~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

造形教室展

2007年11月17日 22時20分24秒 | 家族・友人等
昨日は、娘の所属する造形教室の展覧会を夕方見に行った。

通い始めたのが4月なので、初めての展覧会なのだけれど、まず数の多さに圧倒された。
自由作品もあるにはあるのだが、教室で毎週決まった課題を制作し、それをジャンル別にまとめて展示している。
今年は「地球を救おう」みたいなテーマがあって、シロクマを発泡スチロールで作ったり、巨大な地球に会員全員が小さな船をはりつけたり、小さな地球に自分像や自分の家をつけたり。あとは生物のスケッチが多かった(今までの展示を知らないので比較はできないのだが)。

娘は絵を3点、工作を3点出していたが、スケッチブックに描いたものが額装されて展示されているのを見ると、それなりにうれしかったり興奮したりで、自分の先生に大声で話しかけながら(・・よい子は大声でおしゃべりしてはいけません、と注意書きがあった・・・)、なぜか素足であちこち歩いたり走ったり(・・・よい子は走り回ってはいけません、と注意書きがあった・・)、最後は帰りたくないとゴネまくり、親としては行きはヨイヨイ帰りはコワイでぐったりだった。

先生は大変優しい男性の先生なのだが、昨日もそんな娘の相手を丁寧にしてくださり、ふと遠い目をしておっしゃった。
「・・・・カコちゃんが、最初に体験レッスンにこられて、大泣きされたときはどうしようか、と思いました・・・・」

今でも、時々「・・・どうしようか・・」なことはあるにはあるのだが、ほんとにあの時は私も、ここに通うのは無理ではないかと思ったのだった。しかし、本人はケロっとして帰り道ではもう「次はいつ来るの?」とのたまわったのであった。
先生の方は、翌日だったか「あのう・・・カコちゃんはどうだったでしょうか?」と心配そうに電話してこられ、「ええ、本人は大変乗り気で次回を楽しみにしております」とこたえると「・・えっ?そうなんですか?」と驚かれたようだった。
結局その体験レッスンの直後に入ったのはうちの子ひとりで、しばらくはマンツーマンでレッスンが進んだのであった。6月くらいからクラスは2人になり、夏以降は5人くらいになったのだったが・・・。

なので、先生が感慨深く遠い目をされるのも無理からぬことなのであった。

ほんとに、ピアノにしても、絵画にしても、幼稚園にしても、こんな娘を丁寧に導いてくださって、親としては感謝感謝の毎日。
ありがとうございます


<殿>はむずかしいぞ

2007年11月15日 18時54分43秒 | 雑感
昨日の「殿」についてなのだが、ネットで見る限り、世間の常識にはまだまだかなりの幅があり、個人個人の感覚にも違いがあることがわかった。

古いところでは旧陸軍のマニュアルを引っ張ってきて、「明らかに殿が上、様が下」という人もいれば、「殿を使うなんて無教養もいいとこ」とか「殿を使われると、慇懃無礼な気がしてバカにされているとしか思えない」という人もいる。
辞書には、「他人の氏名・職名などの下につけて尊敬を表すことば」とか、「公式の・場面(手紙)で、相手の名前に添える敬称。(現在、個人で使用するのは、老人が多い)」などとあって、特に目上だとか目下だとかの記載はない。
しかしこれを使われて不愉快な人は徹底的に不愉快なようで、ある幼稚園などは保護者向けには「様」、子どもには「殿(子どもは<ちゃん>とか<さん>でよさそうにも思うのだが)」、と細かく使いわけているようだ。

私としてはふと、では「貴様」と「貴殿」はどうなのか?と思ったのだが、これもどちらかというと軍人さんっぽい言葉使いなので、旧陸軍マニュアルとやらに右にならえで理解しておこうと思ったことであった。


というモロモロをふまえて、ここで「ことばおじさん」を丸写しさせていただく。

(2005年12月のNHKことばおじさんより)

