唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

退院の説明。

2014-08-09 13:54:44 | 間質性肺炎

 退院に向けて先生が家族にお話と、言う事で兄が来てくれる事になってましたが、ご夫婦でいらっしゃいました。 9時過ぎ到着という事は、早朝5時半出です。 という事は4時代に起床です。 お急がしい中、早朝から何とも申し訳ありません。


 ただ、「心配しているの。」 「心配しているんだよ。」 「家族なんだから。」 「家に帰ってきたら。」と、来たもんだ。
【俺は元々、「家族なんだから。」とか「大将なんだから。」by谷垣、、とか、「親友なんだから。」とか言葉遊びが大嫌いだ。社会的関係性など関係ない、問題は心が通っているかだ。】

  普段の接触は殆ど無い。 今までの付き合いから人の面倒など見ても2日と持たないタイプなのだが、
子供に言い分を押し付ける母親のようにこちらに押し付ける。 
  
 それを自分で迷惑だと感じていない所がまた困ったもんなんです。 
 
 
 先生との話、一通り説明が終わって、 こちらから、

「色々と治療を考えて頂いているのに、勝手なことばかり言ってすいません。  
ただ、前回麻酔で眠る前、それまでは、いつ起きられるか解らない麻酔を拒否し続けてましたが、結局は辛くなってこちらから先生に処置をお願いしました。 今回も、辛くて我慢できない所まで行くとこちらから治療をお願いするかもしれません、、、、
 それと、前回現実的に死を意識するという経験をしたので、幸い助かった後は、ある意味物凄く充実した生活を送れているんですよ。 命に限りがあると思って前より一生懸命生きられているように感じていて、そういう状況を有難いとも思っているんです。 ですから、長く生きるのも大切ですけど、 どれだけ満足した生き方が出きるかという事も大切なのでそういう選択をしてるという面もあります。 普通は中々理解されないと思ってますが、 ご理解下さい。」 と、言った。

 医師、研修医、看護婦、兄夫婦にまとめて説明するつもりで話した。 心の中を覗かれるようで嫌だったが仕方なく。
 

 しかし、通じない人には通じない。 その後、談話室で少し話をしようとすると、
 
「ねえ、どうして、OOはやるの嫌なの?」 「なんでOOOすればいいのにやらないの?」「なんで、 理由を教えて。」   と、来たもんだ。
 さっき、何のために話したのか、全く意味が通じていなかった。

 その後、部屋での会話では、看護婦さんには自分の考えはしっかり通じていたようで共感を得た。 看護婦さんの真意は解らない、しかし、それで自分は安心する。 気遣いとはそういうものだ。

それで、退院の日にちは何時がいいですか? と、聞かれ。
 「お盆明けがいいです。 お盆は忙しいから。」  俺に確認してるのに、俺の都合など聞かずに、兄貴にも相談せずに答えてました。

 後から、看護婦さん俺に再確認。
 俺 「病院の都合でいつでもいいです、一人で帰りますから。」
 看 「そうですよね、来た時も一人でしたからね。その方が良いみたいですよね。」

 
 以前、311災害時に実家を心配してかえる途中、外人のヒッチハイカーが居たので、乗せたことがあった。
その事を知った兄貴の嫁さんは、「そんな危ない事をして、信じられない。」 と、何故か俺に説教した。 物の基準が全く違うのだ。
 そういう人なのだ。

こんな所へ帰ったらどうなると思うか、、想像に難くない。。