
モーツァルトの「2台のピアノのコンチェルト」はCDでは覚えるほど聴いた曲なのですけど、これまた初めてライブで聴きました。松本さんと下田さんという大好きなピアニストの演奏でしたので、「こう弾いてほしい!」と思うとおりに弾いていただけて(笑)、大満足でした。
アンコールは2台ピアノで「花のワルツ」と、オーケストラで「ラコッツィ行進曲」。
なぜか松本氏はシンバルで「ラコッツィ」に参加。
いやあ~見事に叩いておられました。シンバルは持つだけでも大変、叩くのはもっと大変、さらに(距離を考えて)タイミングを合わせるのは至難・・・というわけで、ご本人も頭はシンバルでいっぱいだったそうなんですが・・・(笑)。


これだけのコンサートの企画・運営(裏方さん)は演奏者以上に大変でいらっしゃることと思います。
自分でもたまーに企画をやったりするようになって、どうしても裏方のことが気になるのですけど、こういう私的団体で20回も継続されたなんて、すごいことです。
さらなる継続&発展を期待しております。