手紙の宛先を書くときに、“○○様”、“○○殿”のどちらを使おうかと迷ったことはありませんか?
「様」は男女を問わず目上目下の関係もなく使える敬称です。では、「殿」はどうでしょう。実は「殿」は“男性”が“同僚または目下”に対して使う敬称です。
元々「殿」は敬意の高いことばでした。その後、身分の高い人の住む家屋を指し、そこに住む人のことを指すことばへと変化しました。
さらに平安時代には敬称として使われはじめ、関白殿、摂政殿のように、役職名につけられていました。鎌倉時代末期には、何の官職もない人に対して名前の後ろに使われるようになります。さらに室町時代から、直接言うのをはばかって「その方向」という意味で「様」を名前につけるようになりました。それらのことから「殿」の敬意が下がっていったようです。その頃の敬称の使い方は、敬意の高い順から「様→公→殿→老」であったことが、室町後期にポルトガルの宣教師が書いた『日本大文典』からもわかります。
今では一般的に「様」を使えば間違いはないでしょう。しかし、役所や会社などの公用文には「殿」を見かけますよね。目上目下に限らず「殿」を使うことが明治以来、慣例となっているためです。しかし、「様」が一般的になってきたことから、最近では「殿」から「様」にする自治体も、増えてきているようです。しかし例えば、”知事様“のように役職名に「様」は違和感があるため、役職名にもつけることの出来る「殿」が、「知事殿」の例のように、公用文などでは使いやすいのかもしれませんね。



・・・ということで、大変な歴史的変遷があるようだ。
あくまでも公用文で使われることが基本であり、私信で使うのはちょっと無理がありそうなのだが、人によっては「知事殿」などとという使い方は「二重敬称」として避けるべきという人もいるし、年配の男性から「・・・殿」という私信をもらうと親しみとユーモアを感じてうれしいというOLもありで、たかが「殿」されど「殿」というところだ。


結論。
会社内で「殿」で統一されている場合は別として(会社によっては「様」はダメなところもあるようです)、「様」を使う方が無難だし敵を作らない。

専業主婦にはほぼ「♪そんなの関係ねえ~♪」のお話ですが・・・・。



<殿>は格下げされたのか?

2007年11月14日 13時39分41秒 | 雑感
某学校の入試要項ならびに願書を手に入れるため、請求の文書を送ろうと思い、ふと考えました。
・・・○○中学校入試係には<御中>をつけるべきなのか、<様>をつけるべきなのか・・・

そんなことも知らんのか常識でしょ?といわれればそれまでなんですけど、団体名の下には御中、個人宛の場合は様として、<係>とか<担当>の時はどうなんだ?と毎度悩むんですよ、これが。
ちょっと調べましたところ、ほんとに「いろいろな常識」があるもんだと感心いたしましたが、まとめると<係>というのは数人いて、そのなかの誰か宛ということが多いので<○○係 御中>とし、<担当>は個人なので、<○○担当者様>とするのが一般的なようでした。

なるほど。。

ついで、ちょっと目にはいった文言・・

「<殿>については、以前は会社等で<○○部長殿><○○課長殿>などととつけられていましたが、本来『目下へつけるもの』であったことが広く知られるようになり、会社等でも使いません。今は、個人宛と同様に<様>が一般的です。
なお、役職名をつける場合は<○○部長 △△様>という書き方をします」


「以前」・・・ってたしかに、私が会社員のころは「社用は<様>じゃない、<殿>だ!」みたいにいわれていて、文書のフォーマットもそうなっていたように記憶してます。
ただここのところ、「殿」というのはまったく見なくなり、「様」ばかりなので、「殿」は使わないんだ・・・と思ってはいました。


・・・・そうなのか・・・<以前>・・なのか・・・しくしく・・・

それはそうと、なぜ「殿」は同格あるいは目下なんでしょう?手元にある昔の辞典には「社長殿」などの用例が書いてあるのですけど。
それは目上の人に「ご苦労様でした」と言ってはならないのと同じレベルで失礼なことなのでしょうか?・・・・・

では「殿方」はみな目下?・・(逃)





