お決まりの?心霊番組の季節になってまいりました。
最近はいくつかの理由からこの手の番組は減ってきているそうですが、
それでもかなりあります・・・・というより、うちではかなりの頻度でその手の番組が流れてます(笑)。
別に私は好きでも嫌いでもないのですけど、子どもがなぜか見る・・・・、こわいくせに見る・・・・、暗いところに行けなくなるくせに見る。
私は一時期、「霊が見える」人がいる会社に勤めていたもので、そういうものは存在するのかもしれないなあ・・・と思ったりするわけなんですけど、
見えたら怖いかといわれると、なにか悪さをされそうだったら(それは現実の人間でも同じことですけど)、怖いだろうし、
見えても、別になにもしなさそうだったら怖くないような気がします。
昨日息子と話していて「あれは怖かった」ということを思い出したのですけど、
以前一軒家に住んでいたとき、2階にだれもいないはずなのに、ミシミシっと足音がした・・・・・。
で、よせばいいのに、私が包丁もって、息子がバット持って上がっていったら・・・・誰もいなくて、よかったんですけど、
これ、ほんとに誰かいたらそんな装備じゃ逆に襲われるとこです。
マンションでもうちが入居してまだ上下が空いていたころ、
どう考えても真上のうちから、リアルな物音がして、びっくりしたことがあります。
マンションは、音が思わぬところから伝わったりするので、真上ではなかったのかもしれませんけど・・・。
・・・・見えるというよりやっぱり怖いのは音ですかね・・・・
学生のとき、4人部屋で、飲んだりいろいろで夜更かししてたもんですけど(それも自分の部屋じゃないんですが・・・汗)、
ミュージックテープを聴きながら「ここのうしろでキャーってかすかな声がするでしょ??」としきりにいう友人がおりまして、
たしかにしたんですけど、昔のテープなんかはじーっときいていると、なにか背後で音がするような気がするもんでしたが・・・・・。
それいうなら、グールドは別格としても、ポリー二のディスクなんかにもたまに唸り声入ってますから、
これを知らずに初めて聴くとちょっとびっくりしますね。
昔のある一時期、サイコサスペンスやホラー、はてはスプラッター系のビデオを見ておりましたが、
慣れると(慣れるなよ・・って話ですけど)、いかにもなおどろおどろしいのは、別に怖くなくなるのですけど、
あとを引くというか、いつまでも忘れられないのは、やっぱりヒッチコックあたりで、
何年あとに思い出しても「・・・こわい・・」と思ってしまいます。
刺さる場所が違ったというか、年を経て回ってきたというか・・・・(笑)。
なにも怖いものだけではなくて、本でも演奏でもなんでもそうなんですけど、
何年もたってから「効いてくる」のがホンモノなのかもしれません。
・・・・これはおそらくいい方向にも悪い方向にも作用することであろう、と思われ・・・・・・