しんどくてお休みです

2007年11月13日 22時31分39秒 | 家族・友人等
娘、本日おやすみと相成った。

なんか食べては「気持ち悪い」といい(・・・気持ちの悪くなりそうなお菓子なぞを食べていたせいもあると思うが)、「しんどい」を連発。
・・・・これってインフルエンザではあるまいな?・・・・
夕方くらいに熱もかなり上がったようだったので測ってみると、39度は軽く超していて、それでもぐったりしたり寝込んだりしてはいなかった。
万一インフルエンザだと熱を下げるのはまずいかもしれないが、昨日から解熱剤一回も使っていないので、とりあえず下げてみた。
・・・・いきなり元気になった・・・・
あまりに元気なので、「もし風邪治ったら明日ピアノだし、少し練習したら?」というと
「ピアノにうつるといかんけ、弾かん」という。
・・・・ピアノにはうつらん!!うつるとしたら、そのピアノを弾く私じゃ・・
「今日は幼稚園で<カコちゃんはお熱でお休みです>って言ってるかなあ?」というと
「お熱じゃないよ。<しんどくてお休み>だよ」という。
「しんどいって、熱があるからじゃないの?」というと
「しんどいっていうのは熱があるってことじゃないのっ!あたまの調子が悪いっていう意味なの」という。

・・・・・・???????なんですと?・・・

私は、自分では<しんどい>という語は使いません。今までその言葉を使う地区に住んでいなかったから。家族内でもあまり使いません。
なので娘は<しんどい>を幼稚園で覚えてきたはずなのですが、なぜ
頭の調子が悪いという意味に?


一方私のほうなのだが、注射あとが結構腫れた。
娘の病をいただいているせいなのか、注射のせいなのか、終日さえない感じで、
大野和士氏の(ワグナーの)DVDを見たり、ショパン「葬送」を弾いたりと大変静かに(?)過ごしました。




予防接種・・のはずが

2007年11月12日 22時38分49秒 | 家族・友人等
暑い暑いと思っていたのに、いつのまにか人並に長袖を着るようになってきた。
マンションは暖かいとはいえ、朝夕の気温差はそれなりに激しい。
また低湿度歓迎なのはピアノ室だけなので、風邪その他の対策として、先日、加湿器を購入した。
そして 次はインフルエンザ予防接種ということで、予約を入れ、嫌がる娘を数日かかって説得した。

娘も観念したのか、今日は園バスを降りるとき、先生やみんなに「あたし、今から注射じゃけ」と宣言していた。

・・が、バス停から家までのほんの何メートルかで「しんどいから注射はしない」と言い出し、ストライキ気味。
しかしここは粘らねばと、なんとか必死で連れて行った。

小児科に着いて、娘の検温は息子にまかせていたのだが、ピピッと鳴ったものを見て、息子・・・目がテン。
     38度3分
・・ご冗談を~ともう一度測ると
     38度5分

・・・なぜだ・・・・たしかに「しんどい」とはいったが、文脈から察するに「注射がイヤだ」みたいなところでぐるぐる使っていたし、テレビみておおはしゃぎだったし、おやつもよく食べていたので、思いもしなかったのだが・・・


さすがにこんな熱では注射はできない。かわりに、別件で診察ということになってしまった。
溶連菌感染症が疑われたが、検査の結果それはシロ。解熱剤と、目の周りを掻いていて赤いからということで塗り薬を処方された。

・・・なので、予防接種は息子と私のみ。
息子も幼稚園の頃は大変な注射嫌いで、看護師さんと私で追っかけまわして取り押さえてムリヤリ打ってもらっていたものだが、今はさすがにシレっとしている。・・・当たり前だ、小6なのだから(笑)。
私はですね、一応聴診があるので反射的に上着をめくろうとすると、その気配をお医者さん慌てて制して(だいたいレントゲンでも頼まれもしないのにすぐ脱ぐタイプです、私)、「そのままでいいですからねっ!」。
でもですね、ハイネックなのでちょっとやりにくいかと、と思ったのだが、先生、腹側背側もすきまから無理やり聴診器突っ込んでる。

「大人はね、(注射)一本だからちょっと痛いですよ」・・・ニヤ・・・

注射はね・・私、痛いほうが好き。効いてそうだもん(逃)






後退?前進?

2007年11月10日 10時21分17秒 | ピアノ
・・やっぱりそうきたか・・と笑ってくださって結構です。

私またまた編曲ものにとりかかりました(殴)。
ステップのあと、チェンバロのことも継続して考えていくつもりではあるのですけど、先日遊び弾きしていてつかまりました。
・・・・ワグナー

私ですね、ピアノ曲ではリストが苦手、劇(オペラ)ではワグナーが苦手なんですけど、このたびワグナー=リストのある曲にとりかかることにいたしました(爆)。

ワグナーの楽劇は以前、ワルキューレをバイエルンの来日公演で見たことあります。舞台そのものには圧倒されましたけど、「う~ん」な部分もあって、その後続かず。
ピアノではテレビでバレンボイムがトリスタン(イゾルデ愛の死)を弾いてるのを聴いて、あまりの官能ぶり(・・エロともいう・・)にびっくり。
そしてまた、テレビで指揮者の大野和士氏が、タンホイザーをピアノで弾きながら解説した番組とか、トリスタンの公演までのドキュメンタリー番組を見て、「す、すごい」と思いましたけど、ワグナーそのものには興味なしでした。


このマイブームいつまで続くかわかりませんけど、とりあえずこれから半年は勉強していきたいと思っています。
ドイツ語全然わかんないし(ちょっとは習ったはずなんですけどねえ)、楽劇も全部見たわけではないんですけど、昨日うちを掘ってみたら、トリスタンのCD(全幕)が出てきたし、伝記も持ってたし(汗)、録りためた「リング(ニーベルンゲンの指輪)」のビデオもあるので、ぼちぼち頑張っていきます。


・・・・といちおう宣言しておこう(笑)。



昼間の眼科

2007年11月09日 18時11分24秒 | 家族・友人等
やっとコンタクトレンズを受け取りに行きました。

あっさり渡してくれるのかと思っていたら、眼科で診察を受けてくださいといわれ、売り場のお姉さんに、同じ階のビル続きの眼科に連行されました。

私はあまり眼科に行かないし、行っても子どもの用で夕方行くので知らなかったのですが、真昼間の眼科って人生の先輩方で超満員、診察室から聞こえてくる用語も「白内障」が圧倒的に多い。
コンタクトレンズのために来たというのが、そもそもものすごい場違い感でした。

診察は特に問題なかったですけど、
「アレルギーがあるようですね」
・・・・へっ?初耳。そですか?見ただけでわかるのそんなこと?・・・・
「かゆいこととかありませんか?」
・・・・そりゃありますけど、目が痒いのって普通あることではないですか?娘なんか毎日盛大にかいてますけど(考えてみたらそっちのほうがよほど受診対象)・・・
「かゆい時は、コンタクトレンズ入れないほうがいいです」
・・・・はい、わかりますた・・・・


目というのは、コンタクトレンズなんてもの入れられるくらいだから、少なくとも角膜あたりは相当鈍感なはずで、たとえばコンタクトレンズを鼻や口のなかに入れ続けたらどれだけ不愉快であるかを考えれば、その差は歴然。
なので、よくソフトレンズなんかだと角膜異常をおこしていてもまったく気がつかず、手遅れ寸前などということもあるようです(実際私も、私の主人も若い頃そのような目に遭っております)。



本日、眼科にあふれた人生の先輩方を見て思いました。
現在痛みや不自由を感じていなくても、日々少しずつ身体の部分部分が消耗劣化していっているのは間違いのない事実。
・・・・なので・・今のうちにたくさん楽譜を覚えておきましょう(殴)




フランクのソナタ

2007年11月08日 14時52分31秒 | 室内楽
チェロとフランクのソナタを合わせてきました。

この曲は、原曲はバイオリンソナタなのですけど、この前はヴィオラで弾いていたのがFMで流れていたし、チェロでもよく演奏されるという、弦楽器ではかなり幅広く弾かれている曲です。


~~~~~フランクについてちょっと解説~~~~~~

フランクというと<近代フランス音楽の母(父?)>という感じがするので、フォーレなんかと年が近いと思っていたのだけれど、さにあらず。
フォーレは1845-1924だが、フランクは1822-1890。
(ちなみにサン=サーンスは1835-1921、ドビュッシーは1862-1918、ラヴェルは1875-1937。ドイツでいくと、ブラームスは1833-1897)

手元の音楽事典によると、フランクの父はベルギー系、母はドイツ系。リストやワグナーを師としたが、フランスの教養、長年のフランス生活が加わってまったくフランス化し、晩年にはフランスに帰化したそうだ。
ピアノを教えたり、教会のオルガンを演奏することによって生計を立て、早朝の時間を作曲にあてていたが、その作品が世に認められたのは67歳の時に作った弦楽四重奏でであった。先に示した生没年でお分かりのようにフランクは68歳(もしかすると67歳かも)で亡くなっているので、いかにそれが晩年のことであったかがわかる。
このバイオリンソナタも書き上げられたのが1886年だそうなので、64歳の時の作品ということになる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この曲は大変有名なソナタなのでご存知の方も多いと思うのですが、4楽章からなっていて、ピアノパートの比重がかなり重く、瞑想的だったり、嵐のようだったり、溌剌としていたりする約30分ほどの曲です。はっきりいって相当難しい。
伴奏などという類のものではないので、譜めくりするヒマもないし、それやるといちいち止めなければならないと思われたので、練習とはいえ、譜めくり人を調達していくことに・・・。チェロの友人宅と私の宅の中ほどに住む友人を拉致(笑)。
拉致っていってよかったです(ありがとうございました)。ほんと譜めくりどころでなかった・・
今日は1&2楽章やりましたけど、特に2楽章、譜を見るのもやっとなくらい手が忙しく、一瞬の油断でオチてしまうので、現時点の弾きこみ度ではなかなか至難でした。

アンサンブルは私相当好きですけれど、特に他楽器との経験は「金のわらじをはいてでも」機会を得たいところです。
というのはですね、それを経験するといかにピアノという楽器が「簡単に」音を発しているかということや、逆に他の楽器の音(声でも)がいかに「空気を含んでいるか」を感じるから。

今日ももちろん「合わせる」ことはまず大事なんですけど、たとえば同じフレーズが2回続けて出てきた時に、チェロのほうは2回目はポジションを変えて弾くこと(つまり別の弦で弾く)で音色や音量を変えるとか、同じ2音の並びでも弓をいちいち返して弾くのかそのまま弾くのかで歌い方が変わってきますから、当然ピアノもそれに合わせるようになるし、もしユ二ゾンだったらこういうところを合わせていかないと話にならない。
ピアノだと、だいたい端のほうの鍵盤に音が飛ぶ時に自然「間」があいてしまいますけど、弦楽器だとたとえ音は離れていても隣の弦だったりすると弾くのに間はいらなかったりするし、そういうそれぞれの楽器の都合をも理解したうえで音楽をまとめていくのが楽しいわけです。
こういうことは、小さいころから合奏楽器をやってきている人にとってはごく当たり前のことなのでしょうけど、ピアノばかりをやってきた人間はそのあたりが弱い・・・。

自分がこういう経験をするたびに、子どもにはなるべく合奏(せめて連弾)を当たり前のようにさせていきたいものだと思うのですが、なかなか難しいです。
でも、そういえば昨日のピアノのレッスンで娘が「この曲をお父さんのバイオリンと一緒に弾いてみた」と先生に語ってましたんで、たま~のそういう経験でも子どもにはそれなりに印象深いようなので
・・・・おとうさん、も少しひんぱんにバイオリン弾いてきかせてくださいよねっ!!・・・



それはともかく、今日は「音楽やってきたあ~」な気分であります。

・・・・・・・・・そんなこと言ってるから受験生がいるようには見えん、といわれるんですよね・・・へへ




さういうものに わたしはなりたい

2007年11月07日 23時57分50秒 | 家族・友人等
先週はほんとに毎日なにかしら用があって、月から金まで外出が続き、土曜だけヒマで(そのヒマも男子校文化祭見学でつぶれた・・・笑)、日曜がステップ本番だったのだが、
今週にはいってパタリとヒマになり、外出というと娘の習い事のつきそいくらいになってしまった。
こういうときこそ、エアコンの掃除だとか模様替えだとかをやればいいのに、その気合はなく、結局ピアノを弾く時間が長くなっただけ・・というまことに主婦としてはどうなのよ、という状態だ。

ひとくくりにアマチュアのピアノ愛好家だとか、社会人の愛好家だとかいいますけど、はっきりいって、私ヒトサマよりこれだけ時間があるわけです。
少しでも上手にならないといけないし、ただダラダラ練習していてはバチが当たります。

私の演奏を聴いたことのない人にはよく(たとえそれが近しい人間であっても)「いいなあ・・・優雅で。働かなくてよくて、好きな曲を弾いてられるんでしょう?リラックスできていいなあ」みたいなことを言われますけど、演奏を聴いたことのある人からはそういうことはまず言われません(爆)。

・・・・・まず、「優雅で」という表現がありえない・・・・

・・・・・次に「好きな曲」というのは当たっているけれども、一般的に想像される「好きな曲」とは少しずれてる・・・

・・・・・最後に「リラックスできる」というのは、私自身はそうなのかもしれないけれど、聴いてる方は必ずしもそうではない・・・・


でも大変よい機会なので、
<ガウンなぞを羽織り、かたわらに紅茶など置き、グランドピアノでリラックスできる音楽を日がな一日奏でる深窓の奥様>
という私をご想像くださいませ。




プレイバック!

2007年11月06日 10時03分48秒 | 家族・友人等
うちの娘は幼稚園大好きなので、朝「行かない」ということはまずありません。
ところが昨日の朝はいまいちな感じでした。

少し風邪気味なのは土曜くらいからでしたけど、鼻水をとってやってもまだすっきりしないようで、朝食も進まず、ぐずぐずいっている。
熱は・・微妙だけど、子どもとしては普通の範囲。
このまま幼稚園へやってもご迷惑かも、と思って、「今日休む?」ときいてみると
「幼稚園でなにがあるか気になるから行く」という。
でもしばらくすると「休みたい」といいます。
出なければならない時間まで延々この繰り返しで、でもバス停まではなんとか普通に歩いたので安心していたら、バスが来る直前に「今日は休むのに・・」という。


そんなこといわれても、もうバス目の前にきてますからね、「ハイハイ」とバスに積み込みました。
でも、なんかベソ寸前の顔でして、こりゃ途中でお迎えかもなあ・・・と覚悟しました。

ところが結局3時まで園からはなんの連絡もなく、普通にお迎え。

娘はたまに帰りの園バスで眠ってることありますけど、これが寝起きが異常に悪い。バスから降りるまではいいとして私と二人になると凄まじい。
麻酔からの覚醒が悪くて妄想状態になったかのような暴れよう(爆)。
昨日のは、もともと具合が悪くてそうなのか、ただの寝ぼけなのかわからないのですけど、とにかく
「今日は行く日じゃなかった。風邪でお休みする日だった!!!」と大暴れ。

なんでも、先生に「しんどい」と言ったのに、熱をはかってみて「大丈夫」で却下。
お母さんも迎えにこないし・・(そりゃ園から連絡なければ行かないよね)、とそれはそれはご立腹。
それは悪かったなあ・・と弁当箱を開けてみると完食。山遊びにも行ったようだし(これは全員ではなく、行きたい子がいくようになってます)、話の断片断片から察するに楽しかった場面も多々あるよう。

この園では、泣き止まないようなことがあると即、親に電話がくるらしく(うちは一回もないですけど)、お母さんたちがしょっちゅう電話がきたきたというので、たぶん園ではそれなりに過ごしていたのだろうと思うことにしました。


娘はダレに似たのか相当粘着な人間。
「今日はお休みする日だったんだから、幼稚園に電話して、<5日は最初からやり直して、カコちゃんは風邪でお休みします>っていって」としつこい。
・・・あのさあ、もう一日終ってしまったんだから、いまさらいいじゃないの?といっても
「今日はうちでお休みする日だったんだから、やりなおす」と主張。
あまりにも面倒なので、「ハイハイ、幼稚園にいっとくよ」というと、安心したのかそのまま寝てしまいました。

その後、夜の9時くらいに起きて
「お母さん、幼稚園は5日の日をやりなおす、っていってくれた?」

・・・・おそるべし、粘着・・・・

「あのね、ほんとうは言ってません!もう一回今日の朝からやるなんて・・・録画の巻き戻しじゃあるまいに。ムリですっ」
といってもまだぐずぐずいってる。

「いくらお母さんだってね、地球が回るのを止めることはできないんだよっ!!わかった?!!」

「・・・・・・・?????お母さん、地球なんて回ってないよ。・・・」



・・・・・おそるべし天動説。ええ、すべてはあなたを中心に回っておりますとも、女王さま・・・・・



今朝は超ゴキゲンで園バスに乗られた女王様、どのようにお過ごしあそばされていることか(泣)